そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

轟轟戦隊ボウケンジャー#3「覇者の剣」


えーと、1、2話のレッドに続き、キャラクターを行動で描くんじゃなく状況で描く(その状況でどういう行動をするかで表現する)のは、キャラ話二巡目くらいのお話じゃ…そもそもキャラ自体がよく判ってないんだし、物語の背景が全く説明されてないんだから!
ネガティブシンジケート(というか今んとこちゃんと説明もされてないから単なる敵対組織たちでしかないんだけど)がいろいろいるのはいいんだけど、それもこの世界の科学水準が判らんのでどこまでが人間なのか人間じゃないのか、へたに人間じゃない人(大神官ガジャ)が出ちゃってるんで余計に困惑。結構置いてきぼりくらってる感じ。
何で孔明の剣が日本の神社にあるのかとか考えちゃダメ?そんなにあちこちにプレシャスがあるのかよ!ってツッコミも?
とまあ話に入り込めないんで余計なことばかり考えちゃうんですが、今回の風のシズカスプリガンの御神苗優のクラスメートのトレジャーハンター(芳乃)かよとか、後ろ暗い過去を持つその道のエキスパートの集まりってゴーショーグンかよ(ていうかグッドサンダーチーム)とか、もしくはGロボの 国際警察機構?とか、そんなことばかり。話自体は面白いと思うんだけどなあ。
ひょっとして會川昇って他人の作った設定を途中から引き取ったほうが、面白い?今回は殆ど全部一人でやるらしいから、キャラと世界観が掴めるまでは我慢なのか?耐えられなくはないけど、ちょっと初っぱな、オレは辛い感じ。

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ちょっと補足すると、他のものと比較するのもあれなんですが、よく出来た構成としてマジのいちばんの強みが「家族」だってことなんですね。これは改めて仲間だっていわなくてももともと絆があるんだから、そこをすっ飛ばして話を進めても大丈夫という安心感があるわけですよ。デカの場合もすでに警察という一般に知られた組織が出来上がっていて、そこに新入りの赤(主人公)が入ってくるんで違和感がなかった。主人公が知らないことは視聴者も知らないことだから説明もしやすいし。
だからボウケンジャーみたいに未知の組織、未知の世界観の場合まずそれを説明してくれないと理解しようがないんですよね。仲間を主張するのはそれらが判ってからじゃないと、理解は出来ても共感できないんですよ。ボウケンは明らかに背景よりもキャラを押し出そうとして説明不足になってるんで、その辺もうちょっと何とか…って感じでしょうか。
でもマジの3話目が苺だったことを考えると、やっぱりキャラの押し出しも弱いような気がするんだけど…