そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ばっちゃんの名にかけて

東映公式、32話の粗筋。

天道のやること。かならず何か裏があります。
「世界を敵に回しても、守るべきものがある!」
とまで言いはなった天道。
もはや人間ではなかろうとも、生まれ得なかった妹を守ろうと決めた7年前の天道。それから7年間におよぶ、すさまじいまでの覚悟——。
天道の新たな戦いがはじまります。

普通、3歳の子供が両親がワームに襲われてるところを見て生き残ったら、周りの人間は「あれは夢だったんだよ」とかいって忘れさせようとするモンじゃないかなーと思うんですね。
ところが14歳の天道少年は、両親に擬態したワームを「必ず仇を取るつもりだった」といって殺そうとするほど憎んでます。これまた普通は加賀美のように、ワームだと判ってても弟の姿をしてたら情が勝って倒せないのが普通だと思うんですが、天道少年は「両親の姿をしててもあれは偽物なんだ」といわんばかりに殺そうとします。てことは、ワームが何かってことを知ってるということになるんですが、3歳の天道少年が引き取られた先がおばあちゃんち。一体おばあちゃんは天道少年にどんな教育をしたのでしょうか。
しかも「たとえ世界を敵に回しても守るべきものがある」と、まるで妹が何なのかを知っているかのような教えも残してるし。
そして天道少年、妹・ひよりを見たときにそれが母親が殺されたときにお腹にいた妹だと判るんですが、ここですでに「妹が殺されて、生まれることが出来なかった」「だからそこにいるひよりはワームである」と正しい認識をしてるんですね。
だからこそそんな妹を助けてしまったからには人生かけて守るという決意をしたんでしょうが、この時は多分まだおばあちゃんの保護下にあったはず…。でもその話を聞いたからこそ、14歳の天道少年が21歳になるときにはすでにワームと戦う準備が出来てたんだとすると、おばあちゃん、あなたは何者なんですか…?*1

*1:一応、7年前に助けたひよりがそのあとどうなったのか、なぜ天道と一緒に行けなかったのか、天道は成長したひよりのことをいつから知っていたのか(サルで働いてるのは知ってたのか)などまだまだ謎はありますが。