そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

超星艦隊セイザーX#12「決戦は空の彼方で」

『オレは単なる実験台か。許せねぇ、てめぇら!』


10〜12話の展開で一応第一部完って感じなのに、ちょっとどうも盛り上がらないんだよなあ。話の流れは正しいんだけど。
この間思ったのは、セイザーってその場で見て面白かった〜でいい番組なんじゃないかなあ。最近の風潮ってなんかテーマ性だとか話の大きな流れを作らないといけない雰囲気があるんだけど、別にそうじゃなくてドタバタ物でいいと思うんだけどね、子供向けだし。家族の絆とかはあんまり全面に押し出さないで、隠し味程度でさ。
タイムボカンみたいにずーっとコスモカプセルの取り合いでシリーズ終わればいいのになあ〜ってなことを考えてました(笑)ダメかなぁ?

で、この脚本家の人(林民夫)はドタバタが得意なのかな?小ネタとかテンポのいい会話が上手いんだよね。あとセイザーに関しては、キャラや世界観の設定をかなりハッキリ把握してるみたいで、今んとここの人が脚本やってるときは絶対ぶれないんだよね。当たり前といえばすごく当たり前のことなんだけど、意外と設定って盛り込もうと思っても盛り込めないじゃないですか。それで表に出なかった物がよく裏設定とかってなっちゃうけど、使わない設定ならいらねーと思うんだよね。一応大人なので、裏があるなら見せてもらおうかいとは思うんですが、子供には関係ないし。でもこの人、作った設定は毎回盛り込んでるし忘れてないんで、オレの中ではなんかいい仕事してますね〜って感じです。


てことで今回。デスカルとネオデスカル、あれ〜ってとこで、宇宙海賊は未来から来たんじゃなかったんだよな。そういやそうだ。今まで意識してなかったヨ、ついうっかり。グローザの『こんな奴らが本当に私たちの先祖なの?』はそういうことだよな。えーと、そうすると宇宙海賊を地球に送り込んだのは誰だ?船長はあれだったし。
それにしても時空を越えた情報を送ってくる情報端末ってすごいね。シャーク隊長からの連絡も途絶えたままだからケインの心配は有り得ることですね。て言うか未来の地球は、今どんなことになってんだ?大体戦ってるのは地球人じゃなく(確かゲリラとはいってたとは思ったけど)、セイザーズは宇宙人だもんな。

いいけど頭の方の構成、ちょっとヘン(笑)ブレが生贄なのはもう分かり切ったことだね。一番強いヤツってことで、アホのブレが名乗りを上げるんだと思ってたけどそこまでアホじゃなかったか。まああんなに楽しそうに暴れられるのはヤツしかいないけど。最初はグーのジャンケンとか後出しとか縛り付けられたりとか、楽しそうだね、海賊達は。
ブレ巨大化しても相変わらずたっくんとのやりとりはアホだよ。当たったらどうすんだ!…もオカシイが(きゃいーん避け?)、それより金的だよ!いや痛いよな、大きくても生身だもんな。しかしリアクションも妙にリアル(笑)その辺セイザークオリティだが、ゴルドとアドも痛そうにしてたぞ(爆笑)でもたっくん、ちゃんと心配してあげてるし。エエ子や(笑)
先週のルーエ星のことを引いてるレミーがちょっとシリアスで、さすがのブレも一巻の終わりか?と心配したら、助けに来た海賊船にいきなりブレの炎の一撃!『なんで急に立ち上がるの!? 』『うっそぉ!』海賊も驚くがオレも驚いた。思わず「ばぁっか!」と大声で叫んじゃったヨ。オレはバカか?子供かよ(笑)
『タクト、勝負だ!』と意気込んで突っ込んでったとこで急にブレは元のサイズに。『ウ、ウソ…』回収されてさよならブレ。
双方態勢を建て直すためにいったん退却。海賊は誰も巨大化したがらなくて戦略的撤退。かと思い気や、ここが一番と海賊を追おうと言うアド。思いも寄らず追いかけられて海賊『宇宙へ帰ろうよ』発言。結局グローザに脅されて戦うことに…とまあ、ここまで流れるような展開。
最初盛り上がらないとか書いちゃたけど、見返したらライオのセイザー砲エネルギーが充填されるまで、アドとケインが戦ってる横でじっと待つたっくん。アイン、ツバイン、ゴルドまで負傷し、『ゴルド、お前は最高の副官だった』『オーケー艦長』とアドとゴルドのやりとり。あの短気で突っ走りやのたっくんが過去のみんなの想いを思い返しながらじりじりと待つさまはちょっと感動した。で、波動砲ばりのセイザー砲発射で海賊船は撃破!(いいけど何でそう面白いかな、ブレのリアクションは)
地球を守ったはずですが、グローザの意味深なセリフが…って、三海賊が先祖なら、死んでないだろうなあ。

で次週はクリスマスで総集編?(ロケいつだよ)


今日の一言、『お友達を信じて力を合わせて頑張ろうな!』って大掃除かよ。ロケいつだよ(笑)