そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

超星艦隊セイザーX#27「Xデー・戦いの果て」

『死ぬまで戦って、一体何が残ったんだ。ジャッカル…』


うわぁ〜ショック!ネオデスカルの戦艦はガメラだったのだ! …いや違う、ジャッカルも偉大なるガレイド様も死んじゃったよ!
しかしトビーは役に立たないなあ、一応シャーク隊長の留守を守ってるはずなのに。いいけどここは未来からの通信が一方通行通信だって駄目押しして欲しかったところ。たっくん辺りにでも一言言わせればすむのに。それ前提じゃないとこのシーンて成り立たないでしょ。この辺、河田脚本はチョイ詰めが甘いんだよな。まあ林脚本が余りにも出来が良すぎるから仕方ないんだけど。ちょっとしたご都合主義や辻褄のあわなさはいいんだけど、こういう不親切なところはやっぱりもうちょっと…と思うね。*1


てことで本編、いきなり緊迫した雰囲気から入ってて先週のラストどうだっけ?と思わずしばし考え込んだよ。ジャッカルは何だかんだで死にかけてるし。そんな手ひどいダメージだったんか。シャーク隊長は容赦がないな。
そんないい意味でのなし崩し感で激闘モード炸裂。ネオデスカルの戦艦はガメラ…もとい未来暴艦ガレオキングに変形、しかもそれをマニュアルを見ながら操る偉大なるガレイド様はアクアルに撃たれ、大暴れの揚げ句未来からやって来たネオデスカルに粛正。まあこっちはいいや。ガレイド様は会社で慣れないパソコンと格闘してる中年管理職みたいだ(笑)
ガレオキングと戦うライオとシャーク、シャークにつっかっかていくジャッカルのドリアン。結局置いていかれた理由は判ったはずなのに、何でジャッカルは戦うことを止めることが出来なかったのか。想像するのは簡単だけど、そんなジャッカルの内面は描かれないままだったからそれはそのままで。ただジャッカル担当といってもいい河田氏の脚本だから、何かそれなりに美学があったのかなあ。『これは運命だ!』ってどんな運命だ。ジャッカルの死に様とかも、あれはあれで好きかも。その後を引き取るブレアードもね。
『俺じゃねぇ、これはジャッカルの戦いだ!』ああ、漢だねぇ。ブレは本当にいい奴だなあ。ブレが操縦するドリアンのメチャクチャっぷりは笑うけど。きっとシャーク隊長は判ってるんだろうから、戦いが終わったらジャッカルの墓参りにでも行ってやって下さい。
ところで何でコアブレイバーって今までライオの分一体しかなかったんだ?
で、なにげにマンティス11のヒーリングパワーにそんなんアリなのかとビックリする間もなく、ゴルドの『グッモーニン艦長』で笑った途端にネオデスカル旗艦のとばっちりでアドはワームホールの異空間へ。ええ〜〜!
新しい海賊艦長は何か裏がありそうだけど〜?側近とあのゴーグルっ娘は違う人だよな?


今回一番笑ったのはサイクリードの『自分海賊やってるんですけど、船酔いなってまいました』ベタだけど笑う。
ここのミニチュア特撮は上手いの判ってるからあえていうまでもないんだけど、やっぱり今回も戦闘シーンの画面もいちいち細かくてダイナミックで、感動するよ。徹底してVFXを使わないのは何か意地なのか?(使ってるかもしれないけど判らないよ)この辺はリュウケンドーと好対照。海賊船を落としたときのロングの引きの画面とか、何なんだ。
予告。これがウワサのゴルドの奥さんか?アドは戻ってこれるのか?

今日の一言。「相手が嫌がる事は止めようね」搦め手ですね、由衣ちゃん。アイン・ツバインの『それは…』はコスプレが嫌なのか、体のいい正体見せだから嫌なのか(笑)

*1:念のため説明しときますが、オレがおおまかなストーリー部分で脚本に注文つけるのは脚本家がシリーズ構成も兼ねてるときです。それ以外の場合は特撮でもアニメでもドラマでも特に気にしません。だってそんなの演出次第だし。今だとライダー以外は脚本家=シリーズ構成(ライダーは多分白倉P)なのでライダーの脚本には突っ込まないのです。例えば今週のカブトは脚本は良かったのに演出が飛ばしすぎで興ざめ、リュウケンドーはメイン脚本家の時が面白くないという困った番組だと思ってます(苦笑)←気がついたらメインが変わってたというか増えてたよ?やっぱ武上さんはダメなのか…