そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

いだてん 〜東京オリムピック噺〜#9「さらばシベリア鉄道」

https://www.nhk.or.jp/idaten/r/
脚本:宮藤官九郎 演出:大根仁
 
大根仁監督が初めてのNHK演出ってことだけど、セットの雰囲気がいつものNHKなせいか特段そんなにも変わったようにも見えず?まあ森山くんが大好きなのはわかったw
あとスウェーデンロケとかはチーフ演出の井上さんが撮ってるという公式さんの情報もあり、いつもよりちょっとカメラワークが違うとか、四三がブラックだとかそんなとこかな、四三がブラックなのは脚本だろうけど。「出汁はー!?」ワロタww日本人は論外www
四三が記してた手記「盲目旅行 国際オリムピック競技参加之記」(本当にこんなタイトル?)に寄っての描写なので四三主観の四三目線な分、四三濃度が濃くて、四三の非常な戸惑いと同行者たちへの批評と仲良しっぷりが面白おかしい珍道中な感じ。四三と弥彦のシベリア道中膝栗毛か(笑)
行く先々で大人気に四三初めてのサイン、新婚旅行気分の大森夫妻のイチャイチャっぷりとか出汁の入ってない亜仁子の味噌汁、外国人の計り知れなさとかうるささとか、大変なカルチャーギャップ。むしろ日本人について深く考える機会になる気持ちはわかるwww

洋行中の四三の欧米人への戸惑いと、嫁に行ったスヤさんの嫁ぎ先でのしきたりやルールの違いで苦労する戸惑いを並べて書くところが上手いけど、そこに割って入って四三の旅を報告にくる兄やん実次の天然っぷりも微笑ましいよ。というか兄ちゃんってそういうキャラだったっけ?
そういや(言ったかどうか忘れたけど)スヤさんがのちに四三の妻になるならどうやって…と思ったけど、あれかなあ、旦那さんが病気で亡くなって女将さんが気っ風よく追い出すとかかしら…と思ったり。兵蔵の咳と旦那さんの咳はたぶん…てことかなあ。あの当時の名家じゃそれくらいしかないよねえ。
それより治五郎先生は乗りそびれたんじゃなく本当に乗れなかったんだね。さすがに駅まで来てるのにマジに乗りそびれたとは思ってなかったけど、国の威信をかけた五輪派遣が国によって止められてるという国のお役所仕事っぷりに涙する。いやほんとマジかよありえねえ。
その憤りを面白おかしく見せるのはさすが役所広司なんだけどw

兵蔵の咳はやはり肺病。wiki見ちゃったから知ってたけどさ。その最後で妻の亜仁子と旅できて良かったね…と思ったけど、むしろだからこそ治五郎先生は夫婦で行かせたということだったとは。良くないけど良かった。そして兵蔵さんのスポーツ科学に関するレポートを知ると、四三がダメだと言ってた兵蔵は日本のスポーツのために命をかけて十分以上に貢献してたという意味で何もかもが違って見えてくるし。
四三の表面的な批評が実は当たってない、人の事情にはそれぞれもっと深い部分があるというのは、脚本展開的にはどの程度意図してたのかな。いやそれを知るのはもっと後のことか。
それより選手たちに迷惑はかけないとは言いつつも、同室で咳されてて感染らないのか見ててずっとすごい心配してたんですけど?そっちの方が大丈夫かだよ。四三たちは体力あるから大丈夫だったってこと?
とにかくテンパり過ぎてる四三のキツさに少々ハラハラしてたんだけど、最終的には四三と弥彦が打ち解けてくれて本当によかった。やっぱり弥彦は痛快男子だよ。やはりご飯か、ご飯に始まりご飯に悩みご飯に終わる。美味しければそれで良し。
そして最初は身支度30分の弥彦を「女子の如し」と評した四三さんが、目の前で弥彦の生TKG金栗四三コールにまるで女子の如しなリアクションでワロタwwあの喜びのポーズは可愛すぎるだろ。むしろ中村勘九郎だからこその女子力表現www 良かったなあ金栗天狗!
あっという間にストックホルム、公式情報でだいぶ前にあのスタジアムは当時そのままのものだって聞いてたけど100年前のスタジアムが今も立派に残ってて素晴らしい。キャストやスタッフの感じた(おそらく)その感慨と長旅の果てにここに辿り着いた四三と弥彦の感慨がダブって感じられてとても良い画面だった。圧倒的本物感!
あと東京高師の工程表に貼ってあった写真は弥彦が撮ったやつだったのか。なるほど。
ああでもまだこれからなのか。2週間以上の行程だけで疲れてオリンピックじゃなかろうに。
「世界は優しくないのです…」「もう限界だよ」次回も楽しみすぎる!
あ、志ん生のオリンピック話、孝蔵は朝太の名をもらい、五りんは五輪じゃなく五厘だったのだw ええ話や。

