そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

2夜連続スペシャルドラマ「名探偵・明智小五郎」

https://www.tv-asahi.co.jp/akechi/
脚本:酒井雅秋 演出:木村ひさし
 

第1夜『SHADOW~警察データベース流出!! 犯罪者連続殺人』

西島秀俊伊藤淳史…はともかく、香川照之ってすごくMOZUみのあるキャスティング…と思ってたら西島さんの妻が石田ゆり子でやっぱりどうみてもMOZUじゃん!
というかMOZUと同じようなメンツでどれくらい違うドラマができるか大会?
しかしそれにしてもトンチキな演出だなあ、真面目なドラマじゃないのか…と思ってたら木村ひさしさんだった!トリックチームか!どうりで矢部謙三が警視庁バックに横断歩道渡ってるはずだよ(苦笑)てか2時間のドラマに3回も出すなよwww(しかも毎回違う相方)
やたら遊びが多めの演出にしても今回無駄に多すぎ。話が全然頭に入らないよ。ストーリー的にはどう考えても1時間で済む話だよね?
というか、サイバーの天才?明智小五郎の登場編にしても、ほぼ彼の能力を見せることと西島が可愛いってことだけだった気がするんだけど。
今回はトリック的な演出にしても手間のかかった背景遊びが少なくてキャラに頼ってる分、小林のカミカミネタは余計だし、香川の浪越部長の飲み物ネタはオチがないだけに意味不明。第2夜でオチがつくの?
まあ岸井よしのの地下アイドルネタも何がどうしてそうなったってことを考えると必要かしらという気も…というか小林の家庭事情どうなってんの?ツッコミどころ?
その割に事件自体のトリックは真っ当だから何をみていたのかよくわからな句なるでござるよ…1時間半じゃダメだったのか?2時間入らんだろう…

 

第2夜『VAMPIRE~巨大病院サイバージャック!!』

こっちは矢部も一度しか出なかったし、おちゃらけ少なめ…なのはいいけど、まさかヒゲ(氷室幻徳@仮面ライダービルド)が出てくるとは!(笑)しかも理容室。さすがに店の名前はバーバー桐生じゃなかったけど!(というか理容室を使うのはカズミンだけど)
てかさ、こっちも話がややこしい割に内容は割と薄いというか、いやこんなもんでいいのかもしれないけどわかりにくいよ。
そもそも明智が病院に入院してる理由は20時間前に戻っ他とこから始まって、そもそもそれが大臣の手術に合わせての潜入だったって時点で普通の人は「???」ってなるよねえ。ならない?
そのSPの澤井(高嶋政伸)が病院のシステム乗っ取りで大臣に逆恨み…(逆恨みだよなあ)だけど、それ自体が病院に恨みを持つvampireの復讐だった…って、どのくらい妥当性がある話なのかわかりにくいというか。え、復讐ものに妥当性って必要だよね?
犯人当てなわけじゃないからミステリーでもないし、アクションというほど話がストレートなわけじゃないし、うーんやっぱり全体の構成の問題かなあ…つまんなくはないけどポイントがどこかわからないんだよなあ。
第一夜よりは真面目なストーリーで、さすがの高島弟、娘思いの父親の心情は大変伝わってきて久しぶりに彼の真っ当普通なキャラを見せてもらったって感じ。この数年おかしなキャラでしか見てなかったけど、やるときゃやるんだなあw
あと真由美ちゃん@まゆぽよは結局地下アイドル卒業。お母さんは随分熱心でステージママかと思ったら自分が演歌歌手(インディーズ?)かよ!
まゆぽよ引退ステージ、録画して桂に自慢しろよ…と思ってたらちゃんとDVDに焼いて渡してたw 小林くんはいい人だなあww
あとなんか言っときたいことあったけど忘れちゃったからまあいいや。


