本屋で立ち読み

Invitation (インビテーション) 2006年 05月号 [雑誌]

「Invitation (インビテーション) 2006年 05月号 マンガ特集」
マンガというより浦沢特集？表紙が浦沢直樹と宇多田ヒカルで対談やってるんですが、面倒くさかったんで「影の浦沢」長崎尚志のインタビューだけ読んできました。マンガプロデューサーとしての話など。これがとても興味深い話なんでぜひオススメ。
一般読者の人たちはマンガは作家が全部考えてるもんだとと思ってるでしょうが、メジャーな雑誌の場合はそういうワケでもなく、結構編集者主導でやってたりするもんです。まあその配分はそれぞれの関係によるんで、どっちがどうとはなかなか言えませんが。
「YAWARA！」なんかもてっきり長崎さんだと思ってたんだけどこれは浦沢さんらしいですね。まあそういうふうに持っていったのは長崎さんてことらしいけど、それも編集の大事な仕事ですね。編集ってヘタしたら作家より才能ないといけないから、そういう意味でプロデューサーってのは当たってると思う。ちょっとある意味イッちゃってる作家を上手く誘導できるかどうかみたいなところとかね。だから担当編集の当たりハズレって大事ですよ（笑）
とまあそういうことが書かれてます。あと「YAWARA！」がらみで、漫画家が好きなことをやるために一番大事なことは「作品を当てることだ」は全く持ってその通り。売れる作品を描けない作家は編集者のいいなりになるしかない…とまではいわないけど、マイナー雑誌で描いてる作家や同人作家上がりがなかなか越えられない壁でもありますな。
あと環境を整えるという意味で「PLUTO（プルートウ）」に"長崎尚志プロデュース"をクレジットした話。まあ多くの社員編集者は仕事が出来る人ほどそういう意味で前には出ないんで、これはフリーになったからだろうけど。
もうちょっとちゃんと読みたいから買ってもいけど、今日はこっち↓を買ったのでまた今度。

ファイブスター物語 (12) (ニュータイプ100%コミックス)

表紙がクリスティン.V。FSSで今んとこ一番好きなキャラです。可愛いなクリスティンは。
久しぶりの新刊、今回のハスハの魔道大戦の話は好きなんで待ち遠しかったよ。読むのはこれからですが多分一度読んだら前巻を読み返さないとな。
NT本誌もチラッと見てきたけどあっちはアニメ企画の話だったんでいいやと思ったけど、ひょっとしてFSSグッズって本誌買わないとダメなんだっけ？ていうかすえぞうなら欲しいけど。（どうもアイシャ＆ちゃあらしいな、じゃあいいや）
アニメ企画の方はキャラとかは永野デザインにしてはイマイチっぽいんだけど？ブレンパワードからそんなに進化してない感じ。FSSの方の新キャラはいいんだけどなあ。