そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーカブト「第14話」

『天は俺を見放したか…』


……はっ、矢車さんは!?矢車さんはどこ?いつ「オレの時代」が来るの?
と我に返って思ったぞ。矢車さん、前回のああいう性格が本来の矢車さんてことでいいの?うわぁ、やっぱり器小っちぇー。ガッカリだよ矢車さん。

どうも前回と今回のエピソードが面白いと感じられないのは次のステップへの橋渡し的なエピソードだからか?最後3人ライダーが鉢合わせしたところで終わってるから、それならそれでいいんだけど。
結局ワームが擬態して内通者として動いていたことにしても、今のところ物語としてはワームが組織で動いているってワケじゃないので単にZECT内部の諍いレベル、物語としてはマッチポンプじゃないかと思うんだけどさ*1。ワームを便利に使いすぎ。
一体このカブトって物語は何を核にしてるんだろう。ワームと隕石の謎とそれに絡んだベルト資格者(ゼクター)の秘密じゃないのか?もしワームと隕石のことが物語をそれらしく見せるためだけの舞台装置なんだとしたら、単にZECTという組織の内部抗争とライダーの物語であって、何のための「仮面ライダー」なのかってことになりかねないんだけど…?まあ人としての生き様を見せるのが白倉ライダーだから、その辺は何かあるとは思うけどそれにしてもちと辛い。
どうせならワームが擬態したライダーでも出して、実は秘かに組織として統一されてたワームと人間との戦いってことで、ワームライダーと人間ライダーのライダーバトルでもやってくれないと面白くないなあ。いっそそういう話を希望。もういいよ、矢車さんがワームでも(笑)


一応ツッコミ。
食にこだわる天道様の巻。
サルでの『いつもの』はひよりのまかない料理。しかもツケで食ってたのか。妹ちゃんには美味しい昼食を用意するといっておきながら自分は外食で舌を鍛えるのか。さすがだな天道様。いつも自分の作った飯は食わないのかなーと思ってたけど、徹底してるなあ。一人分だけ作るなんて食材が勿体ないんてのは言いっこなしだぜ!(そういや松輪鯖の鯖味噌の時は3人で食べてたな)
住宅街の隠れた名店も永坂更科も面倒くさいからツッコミなし。無印と布屋太兵衛はどう違うんだと思ったくらいかな、無印は行ったことあるけどそれなり美味しいね。
追われる加賀美を放置して食を優先するのはちゃんと見張りのゼクターを付けてたからなんですね!さすが天道様(笑)でも天道が加賀美をチェックしてるということを知らない加賀美は、天道に『たまには一人で何とかしろ』と突き放されて、えらいショックなご様子。笑った(笑)ひどいツンデレだ、天道様は!
結局グルグル回ってサルにやって来た天道様、幸せはいつも身近にある青い鳥?食べることがなんだかかなり重要なこのカブトという物語、美味しいものを人に食べさせることが出来る人間に悪いやつはいないってことか?
天道はひよりが訪ねてきたことを知っているのかな、妹ちゃんから連絡受けてても不思議じゃないけど、そうでもないともう一度サルに来た理由が判らんよ。ひよりのまかないは作り直したのかなー?天道に美味いといわれて嬉しさが込み上げてくるひよりはイイ。
カブトゼクター、ガラス窓をノックしてもしもーし。カワイイ!あんなペット欲しい(笑)人気者は辛いな、飯を食うひまもないよ。
結局加賀美は囮、影山の行き当たりばったり風な作戦通り、正体を現わすワーム。影山、思ったよりひどい奴だな。『見習いの一人くらいいいじゃないですか』一人はみんなのためにって過激なパーフェクトハーモニーだな。
『おばあちゃんが言っていた。本当の名店は看板さえ出していないと』
カブトが加賀美を突き飛ばしたから撃たれていないのは判ってるはず、内通者がワームだとしたらノコノコと正体を現わすはずがない、だから加賀美を撃ったと言ってくるマヌケなやつがワームのはずがない…というのは二回見てやっと思い至ったよ。でもだからといってなんでカブトが本物のワームを見抜けたのかは謎。超高速でなんかアクション起こしたのか?よく判らん。まあ天道だからな、別にいいか。
白いワームは上級ワーム?なんか知能は高そうだな。そういう奴等が組織立って行動を起こすのか?
弾丸が飛び交う中の一瞬の出来事はもういいから(笑)天道に加勢?したドレイクの真意は?『気まぐれな風が吹いたか』とは、詩人だな、天道様。
それよりもまだシャドウの隊員扱いでありながら影山隊長に切って捨てられた加賀美の明日はどっちだ!?


予告。公式を見るに加賀美の存在証明が始まった?加賀美はやれば出来る子なのか。パパと何をお話ししてるのか。病院らしいけど岬さんのコスプレは?
SHT。もうすでに漫才トリオと化してるぞ。天道がボケかー(生暖かい笑い)
あ、黄川田くんはあれだけか。本郷でも何でもいいけど、食通ってことですか。渋いな。菊地さんはあやしすぎでやはり怪しかった(笑)こういうゲストいいね。

今週の東映公式。

加賀美のために天道が?…って解釈でいいんですか、公式さん!加賀美の自分の存在意義を探すことより、加賀美を愚ろうした影山への静かな仕返し編なのー?プギャー!
「お前は井上だよ」笑った!やっぱり井上先生はそういうお方なんですね?(笑)リアル天道…いや、みなまでは言わないよ。そうかそうか。
新高輪プリンスのヒーローショーに行くべきか?実はチケットはあるんだが…さて。
そういや押川ライダーはよく翔んだり回転したりするよな。ドレイクが(今んとこ)弱いのは変身前がメイクアップアーティストだからだよ!優男に決まってるよな。
そういや風間役・加藤和樹のデビューCDのCMが今週のセイザーの合間に入ってたよー。
内山くんはいい奴だ(剣ファンはみんなイイ人に思える)。やっぱり明るい人には暗い役とかキツい役…みたいな素と反対の役の方が面白いよね。

*1:要するに、この話の場合内通者がワームでもワームじゃなくても成り立つから、その辺なぜワームが内通者としてシャドウの内部秘密を漏らしてシャドウ隊員を消していかなければならないのか、という理由にはなっていない。本来物語を進めるためには物語の核となる部分に絡めて話を進めるべきだと思うけど、今回の話の場合、内通者がワームじゃなくてもいいってことになったら、ZECTが事件を起こしてZECT(またはライダー)で解決して…という物語の外側の部分でのマッチポンプだなあと感じたんですね。百歩譲ってそれが二重構造の話の派手な側面で、その裏の天道とひよりのベルトに纏る過去の因縁を掘り下げるためのものだとすれば、そのわりにそちらの方は殆ど何も進展していない、ひよりが天道を絶対的に信頼したという人間関係の強化だけで、物語としては全く進んでないというのが何となく物足りなさを感じる原因かと思うのですが。