というかやっぱりこれ、2時間×2夜連続でやる意味あったのかなあ。それか両方の事件まとめて2時間オムニバスじゃダメだったのか?時間長い分余計な遊びや枝葉の話が多くて全然頭に入らねえ。むしろどう見ても連ドラ向け。なぜ連ドラでやらなかった?キャストのスケジュールが押さえられなかったの?短期集中でもいいけど1時間枠で4回連続とかで見たかった。ちょっともったいない。

ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」

https://www.tv-tokyo.co.jp/tegami/
脚本:池田奈津子 演出:深川栄洋
 
ドラマとしてはとても丁寧な作りで大変面白かったです。
これは一応亀梨主演だからと思って録っといたんだけど、10年前に映画化されてるのすら知らなかったですよ。その時の主人公は山田孝之でお兄さんが玉山鉄二か。原作はもちろん読んでないけど、キャスティングとしては断然こっちの亀梨和也佐藤隆太、本田翼という組み合わせの方がハマってるし、好きかも。
亀ちゃんの演技はナイーブさと悲しさが漂っててなんとも言えない切ない儚さがあると思うんだけど(そういう意味では山田様も全然OKなんだけど)、ほぼ出てこない兄ちゃんが佐藤隆太ってのが見終わってみると意外とポイント高かったし、本田翼の微妙なはすっぱさもこういう役所ならとてもいい。
あとなんつか直貴の、歌がプロ並みに上手い設定とかデビューした高橋努に今はCDが売れない時代だからなあーっていうとこなんかはKAT-TUNだし…と思うとなかなかにうむむ…と思ったりしたけどw
いやあの見上げてごらんの歌にしても、亀ちゃんは歌手としてすごい上手いとは言えないけど(KAT-TUNの歌唱力…)、あの武島直貴というキャラクターがその心情であの曲をああ歌うという意味では十分以上に胸に迫るものがあったので、そういう演技的な意味で上手いと思ったのよね。
オレはこういう話って基本好きじゃないんだけど、でもぶっちゃけ緒方さん(田中哲二)の「もうこれでいいと思う。これで終わりにしよう」で泣いた。いや普通の人の泣くポイントはどこかわかんないけど、最後のコンサートもちゃんと泣けたから。いやあの拝んでる佐藤隆太を見ると泣かずにはいられないよ。
この話の肝として、最後のあの緒方さんの「これでいいと思う」(「終わりにしよう」であって「赦す」じゃないのがポイントか)に至るのが、延々と理不尽な扱いを受け続けた“強盗殺人犯の弟”である直貴の忍耐と苦難なのは確かなんだけど、彼にそれを強いてるお兄さん、剛志のあまりに能天気な手紙の内容というか悪びれなさに気の毒通り越して憤りを感じるし、後述するけど被害者遺族への手紙に弟のことまで書いてしまう兄ちゃんの無邪気さ、そこに作者の意図が透けて見えすぎるのがあざとくてあまり好きじゃないというか。あくまでも個人の好みの問題ですが。
これが「容疑者Xの献身」(映画も原作も読みましたが面白かったです)なら最後のオチとして湯川先生ヒドイな!で納得できるんだけど、こっちは何というかやるせなさからの感動がちょっと鼻に付くというか。
あ、でもあの哲二の抑えた演技は素晴らしかった。煙草の持ち方のなんというか手持ち無沙汰で持ってる感じと若干の苛立ちと腹立たしさを感じさせる佇まいとそれを受ける亀梨の演技も素晴らしかったです。