紀行
大森夫妻プロフィール紹介、兵蔵さんがキリストのような見た目ってイケメンなの?とおもったけど亜仁子の描いた兵蔵の肖像画があまりにも上手いしカッコイイし、本当に彼は竹野内で間違ってなかったんだね〜
あと満州で殺された伊藤博文がハマケンだったけど、公式解説では西郷どんの時に死ななかった伊藤博文をの最期をここで見せたということだそうで、 大河スタッフの良いサービスキャスティングw(西郷どん見てなかったけど)

いだてん 〜東京オリムピック噺〜#8「敵は幾万」

https://www.nhk.or.jp/idaten/r/
脚本:宮藤官九郎 演出:井上剛
 
小さなひとつひとつのエピソードが、見返したときにすべて伏線や布石になっていたと気がつくと云うテクニカルな脚本。今週はとりあえず3回は見たけど週末また再放送も見てしまいそう。というか何回見ても面白い!
四三さんやっぱりあの優勝カップを質入れしようと思ってたのか。それは治五郎先生がフロックコートを質に入れたり出したりしたのを見たからだね?
あと先週電車道で募金活動してた徳三宝はやっぱり四三の渡航資金のためだった。そうだと思ってたけどなんで後援会作って募金活動してるのを本人が知らんのやw
世の中の人がまだオリンピックの価値をまったく分かってないあの時代に、田畑売っても金を工面してやるという実次の想い、オリンピックはわからないけど田畑は買う、そしてタダで貸すから米作れという気っ風のいい池部の大女将が大竹しのぶという説得力。
酔って愚痴りモードとはいえ、永井先生
「例えば4年後8年後100年後、何千何万人のオリンピック選手が日本から出ても、誰がなんというと第1号は、金栗四三!それだけは未来永劫うごかんのですよ!」は100年後のオレたちからしたらあまりにも胸を打つよ。
しかしスヤさんの口利きで工面したも同然な1800円は四三からしたら微妙な気持ちになるよなあ…そのスヤさんはまもなく池部の家に嫁入りに。わかっててもどうにもならない四三の切なさとモヤモヤ。

そして兄ちゃん(と美川くんと)で浅草観光、やっと出ててきた浅草十二階凌雲閣の内装がモダンでステキカッコイイ!
スヤさんのこととストックホルム行きでいきなりビビりはじめた四三に、
「今さらー!弱音を吐くな、四三!お前が行かんかったら後が続かん。お前がそぎゃん弱虫やったら、100年後のいだてんも弱虫ばい!心配すんな、母ちゃんも俺もみんなも無事ば祈っとるけん」という、四三のモヤモヤをしってか知らずか実次兄ちゃんの檄が激アツい。
好きな女の子は嫁に行き、自分は無事に帰れるかどうかもわからない洋行とオリンピック代表という責任。浅草に流れる自転車節は甘酸っぱかったりコミカルだったり切なかったりだし、なんも考えんと走ったらいいという実次兄貴の言葉は頼もしい。
そしてなんだかんだ言いながらも四三を応援してくれてる播磨屋の旦那の心づくしの日の丸ユニフォームに感動した。(いいけど四三はいつも足袋の代金はどうしてるんだろか、払ってるの?)
四三が壮行会で自転車節を歌うのに被せて故郷ではスヤさんの輿入れが。上京の時の「東京でも歌ってね〜」がそのタイミングかい…
あの夕暮れの山の行列がまた美しくて、切ない四三の歌声が流れる中、遠路はるばる川を下り着いた先で祝言を挙げるスヤさんの心中、それを想う四三の心中、いろいろ察するに涙出る。青春とはあまりに美しく切ない。
あの山の夕暮れの撮影もその大変さを考えると地味にいいシーンだなあ。山の夕暮れは早いよ、よくあんなベストな光線加減が…本当に憂い顔のスヤさん@綾瀬はるかが美しすぎる。

