そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

軌道エレベータって!

映画公式ブログ7/18の記事の話。
ついこの間、「獣王星」のアニメ見てたら軌道エレベーターが出てきて爆笑したばかりですが(原作知らないんで、今どき軌道エレベーターかよ!といって友達とゲラ笑いした)まあそれ程までに古き良き時代のSFに出てくる概念とでも言いましょうか、現実的には実現不可能だと思いますが。(軌道エレベータ自体5キロくらいあるらしいんでそういう巨大建造物が造れる技術があれば別だけど。まあ他にもいろいろ問題ありますな)
カブトの場合、白倉Pも米村さんもオイラとは同世代で(つーかほぼ同年代だし)70年代〜80年代SFの洗礼を浴びたものとしてその発想はすごくよく判るよ。そのてらいのなさがいいなあ(笑)


まあついでなのでネタ元を想像してみると、地球に近接する彗星から水を得るというのは、元々太古の地球に水をもたらしたものが彗星であるという説かな。微妙に関係ないけど地球に隕石が衝突する映画は「アルマゲドン」で彗星が衝突する話は「ディープ・インパクト」元は同じネタらしいです。
「天空の梯子(ジェイコブス・ラダー)」は軌道エレベータの別名ではなく、一般には雲の間から地上に差し込む光を天国への階段に見立てて呼んだものだと思うんだけどなあ。聖書の出展の方はちょっと忘れた。
ラグランジュ・ポイントは地球で言うと地球と月の重力均衡点、月の周回軌道上と地球と月の間、月を挟んだ向こう側とあって、そこだと宇宙ステーションやコロニーが安定するという話。人工衛星はもっと地球に近いとこだと思ったんでそれとは違うんだよなあ。(こっちは引力と推進力の問題だったような)なので梯子を掛けるのは距離的にいって月と地球の間だと思うけど。
設置場所は自転と偏西風の関係上、赤道直下が望ましいらしい。(それ以外の場所では不可)ちなみに「トップをねらえ!」ではハワイから軌道エレベーターが天空に延びてて、その辺も古き良きツボな感じでした。カッコイイはカッコイイんだよな。


映画繋がりでもうひとつ。
GOD SPEED LOVE』の訳の説明もブログにありますが、「GOD SPEED」と同じような意味の言葉で「GOD BLESS YOU(神のご加護がありますように!)」という言葉があります。こっちはGOOD LUCKと同じで単純に幸運を祈る場合、GOD SPEEDは旅や計画の成功を祈るという意味があったような。(でもこれってそんなに特殊な言い回しだったのか?普通に知ってたが)
ザ・ロック」という映画で主人公の名前がGOODSPEEDだったんですが、作戦に入る前にその名前とGOD SPEEDを掛けて任務遂行を祈るというところがあります。
今回の映画も訳は「神よ、愛に祝福を」なのですがそれと「天空の梯子計画」を掛けてんのかなーと思ったり。愛が計画実行のポイントになるんでしょうかね。