というか、こういうフィクションの話に突っ込んでも仕方ないことだけど、だって普通に考えてなんでお兄さんはやったことの反省しないで弟と被害者家族の緒方さんにあんな長文の手紙を毎月書き続けるの?って、思うよね?
事件、強盗殺人に至った状況を見てもあれが本当なら理由はどうあれ空き巣に入る時点でヤバいし、家の人間が帰宅したからって絞め殺すのがもうおかしいじゃん。なんでそんなにパニクってんだ?
しかも電気店の社長さんも言ってた通り、お兄さんは最初に犯罪をしようと思った時点で後に残された周囲の人間のこと考えてないよね。その想像力がないよね。(いいけどあの社長さんも若干無責任よね。小日向さんってのはナイスキャスティングだけど)弟が普通に頭良くて空気も読めて人一倍気がつく人なだけに、なんでお兄さんは“そう”なの?としか。
というかそんな兄の手紙にずっと嘘をつき続ける、理不尽な目にしかあってないのに兄を見捨てることができないのはあの兄弟の間に愛情があってたぶんいい思い出もあったからだと思うけど、結局最後は切るなら、もっと早く切っても良かったんじゃないかなあと、オレは残された人間の幸せを考えたいのでそうとしか思えないのですよ。いやそこまでのあの最後の手紙を投函するまでの彼の葛藤こそがこの物語の肝なんだってのはわかってるけど。

しかも兄ちゃん、自分がやったことに対して社会的にどう思われてるのか理解できず(だから弟に迷惑をかけてることもわからず弟の嘘である成功を信じきってる)被害者家族がどう思うかも考えずに手紙を出し続け、しかも謝罪や自分のことならまだしも弟が成功して幸せに暮らしてるという被害者からまったく知らんがなっていう余計なことまでも伝えるって、お兄さんはそうとう頭悪いし過剰にウスノロな人に設定されてるよね。そういうのが好きじゃないと言えば好きじゃないんだ。別の意味ではそういう人間に生まれついてしまったことの悲しみとも取れるけど。
だから彼が玉山じゃなく佐藤隆太ってとこが余計に、ああそういう人なら仕方がない…っていう説得力にもなってるんだけどさ。(にしてもあのちらっとだけしか出てこない彼の演技は大変胸に迫る感じで泣ける)
あと確かに直貴は兄ちゃんのせいであまりに人生の割食ったし辛い目にあったけど、そのかわりに由美子さんという人の痛みがわかる本当に素晴らしい人と出会えたってことは良かったと思うんだ。兄ちゃんなくしてはその出会いはなかったと思うし。最初の彼女はまあ残念だったけど、まあ普通に考えて彼女の家の方にはまったくメリットないどころかデメリットしかないんだから仕方がねえ。(本当に従兄弟の中村倫也と結婚したんだろか、気になる)
ああ、社宅の隣人の眞島さん、なんでああいう人が存在するんだろう。いかにもDVとかしそうだったし!クソだな!
ともあれあの最後の刑務所ライブは今まで自分の本当の意味での罪にまったく気がついてなかった兄ちゃんのこれからの人生、模範囚ならそろそろ出所かと思うけど、その人生と弟の心情を考えるとあまりにも遣る瀬無い気持ちになってしまうのでした。あの後あの兄弟はどうなったんだろう…そこはとても考えさせられる。みんな幸せになればいいと思うよ。

年末時代劇スペシャル 剣客商売 手裏剣お秀

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kenkakushoubai/
脚本:金子成人 監督:山下智彦 原作:池波正太郎
 
