http://www.fujitv.co.jp/yakusha/index2.html
あまりにもつまんなくて途中リタイヤしそうになって一生懸命我慢したよ！（そこまでして見なくても…でも久し振りの松たか子だしー）
何がやりたいドラマかさっぱり判りません、いや、やりたいことは判ってる。松たかの主人公が最初のナレーションで言ってたことを考えると、疑似家族物がやりたいんだよな、たぶん。それにしてはお膳立てが無茶だよ。
主人公が素人からの転職組でたった4年で敏腕マネージャーになれるのかとか、担当役者の経歴も調べてないのかとか、そんなことが些細なことに思えるぞ。
人生は思う通りにならないから、どうせだったら楽しく…はいいんだけど、それって逆境にあってこそ生きる人生訓じゃないかと思うんだよな。全く普通の状態で単に思いつきの妄想語られて、それよりマシって言われてもなあ…しかもその対象は全くの赤の他人。どうせなら本能寺や隠し子姉弟の経歴を聞いて勝手に妄想を走らせた揚げ句「大変ですね！」とか言って「何言ってんだ？」と突っ込まれるくらいの電波っぷりを見せてくれたほうがドラマとしては面白いような気が。バカだけどな。
1話めなのに本能寺の役者バカっぷりが画面じゃなく主人公烏山のモノローグで語られるだけ。どんな人か判らない主人公に語られても信憑性ないし（しかも妄想癖あるし）、主人公がマネージャーの仕事をどう思ってるのかも判らない。事務所の社長（香川照之）の絡みとか、同僚（濱田マリ）の絡みももうちょっとあるのかと思ったら最後まで全く触れないままで終わったし。いいのか？おまけにいきなりなんだか判らない子供が二人。何もかも噛み合ってない〜！
ところで、森山くんはキライじゃないんだけど、あの中ではすごく浮いてると思うんだけど…むしろこんなときこそ塚本ですよ！森山くんは松たかと張れるだけの華がないんだよなー。ちょっと違うよ。松たか子も今回は何だかちょっとテンション間違ってるっぽい。ああいうキャラじゃないと思うんだけど、この主人公は…違うかなー？別の意味で浮いてね？お隣のゲイのスタイリストはいいんだけど、そういう関係が成り立つキャラでもなさそうだしなあ。キャラ立てのつもりでああいうキャラと状況を作られて違和感を覚えるようじゃ、キャラ立てとしては失敗だと思うんだけど…
劇中劇の不真面目さと安っぽさを考えると、どうも予算がないか、やる気がないかとしか…演出、若松さんなんだよなあ…？
藤田まことのシェイクスピア俳優は良いし、思ったよりハマってるんだけど、次週予告がすでに何だか判らないものに？なんなんだ？まあでも、松たかがシェイクスピア知らないってのは笑った。まさかそれがやりたいだけの内輪受けのキャスティングってわけじゃ…ないよなあ？いくらなんでも。あーでも中盤、なんだかスゴイ舞台っぽかった。ちょうど舞台で柱塗るとかいってゴチャゴチャやってるとこ。別に舞台上だからというワケでなく、芝居の感じが。全然面白くなかったけどな。あー、カット割りが工夫がないから舞台っぽく見えるのかなあ？全体に。
来週見て面白くなかったら思いきってリタイヤ。ホント、君塚さんどうしちゃったの〜？
いいけどまたツヨポンのドラマ見忘れたよ。一回くらいは見とこうと思ったのに。
