『俺たちがいるから、ウルトラマンは今までこの星を見捨てなかった。そう思わないか?』
初っぱなから補佐官と補完秘書のステキコンビ、イイ!タマラン!そして何よりサコミズ隊長と小型エレキング、超カワイイ、萌え!萌えはもちろん隊長だよ。あの目が泳いでる感じ、笑った!
でも今回もクゼに結構ヤラれた。こないだのシーピンのときの補佐官に対する仕打ちもなにげにヒドかったが(宇宙人のメッセージを取り上げたよ)、エレキングの発生分析をして一人納得してる様とか『僕たちが処理しなくっても〜』でまた補佐官を小バカにした感じ。ドキュメントアーカイブを全て記憶してるのかよ!とかさ。クゼいいなあ、かなりの強気キャラだね。中の人が上手いのか。対怪獣ってことに関してはクゼがいないと始まらないなあ。
それにしても地下に円周10キロもの粒子加速器を設置してるGUYSの基地ってどこにあるんだい?
今回、何かひとつ強いものがある話じゃなかったけど、コメディっぽい部分とシリアスな部分、ドラマパートとアクションパート、ウルトラマンがいればGUYSはなくてもいいのかというテーマをリュウとセリザワ隊長との想い出に絡めてて、すごく上手かったと思う。それを感じさせないバランスの良さが逆に卒なく思えて残念だとうっかり思っちゃうくらいに。いやそれは贅沢すぎだから、オレ!正気に戻れ!
GUYSクルーは相変わらずいい感じにまったりしてるね。個性が強い人たちばかりのはずなのに(更にそれに補佐官&補佐官秘書)雰囲気いいっつーか。やっぱり隊長の人柄、大きいよな。久しぶりに『責任は私がとりますから』来たヨ!リムエレキングが電気吸い取ってる時に、まずコーヒーメーカー確保、にも笑った。
リムエレに感電させられたジョージが最後まで頭立ってたのも全体の雰囲気の中ではビミョーに可笑しかった。みんなで『G.I.G.!』のあとにワンテンポ遅れて『G.I.G.〜』可笑しいよ。GJ!
そんな中リュウは勝手にシリアスモード。セリザワ隊長の想い出に浸ってるのはミライと始めて出会った思い出の場所ではなく、セリザワ隊長との思い出の場所かー。でもあのミライへの態度はヒドイんじゃないー?仲間だろ。
リュウがどうもあの新生GUYSクルーの中で浮いてるのは古参メンバーだからかなあ。なんか拘りあるのかな?セリザワ隊長のこともそうだけど、今のGUYSのメンバー集めって結構ミライの意見入ってるし、サコミズ隊長は全然バックボーンが説明されてないし(劇中でね)、リュウにとってはまだ「ホーム」じゃないのかも。
今回リュウの回想シーンはあったけどセリザワ隊長との想い出なんで、リュウにとっての新旧GUYSっていうのがまだちょっと見えてないから見てるこっちも彼をどう捉えていいのか判らないのも確かなんだけど。
でそんなセリザワ隊長はツルギなんだけど、赤くないと宇宙警備隊じゃないのかー。うっかり児童誌のネタバレ見ちゃったからツルギがどうなるのかは知ってるんだけど、(でも正体はまだ判らんしな)この辺でのミライとリュウとツルギ=セリザワ隊長の絡みがここ数回のポイントなのかなー。
いいけどツルギが訛ってるんであってセリザワ隊長が訛ってんじゃないよな。わざわざ戻して確かめちゃったよ。それは細かすぎるよ役作り。
ウルトラマンがいれば俺たちは…は過去のウルトラでもマックスでもやってたけど、今回は味付け程度だね。でもちゃんとGUYSやミクラスが目一杯戦ったあとでやっと出てきたし、その辺は御座なりにはされてないね。戦いの中でツルギのキャラ付けもちゃんとされてるし、一体どうなるのかな。サコミズ隊長はどこまでしってるんだ?
次回のサブタイからいってツルギはなんかの復讐のためにボガールを追ってる?ボガールにえらい憎しみは抱いてたみたいだけど。
相変わらず細かい理由付けはいちいちキチンとしてていいね。
ミクラスのトラウマはともかくとして、怪獣の生体分析で弱点らしき特性をマケット怪獣に付加したり、粒子加速器でマケット怪獣を実体化(だよな?)とかよく判んないけどいいんだよ、それで。
その辺でちゃんと過去のデータベースを活用してたり、歴史の積み重ねって素晴しい!
アイハラリュウの後ろ髪がいつの間にかスッキリ。オレの声が届いたのか?(笑)
あと今回は主題歌CDを買うつもり。この歌大好き!