今回出番少なめだと思ってた弥彦もいつのまにか母親に黙ってオリンピックに行くことに。駅に現れたTKG応援団と痛快男子・三島弥彦のカンカン帽&ダブルのスーツオシャレすぎ!
弥彦は母親に許しを得ないまま出立してしまうのかーと思ってたら、まさかギリギリで兄と母の涙のお見送り。泣ける〜!
見返すと、そういや出発前に和歌子さんが「弥彦は三島家の恥じゃ」って言いながらテラスでやってたのは弥彦のための日の丸ユニフォーム作りだったとわかりまた泣ける。あそこでチラ見えしてるのは裁縫箱だし、あの音は鋏で糸を切る音よね。
しかもその直後の四三の壮行会シーンで可児さんのはなむけの言葉が古代ギリシャの勇者の母が息子を見送る言葉だという流れ。
四三メインで弥彦の三島家の描写が少ないなあと思っていたけど十分以上に描かれてた!見送ってもらってよかったね、弥彦坊ちゃん。三島家の誇りといって手渡されるユニフォームマジ尊い
それを見ながら静かに涙を流す四三の「やっぱり我が子に関心のなか親はおらん」がここでかーと思ってまた泣ける。いや今回マジ何度見ても涙出るわ。
あの時代ヨーロッパの彼方であるストックホルムに行くことの大変さや覚悟、金額の大きさだけでない大変さが描かれているからこそ、息子を送り出す母の気持ちはいかばかりか…と思ってまた泣ける。

そこで大いに泣かせといて、昭和の志ん生から明治の福田助教授に中継とはwwwそして行程説明、17日間!シベリア鉄道!ロシアからバルト海を渡る!?あまりにも遠すぎるストックホルム
そして列車内で完全アウェイの四三に、嬉しいと言えば嬉しい野口くんたち仲間の姿が。可児先生もなぜいる?引率?いやそれよりも福井まで見送りな仲間たちはともかく、治五郎先生ーー!なんで乗ってないー?「乗れなかったよっ!」じゃないですよ?可児先生が乗ってても治五郎先生が乗れない道理はないので、なんで乗らなかったとしか…どういうことー?というか、いつの間にか乗ってる可児先生ホントこわいなーww
そして来週、一週でシベリア鉄道全部やるの?まさかそんなわけないよね…?治五郎先生はまだ合流できないのか…ってしかも大根監督キター!NHK大河に大根仁監督とは!

ところで四三の取材記事、マスコミは捏造じゃないけど民衆が望むような都合のい記事に仕立ててしまう…と云うのを知ると、志ん生が語る当時の新橋駅の大賑わいの壮行会も話盛りすぎなんじゃね?と思うんだけど。
紀行でその日は南極帰りの白瀬中尉のお出迎えもあったと聞くとどこまでが本当なのかと(苦笑)でもまあ国の代表と言いつつ国はお金は一銭も出してないけどな!と思わざるを得ない。金を出さなくても国の代表と言っていいのか?
そして新橋停車場ってオシャレだなー!日本はこのテイストで街を作ればカッコよかったのになあ。

