そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

3年A組 今から皆さんは、人質です#1

https://www.ntv.co.jp/3A10/
脚本:武藤将吾 演出:小室直子
 
デビュー時の16歳の時から見ててまだまだ高校生ができそうな菅田将暉が高校の教師役とは、なんか大きくなったなあといつも以上に感じた!でもよく考えたら彼ももう25歳だから現実に先生やっててもおかしくない年齢ではあるけれど。
彼の役作りにはいつも迷いがないけど、今回も冒頭の屋上から飛び降りシーンから教壇で「今から皆さんは人質です」までの非現実的な展開に、フィクション的なリアリティ溢れる説得力で一気に話に引き込まれるよ。
これてっきり漫画か小説原作かと思ったらオリジナルだったとは。前情報全然見てなかったから脚本が武藤将吾だってのも知らないまま見てたけど、さすが仮面ライダービルドを全話書き上げてしかもあのクオリティなので、オリジナルとはいえ面白さは保証されてるってことでいいんですね?
初回延長だけど何が起こってるのかがだんだんとわかっていく状況とその理由がそれなり明かされるからじゃっかん全体に説明調な雰囲気はあるけど、そんなに間延びすることもなく、かと言って緊迫感溢れるわけでもなくそれなりまったりと話が進んで、何か起こる予感もある…っていう、オリジナルだけに先の展開が読めないところもワクワクするよ。
てかぱっと見「バトルロワイヤル」、(見てないけど)「悪の教典」かな?と思ったけど、椎名桔平が出てきたとたん、なんだ「暗殺教室」かーってなりましたw そういやあれ菅田将暉も出てたよなあwというか雰囲気というかシリアスになりきらないコメディ的な雰囲気が暗殺教室にしか思えなくなったので一颯先生がもう殺せんせーにしか見えませんw

ストーリーはミステリー仕立てで景山澪奈はなぜ自殺したのか、彼女が自殺したあと担任になった柊一颯がなぜ彼女の復讐めいたことをしているのかという謎を解いていく感じ?
有名選手の彼女がなぜクラス内で孤立したのか、正直3Aの生徒みたいなああいう反応は同質化が激しいクラス内ではよくありがちだとは思うけど、最初にそういう毒を吐き出し、しかもそれを生徒の監禁・爆弾・おまけに雑魚キャラだと思ってた一颯はめちゃ強、そりゃ美術教師がアクション俳優目指してたなんて思わんよなあ…という爽快感で、シリアスになりすぎず、謎解きという適度な娯楽性もあり、インパクトありあり。
仲良かったらしい茅野さくらが私が犯人です的な告白をしたのに不正解。答えがわかった上でそれを考えさせる最後の授業とは。やっぱり殺せんせー?
さすがに爆弾を爆発させても生徒を殺すことはないだろうと思ってるんで、最後に刺された中尾は実は殺したと見せかけて別室で監禁だろうと思うんだけど、どうだろ。
あと一颯がさくらに言った、なぜ澪奈の最後の手紙は「手紙」だったのか?ってやつ。メールでもLINEでもないってことは本人が書いたんじゃないのかなと思ったけど、ミスリードじゃなきゃそういうわけでもなさそうだしどういうことなのか。そして美術室の二枚の絵の秘密は…?たとえそれが最終的に陳腐な理由だったとしても、ストーリー展開が面白ければいいよ。
あと矢島健一の娘?はたぶん休職中の元3Aの先生だよね?一颯の彼女ってこと?伏線張りまくり、謎解きのヒントばらまいてるようでどこまでが確信犯なのかしら。冒頭の回想シーン的なものを見るとまだいろいろありそうだし、毎週1日、最後の10日間に何が起こったのか、すごい気になるよ。
あと生徒たちに対して一颯の言ってること自体は正論だし正義に思えるんで、イマドキな生徒たちの内面をグイグイ抉ってくるような話だといいなあw
と思ってたらEDがやたら明るい青春ものっぽくてしかもクロマニヨンズかよwwどういう狙いだよw

それとキャスティング、たぶんメインキャラの茅野さくらが永野芽郁ってだけで半分青い思い出して軽くイラつくんだけど、芸風というか役作りがほぼ同じ、妙にオタクちっくなキモさというかイタさがあるんで余計にイラっとしますよ。半分青いまではああいうキャラじゃなかったのになあ。今回はわざスズメによせたのか?確かに澪奈がエモいってのはわかるけど、あの反応は痛いオタクを見てるようでイライラする〜
そして上白石萌歌はギボムスの子だよね。(オレ、今まで萌音と萌歌をゴッチャにしてたことに気がつきました!なんてこった)
彼女は正直「この容姿」(褒め言葉だよね?)といわれても、ええ?頭小さいし手足長いし、スタイルはいいけど…と微妙な気持ちになったんだけど、ギボムスでも美人とか可愛いって扱いじゃなかったからオレ間違ってない…よね?