そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

機界戦隊ゼンカイジャー#7「魔界の王子は気がみじかい!」

テレ朝:https://www.tv-asahi.co.jp/zenkaiger/
東映https://www.toei.co.jp/tv/zenkaiger/index.html

脚本:香村純子 監督:山口恭平

「はあ!?はあああっ?」

 

はあ~!?

まさかの超合金!メタなの?完全にメタネタなの?超合金は偽物扱いなの!?!?(爆笑)

今回普通に始まって、新キャラ、ステイシーが人間に見えるから生き物大好きガオーンちゃんが戦えない〜とかそういう話だと思ってたのに。途中からなんでこうなった?的な。(・Д・)ポカーン

  

ステイシーは偽物の戦隊を出してくるのに対し、介人曰く「ゼンカイジャーのモデルで俺の父ちゃん母ちゃんたちがいいと思ったヒーローが、トジテンドみたいなやつらの手先になるはずがない!」という揺るぎなき信頼感でステイシーを怯ませ、そういうステイシーはバラシタラの息子?人間なのか機械なのか、変身したら遺伝子螺旋が機械に書き換わったよ!って葛藤なのかとか、(てかキカイノイドは遺伝子あるの?どういうことなの??)今週そういう話なんだと思ったのに。なんか違う方向に話が…キカイノイドは硬いからって話でキカイノイドと人間のハーフ持ってくるのあまりに反則展開すぎるよw

もちろんキカイノイドと人間のハーフってどういうことなのかとても気になるけど、ステイシー本人が気にしてないっぽいのは一体。

とりあえずステイシーのステイシーザー形態(なぜ暴走族的当て字?)、ヒーローっぽいのに色は敵役。てか既視感はキカイダーか?

と思ったらバトルフィーバーか!(>公式)だから「邪バーン!」なんだ!Σ(゚Д゚)

さすがアニバーサリー戦隊、公式の解説なしにはネタが追いかけきれない。

でも紫ならチェイスもだし(仮面ライダードライブ)、最初からたこ焼き食ってるからアラン様属性もあるならもう最終的に仲間になる未来しか見えないんだが。

オレちゃんはあの張り合い方はワタルと虎王思い出しましたよ?w

 

偽物戦隊と偽物戦隊ロボの出現で苦戦かと思いきや、「イジルデ、天才全開じゃん!」はないと思うの。介人能天気ポジティブすぎ。

そして自分たちがでっかくなって戦えばいいって話に「それだ、踏み潰そう!」っていうマジーヌすげーな。あれだ、ボウケンイエロー思い出したわw

あ、ロボアクションでいつもの定番な宙明サウンド!いつから使ってた?今回から?

てかロボアクションでいいんだよねこれ。変身した本人たちが巨大ロボ化して、その状態で普通にセットの中でアクションすると巨大ロボ戦に見えるってある意味凄い発明、いや、それも今更なのか?なんか随分やりたい放題だよなあw

ともかく引きは超合金も召喚できる(偽物ロボ)から大ピンチってことで、そして次カイにつづく!

 

予告。

え、またまた新キャラ!?てかメダル頂いちゃうぞ〜的なキャラってめちゃめちゃ既視感じゃんって巻き戻して見たらこいつ金色のゴーカイジャーじゃん!ってことはやっぱりお宝横から盗んでいくやつ?何でもありすぎるな!!!

 

公式曰く、「劇中の時系列は、第6カイ→劇場版『オール戦隊大集会!!』→スピンオフ『ゼンカイレッド大紹介!』→第7カイ」ってことですか。やっと劇場版に追いついた?

