そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

勇者ヨシヒコと導かれし七人#7

http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko3/
監督・脚本:福田雄一
 
アバン盗賊が山田様の親友、やべきょうすけ(笑)
スーツケース持ったままアタックは置き引き対策かなーとぼんやり思ってたらほんとにそうだったw 細かいwww
そしてビバ、ミュージカル回!(爆笑)
やっぱり歌ったり踊ったりする話がないとな!先週がネタ的にはちょっと安易な感じだったのも赦す。これのためなら赦すw
というか、このベルばらのオスカルものすごい本物感www オレ宝塚のベルばら見たかったんだよ!メチャ得した気分w(ご存知かと思いますがオレたまに宝塚を見に行ってますがベルばらチケットは取れた試しがない)元雪組トップスターとな!ムラサキの男役もなんかカッコイイぞw
おまけに浦井健治新妻聖子だし司教は劇団四季の人、リーダーの玉人はまさかの大地真央って、どんだけ贅沢なキャスティング!何この贅沢な本物感!www
玉を手に入れるところはRPG風にやけにあっさり流されたと思ったら全員でのアンサンブルダンス!(でいいんだっけ?)まさに見たかったのはこれ!相変わらずヨシヒコ@山田様 歌上手いし!(笑)
いや〜堪能した!
そういや新妻聖子の役名が美女だけどそのまんまやん。野獣が宅麻伸でたくましいってオヤジギャグかよw
あとうっかり気が付かなかったけどヨシヒコがパンと銀食器盗むのはレ・ミゼラブルなのか(実は見たことない)
や〜、面白かった!
何気に他大地真央が倒れたところで赤いマット敷いてあるの笑ったw 大スターを地面に寝転がせるなんて出来ないよな(笑)
カッコいい男役なレオパルドは実は魔物に変えられたやたらスリムな大阪のおばちゃんだったーってことで、ヨシヒコだけアメちゃん貰ったよ。これ魔王との戦いの時は大阪のおばちゃんが来るのかなあ?
と思ったらいつものヒサの変身がTM NETWORKの木根と宇都宮wwwwwなんで木根だけ−と思ったらウツも出てきたよwww意味なく贅沢だなあwww

仮面ライダーエグゼイド#7「Some lieの極意!」

テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ex-aid/ 東映 http://www.toei.co.jp/tv/ex-aid/
脚本:高橋悠也 監督:中澤祥次郎
『おい、患者を救いたいなら信じろ。今日の自分に嘘はない』
 
あ"ー、九条先生…(;▽;)
どちらかというとエグゼイドでは貴利矢推しなんだけど、平成ライダーで四面楚歌展開って久しぶりな気がするツラい。
嘘だと言ってたゼロデイの時に友人を亡くした…っていうのは本当のことだったのだ。でも信じてもらえないー。
いや永夢は信じたそうにしてるけど。だって小児科医が「くじょうきりやくん6さい」の言うことを疑ったらダメだよね?(違)
これは次回、永夢が貴利矢を信用して無事に仲間になれば上がりのはずなんだけど、そうなるのかなあ。展開的にはありそうなんだけど。まあこの状況で貴利矢を敵対させとく理由もないと思うんだけどね。
飛彩が調べた友人が事故死だったってのはそうなんだろうけど、あの感じからして友人の淳吾くんは、5年前はまだ不治の病と思われてたバグスターウィルス症候群だと知って絶望した、あのあとうろたえて道路に飛び出して車に惹かれたとかかしら?(オレはてっきり自殺だと思ったよ)
いやでも一応突っ込みたいけど、彼も医者だよね?不治の病だと告げられたからと言ってそんなに取り乱すのかって気が。そんなに心弱い人は医者も監察医もかんべんして欲しいって気が。だから貴利矢のせいじゃないよ!
あとすでにうろ覚えなんだけど、CR側は貴利矢のことを認識してたよね。てことは5年前の件で貴利矢が勝手に色々調べて(そもそもどうやって衛生省の極秘書類を手に入れた)ゲーム病を隠蔽したい衛生省側と相当揉めたってことかしら。ガシャッとは黎斗に渡されたにしても。
まあ「真実を伝えることが正しいとは限らない。真実が人の人生を狂わせることだってあるんだよ」といわれても大人なんだからもうちょっとうまいことやれよと思わんでもないけど、この番組は子供向けなのでこれでいいのだw
相手を思いやる気もちから真実を隠すためにウソを付くってこととは別に、そこで誤解されたとしても強がって嘘をつき続ける、貴利矢はそういう人だってことのほうが重要w
早く永夢や飛彩が貴利矢のことをわかってあげて欲しいです (>_<)
てことでレーザー、やっと人型になれてよかったね…しかもサムライなのか。
あ、そうか、だから今回のサブタイ、貴利矢はSome lieでサムライなのか。痩せ我慢してるってこと?
あと何気に全然別のところで大我先生が戦ってたよね。それはどう繋がるんだ?
 
予告。
黎斗が黒いエグゼイドだってことはさすがに明らかになるよねえ。対お子様的にも。
 この4コマのオチ酷いー
©東映公式

スーパープレミアム「獄門島」

http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=07466
脚本:喜安浩平 演出:吉田照幸 原作:横溝正史
 

終戦直後、瀬戸内の孤島を訪れた金田一耕助長谷川博己)。僧の了然(奥田瑛二)の案内で島の実力者・本鬼頭家にやってきた金田一は、そこで美しい女性・早苗(仲里依紗)と出会う。さらには島に似つかわしくない奇抜な風体の3姉妹にも。そしてある晩、末妹の姿が消える…。金田一耕助再起動!数々のミステリー・ランキングで1位に輝く横溝正史の最高傑作!封建的な島で繰り広げられる怪奇な連続殺人の謎に金田一が挑む!

