そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダー響鬼41の巻「目醒める師弟」

『いつか鬼になれるかもしれない二人に、威吹鬼さんから教わったことを伝えたかったんです。そうすれば私が弟子だった時間が無駄にならないと思ったから』


ああ、あきらはやっぱり鬼やめちゃったよ…不覚にもちょっと泣きそうになった。オレ最近涙腺弱すぎ。
あきらについては、いつまでたっても鬼になれない(精神的な問題?)、あきらが鬼になる理由である「両親が魔化魍に殺されたこと」を過去のこととして捉え始めてる…というのがあったので、朱鬼の話のときにあきらが改めて「自分はなぜ鬼になるのか」ということを考えたときに、師匠であるイブキと考え方が違うという以前に、鬼になる資格もないしそのモチベーションも失ってたってことに気づいてたんでしょうか。
それを結局師匠にも相談しないまま、自分で考えてその結論を出したというところがあきららしいんだけど、やっぱりそれならそれでイブキくんは相談して欲しかったと思うんだけどな。あきらの中では朱鬼に付いていった時点でイブキは師匠じゃなくなってたのか、それとも付いてっちゃった自分が許せないのか、とにかく、もうそういう相談をできる相手じゃなくなってたのかなあ。
でも鬼って、やっぱりそれくらいの覚悟がいるって事だよね。それはできれば明日夢と京介にも判って欲しいところです。今回は流れ的に無理なのでぜひ次回にでも。(来週も脚本は井上先生みたいなので期待したいところ)

あとは明日夢と京介がとうとう弟子入りって事で、やっと名前で呼んでもらえるようになりましたな。39話の名前呼びに納得してなかったんで、つい「井上御大がやり直してくれたよ!」と思ってしまいましたよ。あれは話としては好きなんだけど、やっぱりあそこで名前を呼ばなければいけない展開にしちゃったことには不満があったんで、まだこっちの方がいいです。納得は出来ないけど、仕方ないかってレベルですが。


本当のところは、肝心の明日夢と京介が「鬼になるということ」がどういうことであるのか判ってるという描写がないので、拘るようですがまだ納得出来ません。ヒビキさんがいうように『強さに憧れてるだけ』もしくは《響鬼》に憧れているだけだよね、今のままじゃ。ヒビキさんの『鬼になるってのはどういうことなのか〜』に対しても、二人とも『考えに考えた』とは言ってるけど、どう考えたのかは言ってないし。本当はもうちょっとその辺セリフで突っ込んでくれればいいんだけど、どうなんでしょ。セリフだけじゃすまないからやらなかったのかなー?
どこかの回の感想でも書いた気がしたけど、鬼っていうのは劇中でも人助けみたいなものって言ってるし、オレは警官や消防士みたいな職種だと思ってるんで、命の危険もあるし、それなりの覚悟と明確な目的意識がないとダメじゃないのかなー。入り口は憧れやカッコイイから…でもいいんだけど、響鬼というドラマとしては、そこはちゃんと描いて欲しいと思うんだけど。だって鬼の仕事は魔化魍退治じゃなくて、人を守ることでしょ。
だから明日夢や京介が憧れや自己実現のために弟子入りしたいって言ってても、活動していくうちに鬼であるという意味を理解していくんなら構わないとは思うので、もう弟子入りしちゃった以上そこだけでも押さえてくれれば文句はないですが。


ところで、ヒビキさんが明日夢たちの弟子入りにあんまり乗り気でないのは、もしかしてヒビキ自身がそうだったからってのはないかしら。きっかけは友達を助けられなかったではあるけど(でもこれは本人談じゃないよね)、実際鬼に弟子入りした経緯自体は説明されてないし、『最初はそんなつもりじゃなかった』みたいな事も言ってるし。自己鍛練を目的として自分が一生を掛けられる仕事だと思って鬼になったんだったら、そりゃ弟子も取りたくないだろうけどね。だからこそ、今の時点で明日夢や京介を弟子にとは考えてないけど、やる気はともかく本人達の資質を見て本当に大丈夫そうだったら弟子にしてもいいかくらいは、さすがに考えてるような口ぶりに見えたんですが、どうでしょう?>日菜佳に弟子の話をされたシーン まあ結局弟子にしちゃったんだけどさ。逆に香須実は猛士なのにその辺緩すぎる気がしなくもないけど、そんなモンなのかな?