そしてステイシーの世古口凌くんは当て書き。世古口くんが主役だったら介人ってどんなキャラになってたんだろ。興味はあるなw

 

キラメイジャーvsリュウショウジャー対キラメイジャやばいゴールデンウィークってすぐじゃんまだ余裕あると思ってたのにキラメイジャーまだ全部見終わってないよやばいそして NO MORE HERO 泥棒って何やばすぎるwww

大豆田とわ子と三人の元夫 #1

https://www.ktv.jp/mameo/

脚本:坂元裕二 演出:中江和仁

 

映画のようなクールで青みと奥行きがある美しい画面、洒落た外国映画のような音楽、流れるような伊藤沙莉の講談調ナレーション。

知人に「田中」「佐藤」「中村」と呼ばれるやたらややこしい基本設定の主人公「大豆田とわ子」の内面と状況を徐々にあからさますぎるほどに説明していく、基本会話劇のドラマなのに異常に面白いよ!

てか松たか子の元夫に松田龍平、角田宏明、岡田将生を持ってくる。その取り合わせを思いつくか〜

それにしても岡田将生は「三角窓〜」でも改めて思ったけど、本当に顔が綺麗だな!(まずそこか!?そこ大事だよ!)

 

あまりにもドジっ子というか注意欠陥ADHD気味というか、でもそれなり優秀で社長で3回も結婚してる大豆田とわ子。

でも横浜大桟橋にいるいかにも外国戦の船長風の自称船長はどう見ても国際ロマンス詐欺だよ!気がついて、その男はインディードの男だよ!転職じゃなく詐欺だけど(つかそれ以前にバッグ盗まれると思ったし、多分それ自称船長とグルだし)

どう転ぶのかまったくわからない展開と気を抜いてセリフ取りこぼしたら面白さを逃してしまう、そんな集中力を試されるドラマ!なんだそれ。

何年かぶりに元夫たちに会うことになったけど元夫たちもクセが強いどころじゃない変人レベルの人ばかり。気が抜けねえ〜

冒頭のタイトルカットとラストに必ず大豆田とわ子がカメラ目線でタイトルコールをするよ。

視聴者がよくわからないままに情報量で攻めて「全てはそういうことですから」と突き放すような雰囲気、嫌いじゃない。

 

お風呂の鼻歌というには本気すぎる松たか子の「ロマンチックあげるよ」@ドラゴンボールエンディングテーマ曲をありがとう!

 

恋はDeepに#1

https://www.ntv.co.jp/deep/

脚本:徳尾浩司 演出:鈴木勇馬

 

あまり見たい気にもならなかったけど、一応見てみたらなんといううんこドラマ!

最初わりと軽快な感じのトレンディドラマ(死語)かと思っていたんだけど、あまりにもひどすぎる。これ誰得ドラマ?

石原さとみのちょっと不思議ちゃんっぷりも、クールぶってるけどふとした拍子に素敵な笑顔を見せる昔の田舎ヤンキーみたいな綾野剛も今さら設定すぎてちょっと食傷気味だし。

と思ってたらまさかの人魚姫設定!?

海洋学者の渚海音(石原さとみ)が1人でしゃべる不思議ちゃん炸裂、ウミガメをおじさん、ミノカサゴを近所のおばさん呼ばわりするとか、どう考えても海の住人当事者発言。どう見てもこれ人魚姫だよねーと思ってたら、溺れた王子を助けてキスして(決して人工呼吸ではないぞ)まさに人魚姫スだよプラッシュ!

個人的には渚が1人で喋るとこ、最近何かで見たような…と思ってたけど「不滅のあなたへ」の死者が見えるボン王子w

今さら誰が石原さとみの不思議ちゃんを見たいのかってのは置いとくとしても、綾野剛のお疲れ顔はさすがに厳しすぎる。王子様オーラ全くなし。むしろ三男の渡邊圭祐の方がよっぽど王子様。(今回のポジションはとても良い)

この地に足ついてない、誰得だかよくわからない地に足ついてなさそうなドラマを今この御時世にやる必要あるの?…と思ったけどももうちょっと見てみよう。

大谷亮平、綾野剛渡邊圭祐の三兄弟はちょっと良さげだけど、それ自体すごくおとぎ話感ありあり。なんだろう、今まだかろうじて地上波TVドラマを見てる人はこんな安っぽいファンタジードラマを見たいのかしらん?