いだてん 〜東京オリムピック噺〜#7「おかし二人」

https://www.nhk.or.jp/idaten/r/
脚本:宮藤官九郎 演出:一木正恵
 
亜仁子のマナー講習が厳しすぎて心折れ気味の四三に、弥彦の思いやりおにぎりが泣ける。
そしてそういや弥彦と四三はほぼ初対面だっけ。なのに天狗倶楽部のメンバーでもない四三に金栗天狗と気安く声をかけてくる親しみやすさ。しかもイケメンで学業も優秀運動神経抜群女子にも大人気でお金持ちな痛快男子、いやお金持ちだからこその鷹揚さと何もかも持ち合わせている三島弥彦に対してあまりにも超格差を感じずにはいられない四三の心中を察するに全オレが泣いた。
治五郎先生の志は大変立派だけど金がない。金がなければ世界に打って出るチャンスを逃す。しかもそれを背負っているのはただただ走りたいから走る金栗四三という、何も持ってない一人の若者。このどうにもならなさを何とかして!てか国がオリンピックに出ることの価値をわかってないって酷すぎ。
今だって状況は大して変わってないし国はいつだって必要なとこにお金は出さないけれど、それでも国を背負って戦うのに渡航費は完全に自腹の自弁とはおかしいよな。自分がオリンピックに行きたいって言ったわけでもないのにー。
そりゃ美川くんだっていつの間にそんな話になったのか、そんなの騙されてるっていうさ。オリンピック代表と祭り上げられているはずなのに自弁っておかしいよなあ。
金があるのに行けない三島と行けるのにお金がない金栗四三。ああ格差社会…って問題じゃないよ。治五郎先生、なんで清国の留学生のために金借りた。真面目に大事なのそっち?と何度でも言いたい。
というか勝海舟フロックコートを地面げにみせつつ質入れして「私個人からの餞別だ」とか(勝海舟フロックコート!そこはばばば!じゃなくじぇじぇじぇだよ金栗くん!)冷静に考えてあまりに恩着せがましいよ?別に四三さんが望んでることでもないし。てか無自覚に田舎者を騙してるよ!
ああでもそのフロックコートを着て写真を撮って、それを見た田舎の兄ちゃんたちが何としてでも金を用立てないととなるのはわかるし、効果絶大だし、なんつーか、あまりにもオリンピックに踊らされすぎてるんだけど、オレも四三さんもどうにもオリンピック参加ということの価値がわからねえ。実感できねえ。
それはオリンピックに同行する2人は誰なのかでヤキモキするMr.クラブ可児さんと先走ってインバネス新調の永井さんのやりとりがあまりにコント的に微笑ましいってのもあるけれど。いやそもそも大森さんと亜仁子で間違ってないよなw
( そういやwiki見ちゃったんだけど、大森さんが咳してるのってあれだよね…ちゃんと布石がー)
でもそんな周囲のあれやこれやな思惑とか厳しい現状とか関係なく、その先に何があるのかもわからない、わからないから走るだけ。そうしてただただ走る四三はあまりにも純粋で美しい。
走れば金になる車屋と走るのに金がいる四三。弥彦と四三の超格差。でも裕福で家柄が良いからこそ優秀でもオリンピックに行かせてもらえない弥彦。家柄が良いからこそオリンピックに行けないのも気の毒だけど(それ以前に弥彦の負けん気が心配)治五郎先生がそれを見越してるのも何だかなあ←確信犯?それとも無自覚すぎるの?)
ただ走りたいから走るだけなのに今まで見てきた格差とちょっとばかりの理不尽とが相まってものすごく切ないよ。四三のやりたいことは切なすぎる。そりゃしょんぼりするよ。
と思ったらまさかの大逆転劇、実次兄貴が赤ゲット纏ってお金持って上京した!
10万=数億円のあの時代で1800円は大金!兄ちゃん田んぼは売ってないよね…?というかあんな往来で1800円持ってるって言っちゃダメー!
この流れですごくしんみりさせといて、もう次回はストックホルムに行くの?予告の何千何万人もオリンピック選手が出ても第一号は金栗四三!に泣く。治五郎先生の志は美しく尊いな。ただ口はうますぎる。四三さん絶対騙されてる!
紀行。この流れで高橋大輔がフィギュアに金がかかるって話をするとは実感的〜。それこそお金ないとダメなやつじゃんよー。そうきたか…
 
