そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

轟轟戦隊ボウケンジャー#29「黄金の剣」

http://www.toei.co.jp/tv/boukenger/
『俺が選んだんだ、お前を。このボウケンレッドがな!』


えーと、何がビックリしたかって、五十嵐博士が最後まで改心?しないで悪態ついて終わりってとこが、あまりに黒すぎる。さすが會川テイスト。お子さんの教育にはよろしくなさそうだけど、まあそれも人生ってことで小さい頃から世の不条理を知るのはいいことだよ、きっと。とか言ってみる。

映ちゃんとチーフは完全に実動部隊?よく考えたら肉体派ってチーフしかいなかったじゃんボウケンジャー
さらっとリュウオーン閣下の伏線消化。火龍のウロコの回だっけ、7話か。
で、レムリアのお宝ですが、もうここはどこだと(笑)日本なのか?水の都の時も思ったが、きっと予算があれば各国ロケなんだろうな。実際は奥多摩か?
謎の遺跡も古代の文明も全てが日本にある、不思議の国ニッポン。まさにディスカバーJAPAN!


まあそんなことはおいといて。
チーフはいつになくボロボロすぎ。日曜の朝からそんなに血まみれで一体どんな子供番組だ。五十嵐博士がまた濃いキャラでスゴイなー。崖から落ちたんだから見てないで助けてやれよ。こういうとき、普通のドラマに出てるベテラン俳優さん(不破万作さん)ってのはすごいな。あ、陛下の声の人、森田さんも顔出し。外人役のはず…なのにずいぶん濃いお顔ですね。ピッタリすぎ。
レムリアの幻獣はきっともしかしなくてもギャオスみたいなもんか?最凶生物だね。
今回はとにかくまたチーフの魅力満載。幻獣相手に苦戦してる仲間たちに心配かけないように気を回したり、溢れるボウケンスピリッツで黄金の剣を抜いてみたり。映ちゃんとのやり取りがまたこの二人の微妙な関係を表してるような(笑)
陛下と五十嵐博士で剣を抜こうとするシーンはなんかスゴイよな。「魂の正しきものにしか抜けない剣」を抜けない陛下を蔑んで自分が抜こうとする博士にも抜けず、二人で「お前は自分の欲に〜」と罵り合い。博士の研究のため…という大義名分を"欲"という凄さ。
チーフが抜こうとするのを陛下は『抜けるはずがない、お前は俺と同じだ』、博士は『君のような冒険者に正しい魂などない』とまた貶める(笑)そんなに力が欲しいのかという博士に『あなたを守る力が欲しい』と、気合で何とかするチーフに悪態をつく博士と陛下。なんつーか、すごいシーンでした。子供向け特撮とは思えません。
『その剣は明石暁を選んだ。君は正しい魂を持っているんだろう。持ってけ』ホッとしながらも悔しさ混じりの博士の捨てゼリフもスゲー。
ボウケンレッドの幻獣一刀両断もスゲェな。
そして最後は陛下の失敗をなじるガジャ様で締め。かと思い気や、黄金剣が変形、ロボに。『ズバーン』って!いや、ここのみんなのリアクションも十分おかしかったけどさ。さすが諸タン監督。


CM。ズバーン欲しいよ!
予告。黄金のアイツ、活躍の予感!
30戦隊大全集・2002年「忍風戦隊ハリケンジャー
とうとうこんなとこまで…映ちゃんが兄者かー。数があわねーと思ったら菜月とさくらがWハリケンブルーだからか。どうせ出るならシズカちゃんがブルーで良かったのに。もちろん映ちゃんがシュリケンジャーな。人を偲び世を忍ぶ、花の名は忘れても花の美しさを人は知っている…シュリケンジャー様…。・゚・(ノД`)・゚・。