てことで細かいツッコミなどを。
あきら変身!…したはいいけど本当に一瞬だったなあ…。スローにしてもよく見えなかったけど、面は角なし威吹鬼みたいだったような。でもこれっきりなんだよなー。鬼に変身するのは師匠の許可がいるみたいなんだが、それはやはり心身ともに鬼に耐えられると師匠が判断したらって事なんですかね。でも一瞬でも変身できたって事は、イメージとして「変身した自分」というものがあるって事だからきっと変身自体は練習?してたのかな。
ところで最近、ヒビキさんの演技がカワイすぎるんですけどぉー。まあ話がシリアスだったんで(特にイブキ暗すぎだし)何となく和むからむしろ大歓迎なんだけど、ただいろいろ微妙な気持ちにはなるなあ(笑)
それにしてもここんとこ、常に二人セットの明日夢と京介(ヒビキさんに認められた事だしちゃんと名前で呼んであげましょうとも!)ですが、ヒビキさんやみんなに何か言われた時に、まず最初にリアクションするのが京介だってのがおかしいね。明日夢はそのあとに引きずられるように行動を起こしてるに過ぎないのが何とも…(^_^;)
明日夢と京介の行く先に先回りして、いきなり決めポーズをレクチャーするヒビキさん。また大人の小手先の騙しですよ。どこまで本気だったんだろ。京介はそんな騙しには乗らないからさっさと切り上げちゃったけど、やっぱり明日夢も同じく。いいけどここの明日夢はサイコーいいですね(笑)とっちーは上手いなあ。
なんだろ、今まではヒビキさんの言うことは納得できないと思いながらも言い返せないから黙って俯く…みたいな感じだったのに、京介みたいなのとつき合い始めちゃったら突然目覚めたみたいな?単純に同じ立場の仲間がいるから便乗しちゃえ…みたいな感じがなくはないけど、それが自立って奴でしょうか?(笑)
忘れるところだった、謎の男女に呼びだされる勢地郎。たちばなって結界とか張ってないのかな、必要ないの?いくら何でもそれは無防備な気も…泥棒除けにもなるだろうし。謎の男女の力が強いってんなら仕方ないけど。で、オロチとか前兆とか鬼を集めなければ全てが滅ぶとか、厳しい展開になりそうな予感。というか、わざわざ猛士である勢地郎にそれを告げにきたことの意味とか。
交通指導、あきらはああいってたけどやはり弱者を護るってことに繋がるんでしょうかね。しかしあのトラックは酷いな(笑)一応ブレーキ音は聞こえてるんで、ひき逃げ未遂じゃないと思うけど。
自転車かっ飛ばす3人、いいなあ。細かいこというと、ここで烈風が前カゴに入っててもいいと思ったけど、一応イブキの家に取りに行くところかな。
ああ、そしてタマらんよ、ヒビキさんと日菜佳のやり取り。携帯は猛士支給じゃないのかよ。(フィギュア王のMONO図鑑によるとメアドが鬼名なので支給だと思うんだけど?)そしてどんなに慌てて出掛ける時も決めポーズは大人の余裕で(笑)ステキ!
明日夢と京介が森で香須実を助けるのは状況的には成り行きだけど、自分たちがやらなきゃと思って香須実を助けるのはいいな。そして烈雷が重いという細かい設定を覚えててくれた演出で、二人が力を合わせないといけないという理由にもなってて、ここはいいです、燃えますよ。ついでに香須実さんの悲鳴が素晴しかったのもこれまたいいね。香須実さんの中の人はいいスクリーム女優になれるよ?
あきらの、最後のサポート…のくだりがちょっときたよ。あきらの覚悟は美しいよ。泣ける。イブキまでが何だか判らないけど後押し…はどちらかというとあきらの気持ちを汲んでやったのかな、と思うんでまあいいです。どうせヒビキさんも取りあえず弟子にしようと思ってたみたいだし。つーことで名前呼び。メデタシメデタシ。背を向けるヒビキさんに先に声を掛けるのはやっぱり京介、先にイブキに頭を下げるのも京介(笑)京介、随分丸くなったなあ。


タイトルの「目醒める師弟」はどっちの師弟に掛けてたのかな?あきらは多分弟子を辞めると思ってたから、ひょっとしてヒビキと明日夢&京介のことかなーとは思ったんだけど、それにしたらちょっと意味不明じゃない?

予告。弟子かと思ったら弟子見習いじゃん、それって。いいよ弟子は明日夢で。京介はみどりさんに弟子入りして、武器開発でもして下さい。そっちの方が京介の才能を遺憾なく発揮できると思われ。あととりあえずあきらが学園生活しててホッとした。と思ったらトドロキのあの姿にいろいろぶっ飛んだ。何が起こったんだ!?
マンドラ&スモ。まだマジ見てないんだけど、家人にも妹にもスモが固まってたら最高だったって言われた。そうなのか?


小ネタ

今日は井上先生(すっかり先生扱い・笑)のお誕生日らしいですね。なのでさっき聞いたネタをちょろっと流してみたり。(この項、あとで削除するかも)
5○5のあの展開、実は井上先生の考えではなく白Pの差し金だったという話で聞いてるのですが、どうやら今回の響○の後半もそうらしいですよ。むしろ先生は高Pのプロット通りに進めようとしたとか…。いやあ、アンチ井上の輩や旧響○儲はどう思うのか。