毎年なんとなく見てるけど、今年は比嘉愛未の男装?道場主がステキカッコ良かったです (*´∀`)=3
松田悟志が出てたけど武家のイキったボンボンで、比嘉愛未演じるお秀に取っちめられたのを逆恨みして、意趣返しに辱めたあげく殺そうとするゲスなやつ。なんかやっぱりまっすんはこういう役が似合ってしまうなあと(苦笑)
そして同類かと思われた卑怯な悪役ナンバーワンといってもいい波岡一喜も出てて、なんだかんだで両方から襲われる比嘉愛未ピンチと思ったけど、浪岡の方はお秀親子と過去に遺恨のある食い詰め浪士で、こっちは身の上話を聞いて思ったより気の毒でちょっと泣けてきちゃったよ。(しかし捕らえられたけど)
ストーリー自体はなんつーか仕方ないとはいえ遣る瀬無いなあと思わざるを得ない、浪岡演じる食い詰め浪人の野口平馬が気の毒だったーって話なんだけど、ただそうならざるを得ない原因を作った松平下総守は、演じてるのが市川右團次陸王シューフィッターだったんで、お前がしっかりしてれば…!と若干イラっとしたよ。いやイラっとするのはそれを判断ミスかと延々後悔したり中途半端に救済措置をしようとして秋山小兵衛に窘められたりするからなんだけど。
まあ北王子欣也はかっこいいよねというw息子の斎藤工もだけど、キャスティングとしてはほんとにいいハマりっぷりです。
そういや今をときめくマダムの街、品川や白金台が田んぼばかりのど田舎農村だとか、船で行き来する小兵衛の家、鐘ヶ淵ってどこなんだと思ったら荒川の手前で、確か隅田川のどっかの橋を越えたらもう江戸の郊外とか言われてた気がするんでこっちもとんだ田舎ってことか。大治郎さんは浅草から麻布の道場に出向はともかく、イキった武家の若者たちも品川から麻布の道場まで通ったり(家が品川ってことは結構外様?)、着物に草履という普段着のわりに昔の人の行動範囲は広いね。
江戸飯も美味しそうだし(こないだ北斎グルメ展でも見た)松葉を燃やして蚊遣りをしたり、あんまり殺伐としてない、ロハス時代劇としてシリーズ続いて欲しいなあ。

母、帰る〜AIの遺言〜

https://www.nhk.or.jp/dodra/hahakaeru/
脚本:三國月々子 演出:小谷高義
 
何か原作があるのかと思ったらオリジナルだったんですね。
原作付きだと思って見てたせいか、原作をものすごく端折ってお母さんの「遺したもの」にフォーカスしたからこういうう話なのかなーと思って観てました。まあNHKの単発50分枠のドラマで出来る範囲としてはこんなものなのかなあ。“端折った”と“説明不足”は紙一重だけど、奥田瑛二柳楽優弥の演技で拾えてたからいいのかな。サクッと見るぶんにはいいのかも。
まあ柳楽優弥が見られればいいやってくらいの予約録画だったんだけど(オレは自分でも思ってるより柳楽好きみたいですよ)
というかこのお母さんの記憶を移した人工知能アプリって、技術はもちろん突っ込むとこじゃないけど、介護AIって言っていいものなのかな?劇中の説明からしても介護というより良きお別れのためのモラトリアム期間て感じじゃないかなあ。(なんか他にいい単語があった気がするけど思い出せない)
しかもこれ、喪失感の大きい事故死とかには使えないし、ガンで亡くなったのなら“その時”までに余裕があるはずだから余計に違う救済があるような気がする。こんなの辛いだけだよ。
てかオレも正気に返ったのは、あれだよ、直人がお母さんとセーターの話をしてるときに養父の誠二がお母さんAIとカラオケでデュエットしててバカらしくなったとこ。気持ち的に「あー…( ;´Д`)」ってなるのはすごくわかった。
それはまあ、この番組自体がたぶん発想としてのネタ勝負ってことだろうからいいや。
直人が家に帰ってないこととか、誠二がそれを思ったより寂しく思ってるとかわかるんだけど、そもそもの関係性を脚本中でで説明せずに小道具やセリフでわからせようとするのは、分かるけどかなり苦しいかなあ。どうしても養父じゃなきゃダメだったんだろか。直人が東京で失業してなきゃダメだったんだろか。
ストーリーも、2人の間での遺恨になってる母親が死んだとき養父は酒屋にいたってこと、オレもいい年なのでお父さんがお母さんが亡くなって相当応えてるってのが分かる時点で、きっと何か事情があったんだよ…、そもそも実家に帰ってきてない息子が何も知らずにとやかく言うなよ…って話だしなあ。
と思ってたら案の定、というね。
まあ最初にお父さんが「お母さんはこしあんしか食べないから」からで想像した話まんま予想通りだったけど。いや本当にあまりにそのまんまだとは思わなかったんでもうちょっと捻って欲しかったけど、逆に単発だとこれくらいのひとネタものでいいんだろな。
とにかく奥田瑛二柳楽優弥のやりとりの緊張感は見応えあったから良しです。
最後結局直人は実家帰ってきたの?ちょっとよくわかんなかった。
しかしこれ舞台どこだろうと思ったんだけど富山か。最近NHKの地方ものってやたら北陸が多いなあ。気のせいか?

