そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

超星艦隊セイザーX#19「装着アド!未来に向かって」

『あの子供たちに決まった未来ではなく、素敵な未来を作ってもらうために』


どうやらセイザーもクランクアップしたようですね。よかったよかった。といっても放映自体はまだやっと半分なんですが、東映と違って撮影時期が早くいつも画面の中と外で季節がズレてるから、こういうのも良し悪しですな。あとの残り20話ほど、盛り上がるといいね!*1


突然OPが2番に。なぜこのタイミングで?
それはいいけどネオデスカルにおけるジャッカルの立場って一体…。偉大なるガレイド様がお子様なのか?「偉大なる」って持ち上げてもダメなんだ、意外と鋭いね!(笑)
ブレアード、透明バリヤーはもう撤去。縁側で普通に和んでるよ。納豆ご飯が大好物のブレンダくん、もうすっかり家族の一員だよ。縁側のポチでいいんだ(笑)いいけどブレが洗濯物干すと余計に汚れそう。ちゃんと手洗ってんのか?
さて何処にいたのかというと『一人で、海を見ていた』というアドを盛り上げようとする安藤家&セイザーチーム。
縁側のポチ・ブレアードは随分安藤家に馴染んでるね。しかもよく見てるし、意外と鋭いよ。といいつつたっくんに説教。『言っただろ、だてに縁側のポチをやってるわけじゃねぇとな』『ポチ…』『ああ、俺はポチだ』ポチでいいのか、ブレ!
それはさておいてもブレはいいこと言いますよ。『家族の優しさを知るのはな、あいつじゃなく、拓人、お前の方だ』家族っていいね。こういう家族の描き方も今までなかったような。マジも家族って事を前面に出してるけど、セイザーの方がちゃんと大人なんだよね。一緒に戦うか後ろで見守るかの違いなんだけど、家族ってやっぱり信じて見守るものだと思うな。(まあ普通の家庭じゃ、家族総出で戦うなんてあまりないしな)


しかし戦う理由をこういうふうに持っていく特撮も珍しいですね。そもそも最初からアドやケインは地球のために戦う理由はないわけだから、そのことを前向きに捉えてまず地球の人々を知ることから自分の中に戦う理由を見つけたケインと対照的に、地球人に対して納得できないながらも任務だからということで戦っていたアドが、戦いのそもそもの発端に疑問を持ったことで改めて地球のために戦うという理由を得たというのは、かなり考えられた構成ですね。ケインが賢いのは言うまでもないんですが。
葛藤の末アドは子供たちの未来を守るために戦うことを決意。安藤家に戻ってきて白い米の飯を下さいと。思うにこれは安藤家に下宿してないことと言い、他人の文化を受け入れないっていうアドの頑なな生き方だったんでしょうか。そういうアドに大喜びの安藤家、ちょっと目尻が、いや目頭が熱くなったよ。
結局シャーク隊長といいケインといい、そして今回のアドといい、地球人の善いところに触れて地球人のために戦うという理由付けはいいね。


ジャッカルVSシャーク隊長。
『何が正しいか、そんなものは誰にも判りゃせんよ、シャーク』という宗二郎さんのセリフはジャッカルの『お前は正しいことをしているつもりだろうが、歴史を変える事自体こんな傲慢なことはねぇ、お前は神か!』に掛かるわけですね。そんなつもりはないけど宇宙海賊の侵略による未来を変えなければいけないというシャークに対して、必要以上に反発するジャッカルはやっぱり何かありそう。ジャッカルは未来が変わると困る何かがあるんでしょうか。それがシャークに対する個人的な怒りになっているのかな。予想ですけど。
最後、ホノボノしていたところに宗二郎さんがさらわれた!と衝撃のケインのセリフ。でもグローザとの絡みからそれだけじゃないだろうなと思っていたら…


予告。ケインが裏切りですか!?敢えて今回アドとの絡みでケインの戦う理由を確認しておきながら裏切るという、侮れませんよセイザーX


今日の一言。「ゴミはごみ箱に捨てましょう!」リサイクルできるペットボトルは良く濯いでラベルをはがしてちゃんと潰してからリサイクルボックスに!

*1:が、どうもチラと聞いた噂によるとシリーズ自体はこれで最後だ…とか……Σ( ゚Д゚)エエ〜〜〜!せっかくいい感じで面白くなってきたシリーズなのに、残念でござりますです……3クール終了はマックスと同じで年末商戦に合わせての調整だって聞いてたんだけどなあ