http://hicbc.com/tv/mebius/main.htm
『君のこの星での日々の未来に、幸多からんことを』
やっぱり憑依じゃなかったけど、ウルトラマンとして地球にやって来るときに、ああいう自己犠牲の現場に遭遇することは必要な儀式なんだろか。バン・ヒロトとメビウスの場合は間に合って憑依して命が助かるよりも、もうちょっと重くなるよな。人間に対する思い入れもそりゃ過大になるはずだよ。
ヒロトが、自分が犠牲になってみんなを助けるところは泣けるよ。火星生まれのスペースジェネレーションで地球に降りることを楽しみにしてたのに『地球なんて、まだ見たこともない星なんだ』といって父である船長はみんなを、母親を地球へ送り届けるのが仕事だといって自分が犠牲になってしまったヒロト。母さんは死んだというバン船長に、母さんは父さんの胸の中に生きている、だから僕も(自分が死んでも自分の想いは父さんの中で)生き続ける…というのは泣ける。
予告のあれは回想だったんだね。どうりで冒頭、バン船長が驚いてないと思った。まあ常識知らずというか、宇宙人なのにいきなり一般家庭にやって来られてもなー。さすが天然。しゃべり方もたどたどしいし、態度もフランクすぎ(笑)ついでにそんな息子の姿をしたウルトラマンをGUYSに押し付けちゃったのはバン船長だったんだな(笑)
キャプテンサコミズってGUYSの隊長の前で多分総監の前だから宇宙船の船長さん?それにしたってウルトラマンを保護するにはそれだけじゃねぇ。いいけどサコミズがミライを教育したのかな?あとバン・ヒロト本体はどうしたんだろね、結局。ところでお母さんは何に襲われたって?怪獣なの?※ウルトラQの火星怪獣らしいね。(これ→ナメゴン)ヒロトのお母さん、こんなんにやられちゃったんだ…
ボガールが地球にやって来る理由はイマイチよく判らんし(だっているのはウルトラゾーンだろ?)、ウルトラゾーンに引き込まれるリュウを助けるのはヒロトの場合とは全然違うんだけど、つかむしろ他の隊員がリュウを助けろよと思ったけど、まあいいや。メビウスとガンフェニックスストライカーの横並び飛行はいいね。
補佐官が出動指令を出せなかったり百面相をしたり、補佐官ネタは細かいなあ(笑)コノミに突き飛ばされるテッペイもな。レッサーボガールはちょっと寄生獣っぽい。
そしてやっぱりラストは泣ける。
『僕はヒロトさんの分も生きます』『ありがとう。でもヒロトなら私の胸の中で生きている。君は君の人生を生きるんだ』それがヒロトの供養なのか、そういうことを知ってミライは人間のことを判っていくんだろうなー。ミライが自分の人生を生きるってことが「日々の未来」ってことなんだな。エエ話や。
リュウはミライが宇宙暮らしが長いからってことで不思議ちゃんな言動にも納得するんだ。確かに宇宙で知り合ったも宇宙暮らしが長いもその通りなんだけね。つかGUYSのやつらが単純なのか(笑)剥げたペイントの塗り直しって、剥げるんだな、戦闘するたびに(驚)そりゃあ愛着も湧くな。でも一人で〜は殆ど罰ゲームじゃん。
コノミの『カレー作ったげるから』に素直に喜ぶミライはカワイすぎる。カレーが好きになったんだな(*´∀`*)
バン父、地球での友達が早く欲しいっていってたヒロトの想いを図らずも受け継いでるかのような、仲間に囲まれてるミライに息子を見てるのか。ていうか思ったんだが、バン父はひょっとしたら火星生まれの息子が天然で、他の地球人と上手くやっていけるか危ぶんでたんじゃないのかなあ。でも不思議ちゃんといわれながらも持ち前の素直さと優しさでGUYSクルーの一員としてみんなと打ち解けてるミライを見て、本当に息子を見ている様な気持ちになったとか。うう泣ける。つか泣いた。
ところで劇場サイトにミライくんの『ミライ日記』が出来とりました。去年の撮影日記らしいよ。(アンテナにも追加した)