そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ザ・コア

今期激戦区の金曜21〜0時台なのに、他の録画すっ飛ばしてこんなの見てしまった。追っかけ再生で見てたからw録を駆使ししても途中からワケ判んなくなってきたよ。(生徒、田中、時効、どうでしょう・・・)途中で別室のHDDも投入。そうまでして見んでもって気も・・・
や、でも意外と面白かった。
この手の物にありがちなピンチに次ぐピンチと、途中で順番に誰かが死んでって、主人公は必ず生き残る・・・って話なんだけど、それでも後半はかなり面白かった。
お膳立て自体は「こういう話にするため」のものなので、かなり予定調和な展開。政治絡み・・・ってほどでもないけど、コアが死んだ元凶の計画辺りでそれとなくアメリカの防衛意識を揶揄ったりとかさ。(でもそんなにつっこまないw)当然機器の不調や誰かが犠牲にならねば展開や裏で動いてる計画があったりとか、実はこの災害の原因は・・・とかてんこ盛り過ぎ。もちろんオチもちゃんとある。
それよりも全体にノリが軽くてみんな軽口たたいてるから、地球を救う決死の覚悟というよりは、ちょっとした地球中心への冒険程度のノリで、むしろスタトレとかそういう感じもなくはないなあ。アルマゲドンの方が泣きを誘ってる分悲壮感があるくらい。(あれがバカ映画だってのは知ってますが)ああ、登場人物がみんなインテリばかりで頭悪いキャラがいないから、そういう意味で不協和音がないのが特に引っ掛からないのかもな。犠牲になるときもそれしかないって判ってるから葛藤がないし。
脚本とネタがそれなり面白いし全員キャラが立ってるから、むしろこれって連ドラで見たいようなネタだね。人間ドラマとか政治的駆け引きとかもっと突込んだら面白いかも。そうなると地球中心に着くのにどれくらいかかってるんだってことになりますが(笑)
とにかく悲壮感とは無縁で、地球規模の災害なのにデザスタームービーでもなく、むしろサスペンスのドキドキ感を感じるけどな。スペクタルかどうかは・・・微妙。いやこれ、連ドラの方が絶対面白いよ。
それなり面白いんでTVでやってれば(吹き替えなら)見てもいいかもってくらい。オレはこれくらいなら大画面で見てもよかったかな、1000円なら。