そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ウルトラマンマックス#19「扉より来たる者」

『お互いに年を取りましたね』『全くだ』


ウルトラマン&怪獣といえば、子供向けのいかにもな話って感じで思考停止しちゃう気がするんですが、何となくマックスは宇宙人率が高い気がして子供的にはどうか判らないけどオイラは面白いと思うんですね。今回も十分面白いと思いました(ストーリー的にはちょっと練り込み不足だけど)。なんて言うか、こういう雰囲気のものを月一でいいから入れて欲しいな。今回はキャスティングがキャスティングだからロケも多くてクオリティ的にはまあ十分って感じですね。


ツッコミどころ。(面白かったんでいろいろ突っ込んでみる)
・マックスの記憶で悪夢を見るカイト。記憶共有?結果としてこれは予知夢に近いものなのか。
・朝、なぜかカイトを起こしにくるミズキとパンツ一丁(とダッシュTシャツ←支給品か?)で寝てるカイト隊員。てゆーか、この二人結構ラブラブだぞ。
・オザキ教授の森次晃嗣のあからさまな眼鏡(笑)剣に出た時とはまた全く雰囲気違いますね、さすがです。
・トミオカ長官は昔モテモテだった。
・オザキ教授、いろいろさすらった揚げ句趣味の考古学で名を成す。でもその脅威の記憶術があればどこでも名を成したと思う。そしてなぜカイトに興味を?眼差しがちょっと意味深です。
・ターラ星人、予告でもあれーっと思ったけどクリンゴンかカーデシア星人か(笑)<スタトレ(後述)
・しかしなんでいつもミズキとカイトで出動すると事件が起こるんでしょ。コバの言うことは正しいぞ?てゆーか、新人のカイトにそんなに任務任せていいのかよ。(カイトが出動したときに限って事件が起こってるという可能性は)
・発掘物の運搬なのにダッシュアルファで行くって!おいおい、ちゃんとした運搬用トラックないのかよ。作業員連れてけよー。
・オザキ教授のシャベルアクション燃え。
・トミオカ長官とオザキ教授のやり取り、かつての先輩後輩という設定だけど、当然ウルトラファンにはニヤリなキャスティング。それはいいけど終始思わせぶりな言動とキャラのオザキ教授はちと怪しいよな(笑) いやこれはそういうサービスだもんな。
・パズル、組み合わせを計算してるエリーと出来上がったものを目で見て覚えてる教授、勝ち負けの問題じゃないと思う。
・ショーン、誰に向かってカメラ目線?「僕が作ったんだよ〜」
・また黒タンクトップ(萌え)のミズキ隊員、なぜ貼り付け、なぜ上着脱いでんの?
・エリー、アクティブモードのブラトップに何の意味が(笑)戦闘力落ちるやんけ。
・ターラ星人のどこでもドア(笑)
・最後の追いすがるターラ星人可哀想じゃないか?コバよ。
・何だか判らないけど、最後のトミオカ長官とオザキ教授のエスカレーターですれ違いざまの拳打ち合わせは燃え!
・そのラストはいいのか?その扉から何が出てくるんでしょ。
・しかしマックスっていくつだ?


今回のストーリー、よくワカランとこは結構あるんだけど、何となく雰囲気で流してるところが多いんだよね。あのミズキが引きずり込まれた惑星はターラ星なのかな?そもそもターラ星人は文明レベルは高そうなのに、食料不足で飢えて滅ぶってっておかしくないか?しかも地球にやって来て食料もらうって、イヤそれなら何か別の解決法があるはずよ?
根本的にさー、『ターラ星人が飢えて転送装置で地球にやって来た→太古の地球人に食料を分けてもらって共存→地球人が好戦的だと気づく→強い力で地球人を導く(いわゆるファッショか?)→ウルトラマンに阻止されてターラ星滅亡』って、この図式がかなり無茶じゃないかい?どうよ。
で、ターラ星人は今まで待ってたの?マックスを。どこで?いつから?あのギルファスっていう戦神は一体何なのか。
タイトルの《扉から来たる者》は、イメージとしては判るんだけど具体的に何かというとこれも今一つ。この扉が呼びだされた現代においては、扉から出てきたものはいないんだよね。こじつけで深読みすれば、太古の時代に扉を通ってやって来たターラ星人のことか。
ああでも、こういう雰囲気だけで何かもういいやって感じ。この辺がオレのは批評や解説じゃなくて感想なんだよね。


来週はまたギャグっぽい話みたいです。シリアスとギャグ半々くらいで月一でこういう話やってくれんもんかな。
ウルトラマンのおウチ訪問、いいなあ〜ウチにも来てくれ。


さて、前回の「アカルイセカイ」でもスタトレ(ここでは主にTNGのことで)との共通点についてはちょこっと言及したんですけど、今回はもっと共通してました。オレが面白いと思った理由もその辺にあるような気がするんですが。
まずエリーがデータ少佐エンタープライズのアンドロイド士官)のポジションだろうというのはわりと最初から思ってたんですが、今回は話の構成からしてスタトレにありがちなエピソードの雰囲気。異世界(他の惑星)にチームで降り立つというのはまんまスタトレの構図だし、出てくる宇宙人もスタトレ風特殊メイク宇宙人(今までウルトラにおいてはたぶんいなかったタイプ)です。ラストの雰囲気もウルトラQというよりはスタトレ風。(かな?でもスタトレだとああいう投げっぱなしはないかなあ。前回のシャマー星人の終わり方はウルトラQ的だと思うのですが)共通してるっていってもそれくらいですが、まあ十分かと。
ちなみに同じようにスタトレとの共通点を上げてるkasindouの日記さん http://d.hatena.ne.jp/kasindou/20051105を上げておきます。("Q"の説明もちゃんとされてますです)オイラはちょっとジェムハダーは判らなかったんですが…(DS9は全部は見てないんで)スターゲイト…それもアリかも。