ああ、それより何より一番言わなきゃいけないことは、巨大マリンリゾート開発とその目玉の海中展望タワー。渚ちゃんは海中展望タワーは大反対みたいだけど、これ高知県足摺岬に昔からある海中展望台まんまなんだけど。(1話削除しちゃったから画像確認できないけど赤いやつだよね)

ああでもあの3兄弟のおうちはいいなあ、羨ましすぎる間取り!

 

機界戦隊ゼンカイジャー#6 「不快不可解ゴミあつかい!

テレ朝:https://www.tv-asahi.co.jp/zenkaiger/
東映https://www.toei.co.jp/tv/zenkaiger/index.html

脚本:香村純子 監督:諸田敏

「ゴミの山から物探すの、慣れてるんで」「あ、そういう…」

 

ジーヌが汚部屋の女でゴミ耐性あってよかったね〜…って、そんなわけあるかい!ww

てゆーかゴミトピア=ゴミの世界って何だよ!そこは誰か住んでるの?どういう世界なんだ。もしかして片付けられない住人がゴミを出し続けたため滅んでしまった世界…とかいう設定じゃないよね?(そういう話だったらそれはそれで萌える)

けどやっぱりゴミの世界は嫌に決まってる。ゴミにまみれた世界は欲しくないというボッコワウス様の言い分まさにその通り。

ブルーンの活躍のための話だろうけど、ゴミの片付けで各キャラそれぞれの性格を見せていくというのもセオリー通り。

介人が漫画を見つけて読み始めると「片付けあるあるのトラップです!」

ガサツなおっさんジュランには「分別がされていません!やり直しです!」

ゴミに埋もれた猫(ぬいぐるみ)を助けようとしているガオーンに「死にそうな猫さんはいなかった。よかったじゃないですか!」(てかぬいぐるみと生きてる猫の区別つかんのかーい!)

 

やる気はあるけど散らかすばかりでまったく片付かない片付けられないマジーヌは言語道断自宅待機。役に立たないなら確かにいない方がいいよね。ってかマジーヌまじ問題ありすぎw「わかりました。皆さんはもう結構です!」「ウソ〜」「本当です!」笑う〜wwwガオーンの動物マスクもカワイイw

しかしこれ、撮影所内とはいえかなり念入りにゴミ集めててこのセット作るのも大変そうだなあ。

そして突然の美少年。ウールかと思ったよ!介人のライバルになるのか?どうなんだ。

そしてそして突然の皆さんのやる気のなさ。

「望まぬゴミに囲まれた生活は心を蝕むという現象でしょうか」

ゴミに囲まれてると心を蝕まれるよ。わかる、ものすごーくよくわかる!オレの心もずっと蝕まれているよ(訳:部屋を片付けたい)うちにブルーんさん欲しい。

 

町中からリアルゴミ捨て場に。

ゴミワルドに人間の介人は生ゴミに。おじさんのジュランは粗大ごみ。そもそもキカイノイドのガオーンは不燃ゴミっていろいろ苦笑い(苦笑)

ゴミに埋もれたブルーンを一瞬で見つけたマジーヌ、2人の相反するきれい好きと汚部屋女が和解した!よかったよかった。

そして全開リサイクル。

世界初のゴミのヒーローってなんだ。それでいいのかと心配するゴミトピア。だってボッコワウス様だってゴミの世界は嫌だって怒ってたじゃんよねえ。介人たちがおかしいよ?そしてセッちゃんは世界初かどうか調べなくてもいいよww

まあ今回は楽勝で勝てたし、「粗大ゴミは申し込んでから捨てるゴミ〜」は後世に伝えたいセリフでやんす。

事件?は解決してもマジーヌのドジっ子+片付けられないコンボは治らない。身近にいたらちょっとお付き合いは考えたいが、多様性大事。(無理やり納得)

しかし今回は撮影所内 いつもの道とかお向かいの大泉西友オズとか近場使ってるなあ。あんなパイプみたいな通路がある建物どこだってなるよ普通(苦笑)

