そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダー響鬼47の巻「語る背中」

『鬼の道ってのは、迷いながら歩く道じゃない』


判っちゃいるけどパネルシアターその物のエピソードに堪えられん。華麗にスルーしても宜しいかしら?そして前回のカタストロフの予感も華麗にスルーですか。いいのかそれで?


今回何故かみんな黒い服着てますね、明日夢以外は。京介のパネルシアター乱入時の黒いPコートは555のたっくんの着てたやつですね。ふと思ったんだが、響鬼においてあまりにも過去番組の洋服の使い回しが多いのは、もうそっちに予算が回せないってことなんだろうか?(特に後半)別に気になるわけじゃないし、キャラ的におかしいワケじゃないからいいけどさ。(トドロキのファッションはいつだっておかしいけどな)
追記:何故か、というか《黒は死、白は生。黒はケガレ、白はハレ。》だからというツッコミを秘かに頂きました。いやその通りだよな。気がつけオレ。



スーパー童子と姫、結局自我が目覚めたもののそれは洋館の男女に言わせると『可哀想』なことだったらしいです。自分たちの存在の意味、生きている意味をを問い続けたけど、存在その物に意味がなかったというオチ。後半、その存在に関しては鬼と戦う相手以外の位置づけがなかったことからして、不要の存在だったんでしょう…というか響鬼の後半に関して言えば、すでに「敵」の存在を必要としていなかったから、これは必然ですね。(後半で描かれていたのはあくまでも自分との戦いであったから)
『答えを……』といいながら崩れ落ちていく姫。別にテーマやエピソードとしてというわけじゃないけど、童子と姫の最後はなんとなく555を思いだした。いや砂になったからとかじゃなくね。(これも人知れず死んでいくのは井上脚本の特徴との細かなツッコミを…)


『怖いと思う気持ちと戦う』のは自分の弱さを認めて克服しようとする気持ちのことか。それがヒビキさんがずっと言ってる「鍛える」ということなんだね。で、これは明らかに京介への教えだと思うんだよな。(一応それは克服したと思うけど)明日夢はもういらない子だ。
迷う明日夢。ヒビキさんに相談するけど、何でこの子はこの期に及んでそんなことを相談するのか。今まで一体ヒビキさんの何を見て来たのか。
『自分の生きる道を決められないやつに、何の人助けが出来るんだ』どうしてもしたいことがあるという明日夢に一瞬喜んだヒビキさんが、どうしたらいいんですかといわれて、明日夢を突き放す。そのヒビキさんが寂しそうに見えたのは気のせいじゃないと思う。まさに語る背中。それでもパネルシアターなのか、明日夢


恋人?達。覚悟を決めたイブキにヒビキさんに代わってもらえば…という香須実。イブキと恋人同士でもそれ未満でも、本当に猛士としての自覚に乏しすぎる。今に始まったことじゃないけどさ(これに関しては序盤からそうだったからもう今更。結局そういうキャラだったのか)せめて生きて帰ってきたらの約束が欲しいところなのに。
それに比べるとトドと日菜佳の方が余程判るよ。こういう描写が欲しいわけよ、見てるほうとしてはさ。やっぱり妹さんの方が大人だ。いいけど、男のハンカチはやっぱバンダナだよな。
ヒビキさんはやっぱりみどりさんには何でも話せるんだね。でもノリとしては親友ポジションのような気も。ここでヒビキさんの爆弾設定。師匠がいなくても鬼になれるのか!?しかも最短記録保持者だろ?どうやって?吉野に直接乗り込んだのか?「キミにもなれる鬼入門」って本でもあるんですか?とりあえず明日夢が何かをしようとしてることは認めてくれたみたいですが、どうなんでしょ。普通に考えたら京介が言うように鬼の道とパネルシアターは比べるべくもないんですが。明日夢、小さな人助けでいいのか(しかもあの少女かわいくないし)もしかして京介に対する当てつけでパネルシアターってことはないよな?
京介乱入。関係ない第三者を巻き込むのは宜しくないんですが、ライバルだと思ってた人間があれじゃあなあ。オレは明日夢の言い分の方が理不尽だと思うんだけど、どうですか?明日夢の気持ちが判るって人いるかい?京介はそこまで考えてないかもしれないけど、普通は師匠のヒビキさんにだって失礼だと考えるよな。怒る動機は個人的なんだけど、京介がいかに真面目に鬼の修業に取り組んでるかってことですな。


結局イブキ、トドロキを謀ってヒビキさんはオロチを清めに行っちゃったよ。
パネルシアターをやってる明日夢とどう被ってるのかもう全く判らんのだが(考えることを拒否)響鬼さんはカッコイイっす!清めの石舞台を打ち鳴らしながら魔化魍と戦う響鬼さん、乱舞が美しい!生きて戻ってこなきゃ負けだというんだから、ちゃんと戻ってくるよな、ヒビキさん。
結局この清めの場所にいる人達とそうでない明日夢の間にはもう越えられない何かがあるってことかな。
関東十一鬼、何で清めの場所にいないんだ。あそこで十一鬼が舞ってたらカッコよかったのに。
ってことで次回、泣いても笑っても最終の巻です。


予告。もずく風呂再来かと思い気や、プラナリア!?それは〜〜…。(いやプラナリアにしちゃ大きいか。何だろウナギの幼生?)
そして新しい鬼!?誰?