そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

富豪刑事デラックス# 2

「豪華客船の富豪刑事〜解決篇」
http://www.asahi.co.jp/fugoh/
すでに殺人事件はどうでもよくなってるよ、視聴者はきっと(笑)
今回も喜久右衛門様の黒い過去と腹黒さをたっぷり堪能。この程よい腹黒さがタマラン。それにしても相変わらずの焼畑署の面々、いくら伯爵様が政財界に顔が利くと言っても世界一の大富豪・神戸家の孫娘をあんなに邪険に扱っていいもんなのか?成り金はダメなの?そんな落ちぶれ貴族と成り金大金持ちの対決に笑った。でもやはり喜久右衛門の強かさは、そこにシビレル憧れるぅ〜!
楽団を自宅に呼んで生演奏、もう予測はつくんだけど余りのベタさに伯爵にちょっと肩入れしたい気分。見えを張る金持ち連中に対して僻みも見下しもしないけど、ただそういう奴等を痛い目に合わせたいという神戸老は何か突き抜けてていっそ清々しいし。
見てるほうは犯人は判っているしトリックもある程度見え見えだから何を今更って感じなんだけど、それをあえてやるベタさ。なんか誤魔化されてる様な気がしなくもないけどそれはそれでよし。伯爵様が一ヶ月の船上生活のあと降り立った港はどっからどう見てもハウステンボス。それなのにスペインと言い張るとは!(笑)劇中では更に焼畑港だと言い張るし。
最後はやっぱり微妙な後味悪さ。そうそうこれこれ、このやり過ぎない微妙さがいいのよ。そしてやっぱり勝手に帰っちゃう美和子。しかも全ては愛のためと勘違いしたまま(笑)
『美しすぎるものは時に人を狂わせる。それは罪なのですか、おじい様』
ああ、これでこそ富豪刑事