再放送見てツイッターでつぶやいたことをメモ的に残しとく。

  • 今回の大河のクドカンの脚本はストーリーがどうこうというより密度が濃いよな。話が一本じゃないし時代が行ったりきたりだし布石や伏線置きまくりで拾いきれないから一般に受けが悪くてもしょうがないのかも。
  • あとクドカンは脚本自体がどうこうというよりセリフの組み合わせの妙というか、彼の紡ぐストーリーとエモーションは演出と一体化してるから、“脚本”だけだと評価されにくいのかもなあ。

しかし今週の話はグッとくるとこばかりで見返すたびに泣けるよ。一木さんのエモ演出がハマりすぎてる。

いだてん 〜東京オリムピック噺〜#6「お江戸日本橋」

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脚本:宮藤官九郎 演出:西村武五郎
 
あまりにもハイテンションだった1〜5話目があって、なんかやっと一息(笑)
ストックホルムのオリンピックに出られるのか出られないのか、いつだって国は保守的でお金なんか出しゃしない…という今なら考えられないこと&今でもあることという何事も俯瞰で見るとそんなアホなとしか言いようがない状況の中で治五郎先生は奮闘するよ。
というか一人分の選手の派遣費用が5000円、可児先生の7〜8年分の年収って凄すぎね?それももしかして幕末の日米不平等条約が関係してるの?為替レートの問題?金塊持って行ってもダメなのかしら。
その上辛亥革命で中国人留学生の危機、いやよくわかんないんだけどそれ助ける必要があったの?彼らは中国本土の国費で留学してんじゃないの?いやそれ以前になんで治五郎先生個人でそれを工面しなきゃいけないのか。しかも生涯返せなかったって…
てか清国からの留学生って日本国に何か貢献してるのか。羽田の運動場作ってくれたからってだけじゃダメでしょ。納得できないことばかり。
しかも国費で賄えないからって費用を金栗本人に出させようとする治五郎先生の心中は察するに余りあるよ。なんと気の毒な。おまけに三島もオリンピックに出ないって、いや彼の場合は押すなよ押すなよってやつか?ダチョウクラブ?
そんな大日本体育協会メインの話なのにサブタイトルはお江戸日本橋。なんで?
志ん生の落語の方が重要なのか、それとも志ん生の富久は最高というメッセージを残した五りんのお父さんが重要なのか、てか誰なのか。志ん生の語る50年前のオリンピックの話は昭和のオリンピックの開催にダブっていくよ。日本橋は過去と未来、あちらとこちらいろんなことの交差点なのかよ。
紀行。
ああ本当に日本橋の頭上の高速道路は無粋だねえ…なんであんなとこに道路を作っちゃったのか。早く地下に通して。
いいけど毎週のように今年の大河の視聴率が悪いってネットニュースが流れてくるけど、今年はこんなにも面白いのに…って、今までの幕末&戦国の話=NHK大河ドラマ と云う認識の人が多すぎるのか。いやいつだってチャレンジングな題材を支持して面白いっていう人の方がネット界隈はともかくリアル世間的には少数派だってのは分かっちゃいるけど、そんなとこだけ記事にすんなよとしか。時代はなかなか変わらないなあー…

いだてん ~東京オリムピック噺~#5「雨ニモマケズ」

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脚本:宮藤官九郎 演出:井上剛

 

過去と未来を夢うつつで行き来する志ん生師匠(の語り)、芝浜なのか芝浜じゃないのか、まさか目が覚めたらそこは高輪ゲートウェイだった…というオチなのかと思っちゃったよw

そして三島天狗カッケー!すげー、超アイドル!女子が倒れるwwてか天狗倶楽部の応援でうちわwwwこの頃から今と変わらないアイドル観覧(笑)

三島天狗は生来の負けん気の強さで走るつもりでシューズ履いてきてるってw他の皆さんは裸足にわらじだし、そりゃ革のスパイクの方が速いでしょうよ。てかあの革のスパイクブーツみたいでカッケーな。

