そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

剣崎がやらねば…?

今日のアニメ夜話キャシャーンでしたね。
リアルタイムで見てたと思うんだけどところどころしか覚えてないのは、どうも自分が「悩めるヒーロー」があまり好きでなかったせいではないかと思うんですね。その証拠?に子供の頃はシリアスなテーマの仮面ライダー派ではなく、ウルトラマン、それもエース、タロウ、レオという、割りかしノーテンキ系が好きだったってのがあるんだけどさ。(レオはノーテンキではないけど)
 
それはさておき、キャシャーンの作品解説を聞いて「ああそうかー」と思ったのが、キャシャーンて剣崎?っつーことでした。
「たったひとつの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体」(よく考えたら命は捨ててないんだけど)だよね。
キャシャーンは、人間としての命(人生)を捨てて、あと戻りのきかない不死身のアンドロイドの肉体になったわけだけど、それによって「人間とは?」という人としての有りように悩み続ける…って、まあ剣崎はとりあえずは悩んでないけどね。
とは言っても、それはその後の話だから知りようもないんだけど、もしあの後も話が続いたら、そういう展開もありなのかな?戦ううちにいかなノーテンキな剣崎でも、自らの存在を自問したりするのかな、自分は人間なのかと。(答え:心が人間なら人間だと思うけど…人間かどうかって心の在りようだと思うし)

ある使命のために、人間であることをやめて永遠の命を得るってのは、じゃあその使命が必要なくなったらどうするんだって気もするんだよね。それは考えるだに、死ぬことよりも辛いことなんでは…と思うんですね。自分の存在意義が無くなっちゃうってことだから。
まあその辺キャシャーンと違って、剣崎は最初からかなり強い意志で仮面ライダーで在ろうとしていたんで、自らの考えで永遠の命を得た以上、そのことで後悔したりはしないと思うんですけどね。それが彼のハッピーエンドだし。というかそういう剣崎であって欲しいんだけどさ。
あと始がいるから、剣崎になんかあっても大丈夫だよな、きっと。
 
アニメ夜話見て思ったことを書き散らしたんで、ちょっと浅いですが。