 

予告。

え、息子!?息子なの!?人間じゃんよ。

ネメシス#1

https://www.ntv.co.jp/nemesis/
脚本:片岡翔、入江悠 監督:入江悠
 
ミステリードラマで講談社タイガ文庫とコラボ企画。
脚本家の他にトリックを考える作家たちが複数いて各話のストーリーやトリックを考えつつシリーズ通してヒロインの謎を明らかにしていく話という日本のドラマでは珍しい複数脚本家に近いシステム。
そして櫻井翔広瀬すず江口洋介がメインで脇役もなかなか曲者揃い。こりゃ期待しない方が無理というもの。
…と思っていたんだが。
え、まさかのそんなトリック?!?!?!
いやそれ以前に話も面白くない上に、天才と自称する誰も天才とは思えないんだけど。
これかつての「探偵物語」みたいな面白おかしいライトな探偵ものを目指してるって割に、うーん、トリックかキャラのやりとりかせめてどっちかにしとけばというか。現状キャラもやりとりもそんなに面白くないんだけど。
相変わらず面白かった時よりつまんなかった時の方が描かなきゃってなる感想ブログですw
 
オレ、そもそもトリックありきな推理小説って子供の頃からまったく好きじゃないんだけど、正直「だからトリック優先の推理小説ってー(うんざり)」と再確認するようなドラマだった気がするよ?ぶっちゃけ途中で寝そうになった。(いや一瞬寝た)
まさかあのトリックでこのストーリーが解決OKだとは思わなかったよ。まだ一捻りくらいあるのかと思った。
犯人が伊武雅刀演じる大富豪の澁澤火鬼壱氏(磯子ドンファンって…)を殺す動機もあまりにもアホらしいし、面白くないし。
しかも今回のトリック&犯人特定は目的と方法から割り出した“だけ“だけど、そのひらめきだけで助手の美神アンナが天才と言われても…
というか、1番の違和感はそのトリック?と言っていいのか、高い場所にある目的のものに手が届かないから踏み台としてミネラルウォーターが入ったケースを二つ必要とするような背の低い人間が犯人だって、それ推理?
あのケースって普通の段ボール箱だよね。そもそもケース二つ重ねないと高いところに手が届かない人間が、ケース二つ重ねた高さを踏み台にするのは難しいと思うんだけど、どうかな?しかもドラマ内でそれ再現しなかったよね?あ、できなかったからか。でもそういう問題じゃないというか。その犯人特定の推理って、面白かった?
というか水のケースは人が踏み台に使えるほど丈夫じゃないと思うし、今うちにあるケース測ったら高さ30センチ、つまり二つで60センチ。そこにえいやっと足をかけたらまず段ボール箱潰れると思うんだ。
そして2リットル×6本=12キロの水のケースって、そんなに軽くはないと思うんだ。夏になったらオレもコンビニで水をケース買いして持ち帰るけど結構重いよ?身長の低い人間(女性)には尚更でしょ。
できるかどうかわからないことをトリックとして提示する推理自体がどうなんだろうって思うわけよ。
その時点でもうないわーって感じ。これ本当にイケると思った?

それ以前にその大富豪が殺されるという話がまったく面白くない。
初回1時間だからってことじゃないと思うけど、メインキャラの面白さも全然展開してないしゲストも掴めないうちに事件が起こり解決するって。
アンナのあの「別世界に入る」という能力?も正直ピンとこないよ。ガリレオの湯川先生の数式みたいなことを仮面ライダーWのフィリップの「地球の本棚」みたいにやりたかったんだろうけど、全然上手くいってないような。
いやあの「入る」能力のアイデアに抱いた違和感って、イマドキの映像もの(ドラマや映画)ならそれは「能力の見せ方としての演出の範疇」であって、キャラクターの能力そのものではないってことなんだよ。演出の人、気がついて?新しくはないよ?WだってBBCの「SHERLOCK」のビックリ演出だってもう10年前なんだけど。
まあこの辺はもうちょっと様子見るけど、厳しいな。
 