新春ドラマスペシャル「都庁爆破!」

http://www.tbs.co.jp/tocho-bakuha/
脚本:山浦雅大、丑尾健太郎、槌谷健 演出:平川雄一朗 原作:高嶋哲夫
 
感想書こうと思ってググって初めて原作付きだって知ったわ。原作は2001年に発行された小説なのね。
それにしても新春お正月からこんな都庁爆破とか人質とかテロリストとかいうドラマが受けると思ったのか…としか。もう批判しかない。ネットではツッコミどころ満載とか言われたたけど、それどころじゃないでしょ。ダメでしょこのドラマ。
最初はハセヒロが頑張るダイ・ハードみたいなのかと思ってたけど、あれみたいにユーモアもないしシリアスだしむしろ主人公がトラウマ持ちなので相棒の謎のFBIのほうがカッコイイしで、なんでこれ正月にやった…?
しかもたぶんこれ、2001年発表ってことはたぶん2001年の9.11が怒るより先に書いたと思うし、今リアルに身近でテロの脅威に晒されてるこの世界状況を考えるとこんなありきたりなテロ計画であってももう少し考えるべきじゃなかったかなあと思うのよ。内容自体が9.11以前の絵空事テロリズム描写なだけに。
それもあるんだけど、演出が平川さんのわりに脚本がスカスカでとてもダメなので何を面白がればいいのかと。人質になった人たちそれぞれのドラマがあるわけでもなく長谷川博己演じる本郷の詳細についても描写があるわけでもなく、爆発処理班としてどれくらい優秀なのかわからない上に部下がミスして死んだのでトラウマになって自衛隊やめましたって言われても…としか。
しかも人質も殺すし。いや殺すなって言ってるわけじゃなく、それがドランクドラゴンの鈴木というお笑い芸人でもお笑いだってわからなきゃ殺され要員だっていうのが…なんというか…
しかも本郷の子供を人質に取るし(子供に銃を向けるのはヤバイのでは?)、その朝美ちゃんの友達?一家のお父さんとか酷いんだけどー?息子も意味なく悪口言うし、あの親にしてこの子ありだよ。いくらアンチ自衛隊とはいえあの状況でスマホを持ってた朝美ちゃんをわざとテロリストに差し出すって、人として頭おかしいのか?(脚本が)
この手のフィクションによくある展開としてバカがバカゆえの行動でミスをして結果最悪の事態に陥るならまだわかるんだけど、何の落ち度もない子供を親の職業(自衛官)憎しで売るとかありえないんですけど。しかも結局本郷が事態を収拾したわけだし、彼らは助かったあとどうなったんだ?マスコミが嗅ぎつけたら非難轟々だと思うんだが、その後を見せろよ。マジ信じられない。おかやまはじめさんはこんな役やっちゃダメだよ。いやこの役のキャラクタ造形がおかしいと思うんだが。
あと寺島しのぶのとても小池都知事によく似た東京都知事が頑張るのはいいけど、あまりにもやる気のない政府対応と投げやりすぎるリリー・フランキーの総理大臣って、誰得?まったく意味がわからない。仮に原作がそうだったとしても、今のこのご時世さすがにそれはないかと。それを考えると本当にどうしてこの原作でこのドラマをこのお正月にやったのか。
平和ボケした日本人に活!っていうのはわかるんだが、あまりにもそのメッセージ性として風刺どころじゃなく悪意しか感じられないしドラマの内容自体が正直不快。
家族の絆って言うけど本郷の活躍をして離婚したくないっていうのも、その前に家族で話し合えって話だし結局奥さんは本郷のトラウマや苦しみをわかってなかったってことじゃんよ。テロリストをやっつけたらチャラとかそういう次元の話じゃないだろよ。家族の絆と言うなら他の家族の話も描けよ。早見あかりの妊婦さんの旦那とか何してんの?まあ一番はおかやまさんのあの家族がマジひどいってことだけど。
ほんとにドラマとしても何一ついいところがなかった。いや良かったのは吉川晃司の流れるようにカッコイイアクションだけだよ。
和田くんは見せ場あったからいいけど、早見あかり小澤征悦も無駄使いすぎる。というか2時間ちょいあってこれだけのメンツ揃えてお金かかってそうなロケやってるのにこんな内容のドラマ、なんでこんな企画でいいと思ったんだ?
 
