そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

超星艦隊セイザーX#36「闇の侵食、ダークアルマー」

『お前たちに未来は預けた』


スッゴイ爽快感!3バカ、いや3将軍復活&大活躍ってだけでなんでこんなに心躍るのか(笑)
ここんとこロボ戦がなかったのは最終回に向けてだっつーことで、今回はその分最初からシリアス展開、ロボ戦メインで月と地球でもう大変!シャーク隊長も闇に侵食されちゃって大ピンチ!と思ってたら3将軍、ドリルアングラーで華麗に参戦ですよ。嗚呼、こんなに嬉しいことはない(笑)


最後の戦いはみんなの力で戦うんだ!ということで全員参加。
闇雲さが売りだったたっくんはやたら慎重だし、慎重さが売りだったアドは闇雲にダークアルマーに突っ込んで行くし、お互いに影響を与えあって成長したっていうのがいいね。ダークアルマーに突っ込んでったアドを守るために現われたコスモカプセル、どういう基準で守ってくれるのか。その辺も何かまだ秘密があるのかなー?
結果オーライというよりは戦況が戦況なだけに仕方ないという感じのケイン、アドが謝ったから許してあげるも言外にいろいろな思いがあっていいね。なにげにスーツ姿じゃないのも自然すぎて流すとこだった。スーツ姿でいわれてもグッと来なかったかも。演出GJ!
闇の恐獣の方はシャーク隊長大ピンチの連続!ライオの超高高度からの垂直降下射撃はちょっと燃えた。カッコいい〜!つかスゲー威力だな、ライオの主砲。
で、たっくんが助けに来たんだけどネオデスカル艦にコスモカプセルを取りに。戦艦を目の前にして慎重にとレミーにいわれるたっくん、だがまさかの特攻体当り。ネオデスカルとバレーダの『何を考えてるんだ?』にレミーは『人の性格って、変わらないものね…』そらそうだ、たっくんは闇雲さが売りだから(笑)
ブレアードとのシンクロ具合もいい感じ、やっぱり熱血キャラはそうでなくっちゃね。慎重はいいんだけど、たっくんやブレに考えろって無理な話だよ。ここでこのコミカルなBGMを使うか(笑)頭から突っ込んでくのに悲壮感が全く無いのはどうしたもんか。


シャーク隊長はまだまだピンチ。だんだん闇に侵食されてちょっとヤバそう。どうでもいいけどシャークリーガーの顔って角度によって表情が変わるのね、造形いいなあ。それを上手いこと使った演出(とスーアクさんの演技)もいいね。
そこに3将軍も復活、おいしいとこにやって来るなあ!ドリル、ドリル!
『おーぅ待たせしましたぁ!』『やっと三人揃ったから助けに来てあげたわよ』『ねぇ、何やってんの、何やってんのぉー?』ステキ3将軍!恐獣相手に見得を切り、『そんなこといったら怒られないかなあ、恐獣が』というサイクリードに『サイクリードだぁ♪』と喜ぶアクアル!くぅータマラン3将軍。今回コイツらに全部持っていかれる勢いだよ。
シャークリーガーを突き飛ばすブレのドリアン!爆笑!『どけぇい!』ってブレ、酷い(笑)自分に酔いしれるアクアルと状況がわかってないサイクリード、とにかく暴れるブレアード。ケインが心配してるのにコイツらうるさすぎ(笑)
ネオデスカルも闇雲発言、闇雲ってセイザー的キーワードか?そこにたっくん登場、命が惜しくないわけではないけど、それ以上の使命感で対決ですよ!たっくんカッコいいなあ!


忘れるとこだった、今週1シーンしか出てない安藤家の人々。1シーンでも春子さんの気持ちがいたいほど伝わってきて、いいシーンでした。


予告。ブラックライオ!
今日の一言。「自分の力を信じようね」W杯だから?中の人の特技は水泳、剣道、ダンスらしいよ。映画の時のバスケはかなり上手かったと思ったが。

先週分の付け足し。

前回のセイザー、レミーが地球人だったということで、自分の命を優先した結果が地球の運命を変えてしまったことに関しての葛藤について言及してる感想をいくつか見かけたけど、何となくですがあまり問題じゃない気がしたんですね、オレの中では。だからちょっとスルー気味だったんですが。
理屈で言うと確かにレミーのために地球の運命を変えそこなったってことなんだけど、感覚的なところでレミーにとってそれはそんなに重要なことじゃなかったってことはないだろか。
つまり自分が物心ついて十何年間過ごした時代を離れて二度と戻れない決意で過去の地球にやって来たこととか、自分が育ち、養父母や知り合いもいたであろう星が消滅してしまうことに比べたら感情面での衝撃度が低いというか、今ここにいる自分が大切だというか、そんな感じ?
オレはレミーじゃないから彼女の使命感は判りませんが、過ぎたことは過ぎたことで今自分のやるべきことは2005年の地球をネオデスカルの脅威から救うこと…だと思ってるってことはないかな。ちょっとドライだけど。
レミーって自分の出生の秘密にはこだわってたけど、別にそれによってアイデンティティが揺らぐって描写もなかったし、そういうことで悩むキャラじゃないような気がしたんですが…。その辺は単にシャーク隊長がお父さんなのかどうかを気にしてただけのような気がします。