『言うなエリー、俺の熱いハートが戦えと叫んでるんだ!!』
いくら何でも組織の長官がぼんやりしちゃマズイだろ(笑)
つーことである意味再び「甦れ青春」。脚本は中島かずき@劇団☆新感線なんだね。実はそんなに新感線のお芝居って好きじゃないんだけど(笑いのツボがちょっと違うんで)、これはベタだったんでスゴく面白かったです。BGMが草競馬と剣の舞ってとこもちょっと新感線テイストか?目が燃えるのはアストロでもやってたような。あとちょっと説明ゼリフが多いのが難点くらいかな。
その姿は炎、名前は萌え足らんが、いやモエタランガ(と名乗りを上げる挑発星人)なのに、中身はクールなインテリのようですな。(最初ブレアード?…と思ったけどあれだ、アギトバーニングフォームの頭だ!)妙なウィルスで人々の心を燃やしその生体エネルギーを吸い取るというヤヤコシイコトしてますよ。ウィルスに感染した人々がまさに「熱血」を地でいってて笑った、特にDASHの人たち。お前らはランボーか。なにげに隊長の突っ込んだ八百屋にDASHトマトとかししとうの張り紙が合って笑った。早送りは楽しいね!
モエタランガ、カイトがマックスだって判ってるんならこんなことせずにカイトに直接攻撃すればいいのにね。
燃え尽きちゃったDASHメンバーを回収してウィルスの正体を分析。(この燃え尽き表現いいなあ。真っ白な灰になったぜって感じ)
『いいわ、正体が判れば何とかなる、いえ、して見せる』教授カッコイー!いいけど脳を興奮させることとクロックアップは関係ないだろ?何で十倍で仕事できるんだい。気合パワー?時間稼ぎの長官も年寄りは新陳代謝が遅いとか燃えつきた炭とか随分自虐ネタも(笑)でもなんかいいこといってる気がするよ、長官!
そして結局何とか出来なかった教授。修羅場でドリンク剤の投入時期を見誤ることは死につながるの見本。そこでダテ博士ですよ!(OPを見ちゃったんでサプライズが減ったよ!くそ)おいしいとこ掻っ攫っていきましたよ!
しかし、ウルトラマンの活動限界、3分という時間なのか、3分活動できるだけのエネルギーなのかハッキリして欲しいところ(まあどっちでもいいんだけど)今回なんだかやたらマックスの尻が気になってしようがないんだけど、気合のせい?(違う)
気合で立ち上がるマックス、ホーホケキョは意味ないけどいいタイミングなんで笑った。
久しぶりに怪獣プロレスは見ごたえあり。あと空を滑空しながらマクシウムソードでモエタランガをぶった切るマックスいい!初めて見た!マックスギャラクシーで敵を撃破するところは久しぶりに爽快感。ここのBGMもまたよくって盛り上がり!(ちょっとサントラ欲しくなった)
ってことでオチャラケから入った割りには王道でした。トミオカ長官とダテ博士の往年の名コンビもいいネ。
『ぼんやりしていた長官は、次に燃えるタイミングを待っていたのかもしれないですね』いや、なんか違うと思うぞ、カイト。限界を越えてきたも違うと思うぞ、教授。もう引退しろよ長官ー。いい加減年なんだから雌伏して次の機会を待つこともないと思うぞ。ああ本当にUDFはユルい組織だ(苦笑)
職場で盆栽はともかく(ともかくかよ!)長官の愛読書?カレー道楽にはツッコむところか?
感想のノリとしてスルーしたけど、長官の『私は信じている。燃え尽きたはずのその限界を超えて、君たちは再び立ち上がるときを。それが、人間の強さだ!』は良いセリフですね。良いセリフなんだけど、話に微妙に合ってないんだよ…
次回はコバ×エリー?いいけど毎回サブタイのロゴが違うってイイよね。