※感想書いてからググってみたら、どうやらこれ本当はクリスマスに放送する予定だったらしいってことですね?選挙で陸王がお休みになったからとか?だからクリスマスソング…(そこはあまり気にしてなかった…ってどんだけいい加減に見てたのかw)

NHK 正月時代劇 風雲児たち〜蘭学革命篇〜

https://www.nhk.or.jp/jidaigeki/fuuunjitachi/
脚本:三谷幸喜 演出:吉川邦夫 原作:みなもと太郎風雲児たち
 
こういう話(特に前半)がちゃんと面白いのは三谷幸喜の脚本だからか。ちなみにみなもと太郎の漫画はどちらかというと苦手な方なんだけど、ドラマは面白かった!NHKはこれシリーズ化して毎年お正月にやればいいのにw(そういうことじゃないの?)
適度なギャグと、あと新納さんの杉田玄白のキャラが面白すぎ。あの4人がキャワキャワしながら翻訳作業してるの楽しい…若くないみたいだけどまさに青春って感じw
解体新書の成り立ちってそういうことだったのかーってのも面白かったけど、歴史の影に隠れた前野良沢という人の生きざまの難儀さよ…上司がわかってくれてればいいってもんじゃないような気はするけど、本人の心の慰めになったならちょっとはマシなのか。でも翻訳にお墨付きをもらっても納得できない人って難儀だなあとしか思えないよ。
というかオレ、わかんないとこは置いといて先に進もうぜ〜派だから、あの場での杉田玄白の気持ちすごいわかる、わかるわ〜。絶対先に進みたいよねw 良沢みたいなこだわりは必要だけど、ああいう作業って頭から順番にやったらいつまでたっても終わらねーよなーと思う派。
あ、なんか中学時代の体育祭、ダンスの振付の練習で全員がすぐに出来るわけじゃないから全体をまず流して確認しようぜーって提案したけど、クラスのリーダー女子が最初からやっていくと言い張って結局途中で時間なくなってグダグダになったことを思い出すよ。もちろんバカめと思ったけどなw(まず全体が見たい派)
まあだからこそ差一週目標が出版なんだから、あらかたの形が見えたところでまず出版という杉田玄白と、絶対的決定版信奉者、完ぺきを求める前田良沢の二人がいたからこその偉業だとは思うけど、でもやっぱり玄白が言うように過度に完ぺきを求めるのはその人自身のプライド、恥をかきたくないという余計な気持ちがプロジェクトを停滞させるってことだと思うからまずは完成させよう・終わらせようぜってのを支持したいよ?コミケの新刊も原稿が完成してるならまず出すこと大事。細かい直しに拘って新刊落とすの良くない!漫画も描き終えることが大事!細かいところに拘って完成できないままではデビューもできんよ(とよく言われている)
とはいえ、完璧でない仕事に名前を残したくないという良沢の気持ちもわからんでもなく、自分が功績独り占めの汚名をかぶっても&もしもの時の安全策という玄白の先見の明も、まずお互い次善策を話し合えよ、とは思うな。それじゃドラマにはならんだろうけど。
というかそこで袂を分かたってから還暦になるまで会わなかったっけこと?難儀だな。でもそんな経緯が会ったとしても、このドラマの話のようにあの二人の間に何かがちゃんと通じていたんだとしたら良かったなあと。分かり合えてよかった…(もしくはお互いの考えはわかってたのかもしれないけど)
まあ片岡愛之助新納慎也という上手い役者さんがやることでそこら辺の何かが感じられる良いドラマでした。
あと三谷幸喜ってことでほど全員真田丸キャストが参加してるってことだけど、徳川方のキャストはいないらしいね。徹底してる〜w