美神アンナと風間尚希、広瀬すず櫻井翔のよくわからないカンペ出しのやりとり、微妙に面白くなくもないけどあの2人のキャラや関係性がまったく見えてない状態でのあれやられても。名探偵コナンの麻酔針で眠らせて推理を披露とどっこいどっこいか。
なんかアンナをめぐるミステリーに辿り着く前に、各話のストーリーのあまりのしょぼさとありえなさに視聴モチが保てません。

つーか、ライトな探偵もの風なわりに意味不明な成り行きで人殺しすぎ(オレの1番好きじゃないやつ)(だからトリックありきの推理小説が好きじゃない)次回から見るのをためらうな…
あ、どうでもいいんだけど、冒頭の19年前のシーン、赤ん坊のアンナが19年たって広瀬すずになるのはいいんだけど、櫻井っていくつだっけ、39歳?じゃあこの時20歳そこそこかー…って思って、すずと櫻井年の差に「ふぁ!?」ってなったw(すずはリアルでは22歳だけど)

不滅のあなたへ1~14巻


NHKで番宣してた(Eテレアニメ「不滅のあなたへ」公式サイト)のを見て興味を持ったんだけど、「聲の形」の作者の大今良時なんだね。

試し読みの1話目(と言っても80ページくらいある)を読んだら結構好みの話、基本不死の人の話が好きなので既刊分14冊一気に大人買い。そして一気読み!面白いけどなんか変な話だな!変というか、情報量多くて内容も濃いけどいろいろ予想外の展開すぎる。

前世編だけならただのよくあるファンタジーものだけど、まさかその世界観のまま現在(現世編)に展開するとはとんだハイファンタジー。今のわしらの世界と同じようでちょっと違う、フシが500年前に世界を平和にしたまま伝説となって生きてる世界。えー!

むしろ現世編の方が(色んな意味で)ワクワクするかも。というかこの時代でのノッカーとの戦いとは一体?まだ全容が見えてないんですけど。

 

試し読みを読んだ時も思ったけど、基本的に「ファイアパンチ」と似たような話というかテイストだなぁと思ったんで調べてみたら、ファイアパンチ不滅のあなたへも連載開始が2016年なんだね。なんかそういうテイスト流行ってたのかなあ。

ちなみに「鬼滅の刃」も同じく2016年から連載開始だけど、つまり不死の人間の話がこの年集中してたってわけね。2016年ってマジで何かあったのか。みんなどんな電波拾ってたんだ?

 

聲の形」はあの読み切りが話題になったときに読んだけど、キャラも絵柄もいまいち好みじゃなかったからそこで興味失ってました(アニメは見たけど>金ロー、京アニなのでやっぱり好みじゃない)

なのでまさかこういうタイプのハイファンタジーが描ける人だとは思ってなくて。正直この作品の作風はかなり意外だなーと思った。

人物キャラ以外は、何て言うか、今どきメビウス?って感じだけど、あれもご本人の絵柄なんだろか。作者は32歳らしいんで知らないと思うけど、ああいうメビウス風の絵柄って90年代前半に一部のオタク系漫画家の間で流行ったんだよね。わいもメビウス持ってるし、観察者とかまんますぎるw

 

でも、最初の方こそ人物キャラの描き込みもそれっぽかったけど、だんだん線が少なくなって元の絵柄?に戻った感じはあるような。それはそれでどちらにしても上手いし絵の雰囲気は嫌いじゃないよ。

フシが思ってたような不死者のキャラじゃなく予想以上に天然でいつまで経っても悟りを開かないのが意外なとこで。常に悩み続けて考え続ける、それ含めて作者も頭いいんだろうけど、そこの説明もそんなに丁寧じゃないから意外と難しいのではと思わんでもないかな。面白みをどこに見出したらいいのかわかりにくいタイプの漫画かも。(難しく考えすぎ?)

