そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

時効警察#7

http://www.tv-asahi.co.jp/jikou/
元発明主婦は三億円事件の犯人…かな?
監督:塚本連平 脚本:岩松了(熊本課長!)


先週に引き続きオレ的にはどうもイマイチ。
何がいけないのかと食事しながら薄ぼんやりと考えてみたんだが、もともとこの番組のコンセプトは「時効になった事件を捜査する」と言うある意味逆転の発想なわけですよ。なのでどちらかというと、各話のストーリーは発想は捻ってるけど流れ自体はシンプルで、小ネタで「ありえねぇ〜」と突っ込めるような物の方がオレは面白いかな。
今回だと不倫をしていた元現金輸送車のガードマン(田山涼成)と霧山くんの屋上打ちっぱなしでの会話(ちとうろ覚え)
「あなた結婚してますか?」
「いいえ、独身ですが」
「だったらあなたに私を責める資格はなーーい!妻というものがどれ程恐ろしいか判らない人間には」
「…いや、そういう問題じゃないでしょ」
こういうやり取りが面白いんだよね。これは単なる逆ギレネタだけど、普通ならこうだろうと思ってることの逆をやるから意外性で驚くんであって、予想外だから面白いんですよ。これは小ネタだけじゃなく話に関係ない妙なネタもそうで、何で話に関係ないことをやってるんだろう?という部分が引っ掛かるんですよ。(もちろんネタ自体も面白くないとダメだけど。もしくは役者が。前述のネタは田山涼成だから面白いんだと思う)
おまけに今回は発明主婦が事件の遺留品をどうしても引き取りたいと言ってるところでオチが見えてたし、そういう意味では全体にもたついた話でした。何やってるのかイマイチ把握できなかったし。
でも最後、霧山くんが秋津さん(葉月里緒菜)に「あなたと旦那さんと子供のためにも、犯罪を犯してなくてよかった」て言ってるのはホッとした。
いいけどああいう夏美みたいな人っているよなあ。やな感じ。
あ、十文字の明日のジョーはおかしかった。十文字は何でああなんだろう!(笑)