「おっさんずラブ」年の瀬 変愛ドラマ 第3夜

年の瀬 変愛ドラマ|テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/henai/index.html?id=intro
第3夜『おっさんずラブhttp://www.tv-asahi.co.jp/henai/ossanslove/
脚本:徳尾浩司 演出:瑠東東一郎 プロデューサー:貴島彩理
 
年末にやってたこのドラマ、たまたま第3夜のこれしか録ってなかったんだけど、1話めの安田顕のやつと山本涼介@マコト兄ちゃんが出てるJKゾンビ気が付かなかったよ(そんな時にTVer!)
公式ページの田中圭のコメントは逆に清々しいな!(笑)
なんとなくしか番組概要は知らなかったんだけど、思った以上にガチホモの三角関係。本当に清々しいまでにガチホモだった。
ただPは女性だけど脚本も監督も男性だからか、かなり真面目に作ってると思ったし、BLっぽさや腐臭がなく偏見や差別的なこともないフラットな雰囲気だからかオレは普通に見られたかなあ。むしろすごく昔の商業BL(まだBLという言葉なかった)頃のサラリーマンものみたいというか。
でもまあ普通の男性からしたらこんなモテ期は超カンベン!って内容なのは確かだろうけど。むしろ真面目なガチホモドラマなので余計にゾッとすると思うかもしれないけど。しかし田中圭吉田鋼太郎と落合モトキに取り合いされて困ってるのは悪くないデスw ある意味ゲイの上司と後輩にせまられたらどうする?的なシュミレーションドラマかもしれないな。友達の女子は性別関係ないってな普通の反応だし、会社での反応もまあありがちに普通だし。(というかそもそも上司がゲイだよ!w)(いやでも会社主催でコスプレクリパやる外資系みたいなところだから、そういうことにも進歩的なところかもしれないw)
完全ノンケの春田(田中圭)と乙女ゲイの黒澤部長(吉田鋼太郎)は春田のせいで離婚までしてしまったというわりにコメディっぽいドタバタ、どう考えても部長は選ばんだろ…としか思えないので部長が振られちゃってもそりゃしょうがないよなあとは思う。
しかし後輩の長谷川(落合モトキ)の方はちょっとサラリーマンBL的設定で、むしろこっちが成立しないのは切ないなあと思ってしまうのがキャスティング勝ちなのか。完全に部長は当て馬です。これノンケの春田は結局落ちるのでまったくもって当て馬ですよ(苦笑)
そういや部長が春田のことを好きになったきっかけはあるんだけど長谷川のきっかけは特に描かれてなく、どっちが春田の事好きか比べで「嫌いなところをいう」って流れだったのがやっぱり妙に(BL的に)リアルだなあと思ったりw
あといいけど春たんの「僕のことで争うな!」は良かったw
まあとても良いガチホモドラマでした。田中圭の先輩受カワイイので良しですw
何気に登場人物の気持ちは丁寧に描かれてるし、ゲイということで誰かが傷ついたりもしないし笑いものにもされないので、オレは好きだな。
 
TVerでは来週まで配信してるらしいですよ。興味ある方はぜひ。
おっさんずラブ 年の瀬 変愛ドラマ 第3夜12月30日(金)放送分1月14日(土)00:40配信終了 http://tver.jp/episode/24549814