そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウルトラマンマックス#35「M32星雲のアダムとイブ」

『ちょっと、金星まで』


藤川桂介!オレの青春と光と影、愛と憎しみのアンビバレンツな脚本家!ゴッドマーズ*1でオレを夢中にさせ、プラレス3四郎*2で奈落の底へ突き落とした脚本家!オレにとっては宇宙皇子*3の展開なんか問題じゃないですよ!(苦笑)
ま、そんな話は置いといて。(脚本が藤川桂介だってだけでいろんな思いが走馬灯のように駆け巡るよ)


今回はキレイにまとまっててよかったな。
ポン酢のお使いもいいけどカイトの子供電話相談室に笑った。やっぱり子供が絡んでるといいね、ウルトラマンは。
空くんの『DASHに知らせたらすぐ殺されちゃうよ』だの、お姉ちゃんの『マックスはいつも怪獣が現われたら殺しちゃうよ』って!子供にとってはそんな認識なのか〜。カイトも怪獣を見つけたら知らせてくれって言ってんのにな。でも知らせなくてもDASHは必ず来る!(笑)希望お姉ちゃんの(この兄弟の名前って…)言い様はちょっとおマセさんで、なんかほほ笑ましい。
珍しくマスコミ対応とか入れてるけど、この辺はどうにも子供視点の話と対比がうまくいってない感じで惜しいな。ヨシナガ教授にはいつものトンデモ理論でマスコミをやり込めて欲しかったところ。
ホップホップは造形的にはアルマジロなんだけど、鳥のヒナみたいにクチバシが黄色くて目がクリクリしてるのがなんだか憎めないというか、これで悪い怪獣だったら完全に騙されちまいますな。でもこんなカワイイ生きものを処分しろとはマスコミ連中は穏やかじゃないですよ。いいけどコイツはネオテニー幼形成熟)か?ちょっと意味違うか。なんてったっけな、こういうの。まあいいや。
そもそもサテライトラボの無防備さにはただただ苦笑。透明バリヤくらいは貼ってて欲しいところ。庭のポチにだって使ってるのに。

でも大きなホップホップはかわいいな、小さいのもな。ミズキ隊員じゃなくてもカワイイって言うよ。それにしても、明らかに幼生ホップホップが生田家にいるのに、子供の気持ちを考えるにしても放置しとくのは危険じゃないのか?ETはお約束ですな。
マックスをはむはむするホップホップいい!(笑)


あとは爆発を観測すると同時にやって来るホップホップは光速で飛んできたのか…はいいけどそれよりジャスト地球目指してやって来るほうが驚異というか。230万光年の彼方からだからね、あまりにもピンポイント過ぎ。
それと宵の明星はこの季節には見えないはずだけどまあいいか。雰囲気優先で。(冬は明けの明星でないかい?)
人類はどこから来てどこへ行くのか、異星人の子供に拾われても藁を敷いた水槽で飼われたくはないな。


それにしてもホップホップカワイイなあ〜(´∀`)オレは大きいほうが好きだな。(色がさ)

*1:横山光輝原作だけど原作とは似ても似つかぬロボットアニメ。荒木伸吾の弟子・本橋秀之による美形キャラが大ブームに。オレが原画マンや動画までチェックしだしたのはこのアニメのせい。大人になってから思い返すとあまりの夢中になりっぷりが逆に恥ずかしすぎて封印したアニメ。今思うとなぜあんなにもタケルに感情移入してたんだろう(笑)マーグについては終始(苦笑)って感じだった。今見返すと第3部がいちばん面白く見られるかもしれないな。ロゼとタケルがうまくいってくれればそれでよかったんだよー

*2:牛次郎&神矢みのるによるマイコン制御のロボット人形によるプロレスマンガ。(余談だがくらんぷのえんじぇりっくれいやーはこれの丸パクリ)当時大人気だった藤川&いのまたコンビのせいでやたら人気に。途中でアニメの設定が原作に逆流入したせいで原作がワケ判らんことになった揚げ句の打ち切りと、最終的には当時の原作派から多いに不興をかった。もちろんオレもその一人。でもいのまた絵の成田くんと柔王丸(超初期設定のみ)が見られたことには大満足

*3:人気があったのはいのまたむつみの挿し絵のせいだがそんなことは暗黙の了解で。劇場アニメは代アニレベルで話にならんかったんだが、同時上映のFSS劇場版という思わぬ拾い物をさせてもらった人間が多数いることも事実。メインよりサブの方が出来が良い(良すぎる)ことに突っ込んではいけないのもまた暗黙の了解で(笑)