そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウルトラマンマックス#37「星座泥棒」

『だって、光は希望の証だから』


カイトとミズキは付き合ってるってことでいいのかい。しかも呼び捨てよ?いやそっちよりミズキがサドン星人の末裔とか言うほうが驚きか?でもそれって宇宙人の童話作家が言ってるだけだからなあ。本当かよ。

別に今回悪くなかったと思う。脚本・演出ともに幻想文学みたいでいいね。ミズキがプラネタリウムに誘われるシーンとかああいう演出好きだし、良かったです。BGMのピアノ曲ドビュッシーの「月の光」、これもいい雰囲気だったと思うけど、ただやっぱり全体には何か物足りない。マックスはいなくてもいいんでは…とは言わないけど、出すなら出すでもうちょっとうまく何とかな感じ。

画面がミズキがいきなり悩む回(27話「狙われたマックススパーク」)と一緒だなあと思ったら監督は八木毅さんで同じだったのね、通りで。この人の演出というか、画面は好きかも。
しかし萩原流行とはちょっと意表を突かれたね。

物足りないのはサドン星人成宮と怪獣の関係がイマイチはっきりしないし、言ってることがちょっと雰囲気に流されすぎてるからかな?空の星の光を見せるために街の光を消していく(破壊していく)星獣ケプルスははっきりと文明批判ではあるんだけど、別にそれはいいよ。というかウルトラはこういう話であるべきなんじゃあとも思うし。ミズキが読んでるのが成宮がくれた絵本なんだけど、絵本って以外とこういう話あるよね。雰囲気で押してるけど成宮の『未来で会いましょうは』なんかいい。このネタは深く考えるとそれなりにいろいろ出てくるんでこの辺で。


街の明かりが明るすぎて、そこそこ田舎でも星空が見られない今の子供は可哀相だね。本当に降るような星空を見るためには、余程の田舎に行かないといかんのじゃないだろうか。ああいうのってやっぱり子供の頃に体験しないとね。それ以前に大人になるとなかなか夜空を見上げることもないんだけど。(何も見えないから見上げる習慣も無くなるんだけどね)
今回はリアルタイム視聴なんで簡単だけどこんなもんで。


プラネタリウムといえば、前に川崎のメガスターを見そこねたんで(入り口まで行ったんだけど終わってた)、一度は見たいなあ。科学未来館に入ったんだよね、メガスター2。ヒマになったら見に行きたいな。
http://www.megastar-net.com/