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超星艦隊セイザーX#11「父、帰る」

『子供だよ、いつまでたっても由衣ちゃんと拓人くんは僕の子供さ』


やはり脚本家によってたっくんのツッコミ度合が全然違うんだよなあ。
何となく話としてまとまってない気がするのは、それぞれのエピソードが次の話の準備に入ってるからかな。縦のラインはあるんだけど横のつながりがない感じ。安藤家の話とレミーの話と海賊の話が同じテーマになくて繋がってないんだよな。説明も結構無理やりなとこあるし。てことで感想書きにくいよ。


それはさておき、初めてたっくんのお父さん・俊作さんが出てきました。が、何というか予想外のキャラで驚いた。有りなのか…あのキャラ。なのにたっくん会えません。お父さんのことを拓人がどう思ってるかは今迄ほとんど出てきてなかったんだけど、このシーンの嬉しそうなたっくんの反応だけでかなりはっきり判るところがセイザークオリティ。
そうしてみるとたっくんはやっぱりじいちゃん似なんだな。当たり前なんだけどちゃんと海賊との戦いのことも知らされてるし、コミュニケーションも取れてる模様。由衣の反応はちょっと冷静すぎるけどさ。久しぶりに会ってあれなのか?たっくんぐらいの喜び度合だろ、普通。ヘンな家族。
ていうか、何で自分の子供に改めて自分ちの過去の話なんかしてるんだ?レミーとかなら判るんだけど〜この辺微妙だなあ。
ただ家族を描くのはなんか巧いよな。それがセイザークオリティ。ちょっと変わった家族なのになんとなく説得力があるのは、ちゃんとキャラ設定が出来てんだろうなあ。過去の話もありそうな話だし。しかし人は時として素直に自分の気持ちを語ることは大切なんですね。俊作と宗二郎、別にけんかしてたわけじゃなさそうだけど、うまく言えないけどこういうことってありそうだよ、こういう親子関係。
そして俊作がたっくんのことをとっても心配してて、自分の不甲斐なさもわかってたり宗二郎と解りあったりするのは、結構無理やり感はあるけど何とかギリギリオッケー。いい家族だよな。アイドル張りに美しい春子ママの昔の写真はサービスか(笑)


いつものツッコミノリは今回は残念ながら冒頭数分だけ。
勢い込んでる海賊を無視する拓人に『おい、オレは透明人間か?』はブレ。たっくんに構って欲しかったんだね。そして何だか判らんが広場で行儀よく対峙する宇宙海賊とセイザーズ。なんだよ、なんかの試合かよ。しかも結局逃げるし…(いいけどあの塔、ぶっ飛ばすにしても広場の方に…危ないよ〜)逃げる海賊にアドの『徹夜明けなんだろ』いやそれは違うと思うぞ、アド。
逃げた宇宙海賊たち。サイクリードの至高の名言『宇宙海賊はな、宇宙にいるから宇宙海賊なんだ』…だから君たちは地球に何しに来たんだ?
白い服の女、ケインがいうところの「ネオデスカル」って…?宇宙海賊、セイザーズ両方ともに働きかけるその謎は次回ですかね。
しかし2005年と2500年、同じ時間軸じゃないのか?なんか微妙にパラレってない?向こうとこちらで同じように時間が流れてるのは子供には判り安いけど、妙な感じヨ?物語の感覚としては判るけど。てことで2005年にはまだ存在してるはずのルーエ星は500年後、破壊されてしまいました…???まあいいや。第一部?のクライマックスが近いようで。


今日の一言。『外から帰ってきたら手荒いとうがいをしよう!』今日はイマイチ。