若き美濃部孝蔵の実況中継で始まった大予選大会マラソンの部。1話目でであっさりゴールを見せられた地獄のマラソン予選会の実態がやっと明らかに。

雨が降ったり橋のとこだけやたら天気が良かったりロケの都合なのはご愛嬌なのか。史実はきっと雨の羽田なんだよね?しかも次々と描かれるトンデモネタがまさかの実話。睨み合いの真実は明らかにならないまま?面白すぎるだろ。しかし雨で帽子の色が落ちて四三の顔に隈取りがーっていうのは明らかにフィクションよねw

四三ゴールで治五郎先生に抱きとめられ…つくづく1話目で何年か越しに治五郎先生に抱っこって言ってた人たちの慧眼すごいね。

この嘉納治五郎先生に抱っこのシーンの演出、 君こそいだてんだ!のところで音楽がふっとなくなって走馬灯な回想シーンになるところ、まさに図らずも治五郎先生に抱っこしてもらいに東京にきたことになってしまった四三さん。本当に胸にじんわりくる。そこからゴール後の吸水でそのまま志ん生の芝浜の下げになる脚本もすごく効いてるわー。クドカンの脚本が見事すぎる。さらに嘘か本当か孝吉と円喬の出会いという盛りこみっぷり。フィクション?

四三の活躍は故郷へも届き、見合いを控えたスエさんはどうなるのか。

そして破れない足袋はこはぜやに…!役所広司、治五郎先生!(違)アトランティスピエール瀧じゃダメだ!

あと美川くんの抱えてる猫は巨大すぎるし彼は何だか僻みモード?体育会は常に光が当たるし世界を見てと言われるけど文系はツラいな!

いだてん 〜東京オリムピック噺〜#4「小便小僧」

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脚本:宮藤官九郎 演出:一木正恵
 
すごい、4話までやってもまだ1話に追いつかない…どころか、毎週放送するたびに、あれ?1話はどうだっけ…と思って1話を見返してしまうよ。驚くべきいだてん商法!(売り物ではない)
というかこれ撮影どうしたんだろ。最初にまとめて撮って各話監督が脚本に沿って編集したってことか?(東映特撮だとアバンは次の監督がやったりするのでちゃんとわけてるらしいですが)
普通に(普通じゃないけど)クドカンの脚本力がすばらしいのか。何気に志ん生の酒飲むための芝浜のくだりも上手かった。毎回話が濃すぎる!
嘉納治五郎先生が大日本体育協会命名したその時まさに四三が出遅れスタートをきり、そしてその反省をもとに水抜き油抜き走法を実践するという話。いやどう考えてもそれ一番やったらダメなやつ!ツイッターのTLでも阿鼻叫喚の悲鳴がwwどう考えても脱水症状まっしぐら。いまどき的に言えばサウナスーツでマラソンとか絶対やっちゃダメ!
そして羽田に陸上競技場が作られて、1話で何の説明もなかったアメリカ帰りの大森教授@竹野内豊とその妻亜仁子@シャーロットケイトフォックスが、すごくヘンテコな感じです。
おまけに兄貴から融資を引っ張ってきますよ!と息巻いてた弥彦はいきなり無理でしたーと高笑い、家で釘を刺されたので天狗倶楽部も参加しないということになり、現場で張り切ってた治五郎先生はぶっ倒れて入院ということに。やっと1話目のあの展開に納得。長い伏線かよ。
てかその治五郎先生を見ていた可児先生が自腹で勝手にトロフィーを作ったのも超納得。泣ける。
そういや四三がマラソンで足袋を使おうと足袋屋にいったら足袋を作ってるのはピエール瀧。足袋といえば治五郎先生の役所広司陸王だけど、ピエール瀧に既視感…ってそりゃそうだよ、こはぜ屋のライバル、アトランティスの社長だったwww陸王では足袋シューズを目の敵にし潰そうとしてきたのに今度は役所広司が推すことになるランナーを足袋でサポートするのかよwwこういうキャスティングはさすがというか、NHKやるなあ〜(笑)
来週やっと予選大会。10里≒40キロの過酷なレースに何があったのかやっと明らかに。
 
紀行、駅伝の原監督が大変言いにくそうに今までの伝統的な練習をやんわり否定。水分取らないとか足腰の鍛錬にうさぎ跳びとか精神論的訓練法は百害だらけ。耐え忍んで勝つ
否定はしないというけれど、今日の常識は明日の非常識、大変言いにくそうですねw