というか、少年の姿よりオオカミの姿のフシの方がカワイイというか、ちょっと動物のお医者さんっぽいというか(リアルな動物が喋るから?)

キャラはグーグーとピオランが好きですw タクナハ編の酒爺含めた4人とリーンが出入りしてた時期が一番好きかなあ。あの辺の話もっと読みたかったわー

そしてウラリス王国編はいろんな意味でつら…( ;´Д`)

ボン王子はチートキャラだけどやっぱりキャラ設定ややこしすぎ。多分2回目読んだらよくわかるキャラw(そしてあの使い方はやっぱりチートすぎですw)

 

あと、これは個人的な好き嫌いの話なんだけど、絵柄はやっぱりちょい苦手というか、微妙なリアル感とか、あとハヤセやその生まれ変わりのミズハが美少女?って枠に入れてることが…

フシ(=少年)が美少年キャラなのはわかるけど、ミズハやハヤセの顔は美少女なの?好きかって言われたら好みじゃないというかキャラ絵として古いというか、少年や動物の絵に比べるとあのキャラ絵って漫画チックすぎる思うんだよね。なんつーか 80年代ぐらいのマニア系漫画の絵柄を今の線で描いてるって感じ?まあそこは本当に好き好きって話だけど、女の子キャラは自分的には割と苦手の方が勝る絵柄なので…背景モブとかじーさんやばーさんは好きな絵柄なのにー(本当に単に好みの話なんだけど言わずにはいられないくらいに苦手)

それ以前にハヤセやミズハ、あの一族のフシに対する間違った執着が気持ち悪いのかも。

   

長い物語だけど、予想してたような不死者の話じゃなかったし、伏線や布石もうまく使ってて読み応えはあった。

なんとなく展開ネタバレだからはっきり言わないけど、クライマックスで今までのキャラクターが勢揃いするとこはいいけど、現世編はちょっと二次創作っぽいなーと思わんでもない。

鬼滅がエピローグの後日談としてきれいに終わらせたところを同人的に広げてるって感じ?まあイマドキはそれもありなのかなー。(そういう意味では個人的には鬼滅の方がプロだなと思うw)

基本的に今の漫画としてああいう複雑なキャラクターやちょっとしたギャグ(を上手く描けることも込み)が標準仕様だとしても、フシの設定や能力がすごく手が込んでるなーって感じ。ストーリーもあんまりセオリー通りじゃないというか見たことない展開の話だね。

守護団の設定は結構秀逸。年月を重ねるからこそ生きる設定だし、現世編での扱いはなるほど!というね。普通にありえるし、転生編あってこそだよな。守護団もああいう時間経過に使うだけじゃなく、反フシ勢や宗教として興味ない人たちももうちょっと設定として見たかった。

あ、あの過去あっての現代の設定もすごいよ。ものすごい過去の話かと思ったら時代的には中世くらいだった?見たことない文字を使ってる現代はパラレルですw

 

あと少年とジョアンがいた地域が北極圏とかアラスカだとしたらニナンナは北米っぽい。マーチたちはインディアンかな。

でも日本(ヤーマン?)的なヤノメ(うどんとか団子とか箸とかあるし)はあの世界では船じゃなくてもいけるってことで南米辺りっぽいけど、船使ってるけどタクナハも同じ大陸っぽいし古代中国っぽいよね。ウラリス王国はヨーロッパかなーと思ったけど、現生編で日本ぽいとこにある青木家やオカ研連中が根っこの伝説が海の向こうの西にあるって言ってるの、ヨーロッパとすると間違ってはないんだけど、もしかしてアジアとか日本はないってことかなあーとかいろいろ考えてしまうよ。気になるからあの世界のマップ作って欲しいなあ。作者的にはあるんだろうけど。

青木家の人々はちょっと「キルラキル」のノリ思い出したけど、あの展開は嫌いじゃないw

このあとどういう展開なのか楽しみ!というかあとどれだけ続く予定?