 
このブログでは何度も言ってるけど、オレミステリーとか推理小説って好きじゃないから原作読んでないし、映像化されたものもそんなにちゃんと見てないので金田一耕助石坂浩二とか古谷一行のイメージが主なんですが、それでも何となく長谷川博己金田一は想像するだけでワクワク (*´д`)=3と思いましたw
映画やドラマ、ちゃんと見てないとはいっても何となくは見てるよ。でも話は殆ど知らないデス。
なぜだろうと思ったんだけど、どうも何度見てもストーリーが頭に残ってないからっぽい。つまり今回のドラマも見ててどういうストーリーだかまったくわからないんだ。そもそもミステリーにおいて犯人が誰なのかっていう謎解きにあんまり興味ないし。
それもなぜかというと、推理小説自体が推理のために人を殺さないといけない、それがあまりにも簡単すぎて「そもそもそんなことで人を殺すなよ?」と思った時点で犯人に興味をなくすからです。
でもなんだかんだで映像作品のミステリーやサスペンスは結構見てるのは、今のこの世の中の映画やドラマはミステリー展開からは逃れられないってことか(というかそこに至る人間関係には興味アリアリ)
前ふりはそのくらいにして、でも今回の獄門島、話はまったくよくわからなかったんだけど面白かった。役者と演出がすごく斬新だった。
というか冷静に分析するけど、この話がわからないのはそもそも犯人がなぜ殺人を犯すのかってことにまったく理由が見えないからなんだけど、この話は金田一耕助のキャラと相まってそこが一番重要なポイントだった…ってのがわかったとこで、ああなるほど!と思った次第。
なんとなくTwitterの獄門島タグを追いかけたり、ハセヒロのインタビューを見たら、今回の長谷川博己金田一耕助は今までの金田一耕助とは違ってて、でも設定はより原作っぽいキャラらしいね。
復員兵でいろいろトラウマがあって、戦争で無意味に人が殺されていくさまを見てきた金田一にとって「どうして人は人を殺すのか知りたい」が彼が探偵をやる動機なのはとてもわかる。だからこの事件の真実に至った時にあんな狂気に走るというそのキャラが面白かった。
見てる間、何となくこの金田一って「UN-GO」の敗戦探偵・結城新十郎だ、と思ったんだけどさ。本編というより「episode:0 因果論」の方の結城新十郎の印象なのでそっちを観るか読むかしてないとわかりにくいかと思うけど。違うかなあ?

ともかく、途中までなぜこんな状況になってるのか、なぜ殺人事件が起こるのか、犯人は何を考えているのかという謎解き自体がよくわからなくて(=ストーリーがわからない)何なんだろうと思ってたんだけど、結局明らかになったことは人を殺す理由のない人たちが覚悟の上でやった人殺しが結果としてまったく無駄だったという結末。
さっきも言ったように、オレはミステリーってトリックや推理を成り立たせるためにあまりに簡単に人を殺すのが好きじゃないんだけど、こういうのはとても良い。なんという無駄感(笑)
話が分からなくて当然だよな、だってよりによって死んだ人間の意思だった、つまり「頼まれたから殺した」だし、その殺人条件が揃うなんてどんなご都合だよ(でも揃わなくはない)という条件がたまたま揃ってしまったから、殺さなくてもすんだ人を殺すなんて。もちろん法治国家なのでどんな閉鎖的な島だろうが罪は罪だよな。
しかもそんな和尚の必死の告白を一蹴する、金田一のエキセントリックでキチガイじみた高笑いだけでもハセヒログッジョブw 演出もぶっ飛んでてよかったw
いやほんと、最後の寺での和尚の奥田瑛二金田一のハセヒロのガチのやり取りは、もうそこまでがよくわからなくてもこれだけでOK。スッキリ。
映像もとても抑制されてて美しかった。映画並みの画面クオリティで陰影のバランスもよく、殺された死体のシーンに入るテロップが市川崑版のあの書体(つまり庵野監督が使うあの書体)なのがインパクトあるし。
最後の寺で金田一と和尚が話すとこもずっと横位置の対象構図で陰影のバランスと奥の緑と敷物の赤の対比が美しい。
金田一と早苗のシーンはやたら引きの長回し。そしてずっとかかってる音楽はノイズなロック。何もかもとても斬新。何となくでしか横溝作品を見て事ないオレが見てても斬新だった。
あと和尚が「探偵だからきっと謎を解いて(殺人を)止めてくれると思っていた」ということを期待して枕屏風を置いていたのに気が付かないどころかなんだかんだ島民たちの言動に振り回され、すべてが終わってからその謎を解くという、謎は解きたいけど事件を止める気なしな節穴っぷりが本気なのかどうなのかわからないところも狂気をはらんでていいよ。だって謎を解く過程もすごく過剰なんだもん。
たぶん今まで見たことない金田一耕助だったのはそうなんだろう。
復員兵設定強めで自分の居場所探しをするアウトローな側面と、人はなぜ人を殺すのか知りたいという戦争体験からくるトラウマを克服するために探偵を続ける金田一耕助という男の闇を感じてよかった。
探偵は謎を解かないと存在価値はないけれど、謎を解くためには事件が起こらなければいけないというアンビバレンツ。その狭間の狂気っぷり、最初と最後で人が違うくらいのエキセントリックさが素晴らしいよハセヒロw
もう2,3本くらい長谷川博己金田一で見たいですね。次は悪魔が来たりて笛を吹くのか?
そういや昭和21年という終戦直後でありながらさすがに昭和感はあまり感じなかったなあ。島だからかな?(そういや島設定ってセットにお金かからなくていいのかも)