いだてん 〜東京オリムピック噺〜#3「冒険世界」

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脚本:宮藤官九郎 演出:西村武五郎
 
ああー、今回の大河のこのOP曲とタイトルバック、ホント好き。溢れ出る多幸感!未来への夢がある、希望があるよ!現実世界の五輪はお先真っ暗気味だけど(オレ主観)
感想書くのに3話目見返そうと思ったのに気がついたら1〜3話をぐるぐる見てたんだけど、オープニングの多幸感と祝祭感はあのサンバ風のテーマ曲と劇中によく出てくるのが浅草凌雲閣付近のお祭り騒ぎってことで、全体に浅草サンバカーニバルなんだとはたと気がついた。いや浅草をメイン舞台にしてるからサンバなのかな。語りを古今亭志ん生にしようと決めた時点でドラマ内のベースが決まったというか、気分的に“浅草”だったのかな。
1964年の東京オリンピックの時は東京ということもあってなんとなく東京タワーがメインシンボルな感じだったけど、次の2020年のオリンピックはもしかして浅草にあるタワーということでNHKさん的にはスカイツリーを押すんだろうか?五輪とタワーは不可分なのかな、世界を見渡す的な意味で。
 
ともかく四三が上京して進学を決めたその時がまさに1話めで嘉納治五郎がフランス大使館でオリンピック参加を決めたその時だったとは。(だから1話目から見返しちゃったんだよ)
そして四三と美川が身につけてる赤ゲットとは。なぜ赤いケットなのか。そして田舎者の2人が都会の超エリート集団天狗倶楽部を知る。T.K.G!運動会の覇者、三島弥彦
サブタイの冒険世界は当時流行りの雑誌でその記者だという山本美月。時代の最先端のモガってやつだけど思った以上に似合っててステキ!しかもバンカラ気取りの天狗倶楽部一番人気の三島を君付けで呼ぶとかカッコイイ!そして三島も今まで負けたことがないとか一度負けた人間の気持ちを味わってみたいとか、嫌みじゃなくウエメセの奢りでもなくさらっと言える育ちの良さがタマラン!
それにしても浅草凌雲閣界隈は祭りっぽくて、まさにこれこそ祭りの祝祭感に満ち満ちてるよ。
この1話で四三たちが上京して寮生活になり夏になって帰省し、また戻ってきて四三、マラソンに出会う。まさに祝福された出会い!展開早いw
というかスヤさん、お見合いして結婚って話からどうやって四三の妻になるのか。そして美川は女性なら誰でもいいのか。汽車と並行して自転車を走らせる綾瀬はるかの身体能力。ステキ!
四三は通学という目的のための走りからただ楽しむためのスポーツ、マラソンとの邂逅。四三が上京してて良かった。
田舎で家族みんなの面倒見てるお兄ちゃんは意外と達筆だし、夏目漱石も知ってるってことは本もよく読んでるのかな。小学校しか出てないというわりにだから、本当ならもっと勉強できた人かも…と思わせる懐の深さ。ありがとうお兄ちゃん…と言わずにはいられない。獅童の演技もまた良いね。
四三がマラソンを知り、やっと来週羽田の予選会?まだ1話目の話に追いつかないよ。この構成もすごい面白いなあ!クドカンの脚本はいつも時間トリッキーな構成と展開。だから1話から(以下略)
しかも話が超濃くって本当にこれ45分!?45分が長くて濃いのか、体感的にはすごくあっという間だし、もっと見たい!
あ、そういや神木くんの小松がいつの間にか弟子入りしててその名も五りん。冷水習慣の親父とは誰なのか。布石なの?仕込みも多すぎ。不如帰でご不興をかった三島家の女当主和歌子の杖は仕込み杖!白石加代子だけに説得力!そしてこのドラマはフィクションなので元ネタ騒動はなしでw(というかとうとうwikiってしまった…)
今回の紀行、ちょっと面白いよ。いだてん劇場で天狗倶楽部の活動を紹介。バンカラすぎる。T.K.G!