そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

響鬼本を求めて(追記あり)

前回までのあらすじ>発売日に地元の本屋3件を回ったのに見つけられなかった響鬼本を求めて新宿にやって来たのだが…


手近の店からと思って最近新しくなった某書店で特撮コーナーを探したが見つからず、店員さんに聞いてみた。「特撮関係のムックや写真集は何処ですか?」店員さんはPOSでしばらく検索したあと「主に何ですか?」「(主にって言われても…)ひ、響鬼です」「(ああ〜、にっこり)少々お待ち下さい」といって去っていくおねーちゃん。随分時間かかるなあと思ったらヒーローMAXを持ってきて「ここに少し写真が載っているようです」「(うひー、場所を教えてくれるだけでいいのに…)は、はい」「あとはですね、ちょっとお待ち下さい」といって別方向へ行くおねーちゃん。やっぱり何か探してるようなので、追いかけていったら写真集コーナーでやっと「魂」を見つけてくれた。ありがたくお礼を言って「肖像は〜?」と探したがそちらはナシ。というかねーちゃん、魂の隣に置いてあった竹のストーリーブックは無視ですか?(笑)そちらはストーリーの紹介本みたいだったので今回はパスして「魂」だけ買ってきた。っつーことで某有隣堂は、特撮には優しくないけど店員さんは親切です(笑)オレが特撮オタでなく一般人だったらなんて親切なんだろうと感激するとこかも。ちなみにマリみてのサイン会やっとったよ。
てことで帰ってきて、念のためと思って地元の本屋をのぞいたら二冊ともありました……マーフィーめ!
結局売れちゃっててなかったのか?

仮面ライダー響鬼 キャラクターブック鬼の肖像

仮面ライダー響鬼 キャラクターブック鬼の肖像

↑主にキャラクターブック&スタッフインタビューなど。ヒビキさんの髪が切ったばかりなのとヒゲなのは如何なもんか。(以下追記)
写真集というよりは確かにキャラクターブックだね。男性キャスト中心だけどかなり内容が濃くって楽しめる感じ。さすがヒロビ編集。でもヒロビなのにカメラマンが小林氏じゃないのは何でかな。まあいいけど。
面白いのは斬轟威対談。爆笑。あの人たちは変すぎる。細川&明日京対談もちょっと変だけど。でもここでの細川氏の話を聞いてると、最終話のラストでの明日夢とヒビキの会話が何であんなにチグハグだったかが判るよ。でもなんか、それは正直微妙だよなあ〜。いやいいたいことは判るけどさ(聞いた話、あのシーンの会話は八割り方細川氏せいらしい)
その他キャスト&スタッフインタビューはちょっと偏ってる気がするけどまああんなもんかな。知りたいことは判ったし。白倉×土田のPD対談読んでると、高寺氏のやりたいことがいろんな意味でどうして出来ないんだろう?という部分が、別の意味で解消される気がする。うがち過ぎかなあ。とにかく白倉氏は頭いいなあってことで。
部分的にファンロードチックな企画もあって、それはちょっとどうよとは思ったけど全体にはオススメレベル。小道具解説もいいね。それにしてもとっちーと中村くんがラブラブで困る(笑)やっぱり中村くんはいい奴だった。そして他の人の話に出てくる渋江像を総合すると、やっぱり彼はフタクセくらいありそうだ(笑)

仮面ライダー響鬼特写写真集 魂 (DETAILS of HERO (01))

仮面ライダー響鬼特写写真集 魂 (DETAILS of HERO (01))

↑ハードカバー。ガワ写真集&初期設定解説&高寺氏インタビュー。(以下追記)
いや〜素晴らしい!とにかく響鬼において前P高寺氏の最大の功績は《鬼の造形》に尽きると思ってるんで、この写真集はまさに見たかったもの、知りたかったことが詰っとります。鬼のスーツの企画の元とか発想の元、細部にいたるまでちゃんとした理由のある造形はまさに「用の美」とも言えるべき美しさ。惚れ惚れする〜。画面や雑誌の記事だけだとここまでUPで見ることもあまりないので、資料的価値もありますね。
残念なのはレギュラー以外の関東十一鬼の人達が十把一絡げなことですか。せめて一人1Pで前後ポーズくらいは見せて欲しかった。(映画鬼についてはあんなもんでいいけど。あんまり好きじゃないんだ)あと出来れば写真集的なページも欲しかったなあ。番組開始当初から使っているような、自然の中にいる響鬼みたいなイメージフォトね。
とにかく鬼達の「肉体が変化した」という設定が大好きだったんで、それを感じさせるこのスーツは関わったスタッフ達の素晴らしい仕事の集大成として語り継いでいって欲しいものです。マジョーラ万歳!
それにしても三鬼のうち何で威吹鬼だけマジョーラじゃなかったんだろ。ちょっと不満。あと轟鬼のスーアクさんが細いなあと思ったのは気のせいじゃなかったんだな(特に胴回りが)
高寺氏のインタビューは主にスーツ造形の裏話についてのことだけど(スーツが出来るまでのドキュメント)、最後の番組企画に関してを見ると、何で思ってることを形にすることが出来ないのかなと思うね。内容自体は特撮ニューの別冊「秘伝の書」と同じこと言ってるような気がするけど。
初期設定、本編に出てこなかったんで何処まで反映されてるのかは判んないけど、二次創作などに使うには便利ですね。一応公式設定ってことでいいのかしらん?響鬼世界のいっそうの理解のためには必読かも。

↑判型はA5、1話〜29話までのストーリー解説と設定がちょっと載ってたような。(今回は買ってないので内容についてはパス。気が向いたらあとで買うかも)


個人的にはフィギュア王の「響鬼MONO図鑑」をぜひ本にして欲しいんだけどなあ。あそこの編集部はいろいろムックを出してるんで、是非ともそのノリで出して欲しいんだが。出る予定ないのかなあ…