そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

逃亡者おりん(終)

http://www.tv-tokyo.co.jp/orin/
最終回2時間SP。ちょっとリアルタイム実況風味。
スゲーな土佐守、陰腹切ってるとこなんか久し振りに見たなー。(最近余り時代劇は見てませんが)
女主人公のドラマで、主人公おりんのホントの仇が判ったってのに、延々とオジサンばかりが賑やかになんかやっとりますよ。(←謀反です)何て地味な・・・。相変わらず演出も変です(笑)
宇吉がおりんを逃がすとこは、元お庭番という設定の使い方上手いなー。そして命懸けでおりんを逃がすのにちょっと感動。
このドラマのストーリーとしては、おりんが父の仇を探し当てることは江戸城の謀反を阻止するってことでいいんだよな?真実が明かされ、本当の敵が判ったところで、上様、馬鹿者のフリだったのかー!スゲー神展開!弥十郎は上様直轄だったんだな。いや、というかそうすると、どさくさ紛れに下克上しようとした道悦の立場は・・・?
結局大岡が四面楚歌で、人は権力を持つとどうしても甘い汁が吸いたくなって夢を見るってことですか。大岡の最後は渋すぎるなあ。
黒幕の大岡がいなくなったところで、結局最後の敵はやっぱり道悦なんだ。もともと道悦が徳川吉宗を怨んでの幕府転覆を狙ったことでの江戸城乗っ取り?でも結局破れて行方不明。
おりんの本懐は遂げられたってことで、これからは人として生きるというおりん。父の無念を晴らしたところで手鎖が壊れて、まさにおりんはやっと鎖から解き放たれたってことですか。締めもきれいにまとまってるなー。でも、母のところにも娘のところにも戻らず、どこへ行く・・・そして道悦?つか終わり方渋すぎ。なんかテンション変な(ホメ言葉)時代劇だったなー。
来週からはちょっとライトな時代劇で中村俊介が主役か。忘れなかったら見てみよう。