アニメは原作読んじゃったから(原作通りなら)特に感想書いたりはないかも。どうだろ。

 

 

最新刊は14巻だけど今月15巻が出るっぽいよ。

 

 

機界戦隊ゼンカイジャー#5「握り握られスシ大会!」

テレ朝:https://www.tv-asahi.co.jp/zenkaiger/
東映https://www.toei.co.jp/tv/zenkaiger/index.html
脚本:香村純子 監督:諸田敏

「なーんか大人」「なんだ、今頃気づいた?人生のパイセンよ俺」

 

なーんか人生のパイセンのいうことにしみじみしちゃったですしおスシ〜

主人公の介人の言動が何もかも小学生男児レベルに子供っぽいので、余計にジュランがマジ大人カッコイイ!

 

今回もまた寿司の世界スシトピアとは?とテレビ画面に突っ込まずにはいられないんだけど、寿司の世界であって握りの世界じゃねえってことは巻き寿司やちらし寿司の立場とは?とまたまた突っ込まずにはいられないでスシ!

仲間がそろった途端に介人がジュランとコンビで動けない状況に。

人間界大好きガオーンが主導してスシワルドの誘き寄せ作戦を立てるけど、寿司握れんのかよ。ふりかと思ったら最後も普通に寿司握ってるし、なぜ機械なのに寿司とか食べ物にうるさいのかガオーン。どんなとこだよキカイトピア。

 

ともかく、あんな公園で遊具に握られたまま一昼夜、近所の目も気になるところですが、変身しようとしてキュウレンジャーの力を閉じ込めたギアを使ってよっしゃラッキー!まさかの超絶ラッキー!なんだそりゃwww

宇宙戦隊キュウレンジャーのギアの力が「よっしゃラッキー!」ってそれ、「キュウレンジャーの力」でいいんだ?(笑)

何気にだけど、やっぱり今回も歴代」レジェンド戦隊見てないとよくわからない前提だなw

 

ともあれ介人とジュランは握られたままよっしゃラッキー!の連続ラッキーでいつもの採石場へ。

つーかガオーンの、「スシワルドも人間よりは酢飯を握りたいはずだ」ってその理屈が既にわからないけど、上手くいったならそれでいい。

回転寿司もだけど、介人の「 こんな店は営業停止だ!」とか「硬くて不味そう」とか言い草が酷くてちょっと笑うw

介人は本当に本気で嫌味なく子供マインドだなあ。かつてここまで子供な主人公がいただろうか、いやない。大人なのにアホキャラはいるけど、真面目に子供マインドは意外といそうでいないような?そこはあまり突っ込まない方がいいのかしら。友達いなさそうだし。(そこ?)

 

お話的には行方不明の両親の情報に動揺して、目の前の敵や被害に気づかず大失敗。しょんぼりする主人公…というターンだけど、そこをいい感じに理解して諭して励ましてくれるジュランというおじさ…大人なキャラのおかげで、番組序盤にしてブレない目的を持ててよかった。それが失敗だってわかってるところが子供っぽいけど子供じゃないってことか。

そして大事なことは解決すべき問題はどれかじゃなく全部取る、子供じみてるけど子供のような根拠のない万能感じゃない正しい決意!

「無茶でもなんでも、大事なこと全部、この手で握ってやる!」

まさにヒーロー、正義の味方はそうでなきゃね!

 

こんな序盤からいかにもアホっぽい寿司ネタとは(そのネタではない)一体何を狙ってるのかと思ったけど、話としては上手くきれいにまとまった!

出来がいいからあえて思うのは、ストーリーの出来がよくまとまってるゆえに引っ掛かるところは少なくインパクトには欠けるんだけど、キュウレンジャーの力の「よっしゃラッキー!」がある意味話のメインギャグなのは狙ってなのかなー?

でも意外と初っ端から大事なことを握る回だったね。

あと一応ゼンカイジャーのみんなが介人の部屋で雑魚寝ってことは突っ込んどきたいw

 

予告。

いきなり美少年!誰!?