そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

わたしたちの教科書#7

http://www.fujitv.co.jp/kyoukasho/trailer/index.html
戸板先生、意外とイイ奴じゃんよ?なんだかほんとに一筋縄ではいかないキャラ造形もってくるなあ。ワザとだろうけど。*1
最初ちょっと判んなかったのは、三澤先生が元からああいう性格の先生だったのかどうかってことだったんだけど、戸板先生が何も言わないんだからたぶん最初からああいう人で、学校では表面的には真面目にしてたってことでいんだよな。戸板先生を"くん"付けで呼んでるってことは、それなり親しかったってことか?戸板と同じダメ教師グループってことで仲良かったのかな。
辞めたからといって藍沢明日香が死んだと聞いても全く関知しないって態度なのは、教師自体がその程度のモチベーションだったってことなのかしら。
それに比べると最初は金目当てとはいえ、三澤先生のそういう態度にものすごく腹を立て、明日香のために動く珠子に無償で情報提供して協力してくれる戸板先生はずいぶん人間的には善い人ってことになるけど。この辺のやり取り、すごく面白かったよ。あんまり見ないなあこういうパターン。まあ少なくとも、加地よりはなんぼかマシに見えるな(苦笑)
熊沢先生といい戸板先生といい、子供がいる人はそれなり善い人ってことか?
明日香を虐めてたのは兼良くんグループだったのか。ということは兼良に取り込まれてる加地はダメダメじゃん。もうホントバカだなあ、加地は。
大城先生は本気で加地にモーション掛けてるし、それはそれでほほ笑ましいけど、加地の立場次第ってことはあるんだろか。というか、加地どうすんのよ?まあ別に今更珠子と関わらなくてもいいんだけど。
三澤先生の話で藍沢明日香の虐めの実体が語られて、悪いのは副校長の対応ってことなんだけど、副校長が虐めを執拗に隠ぺいする理由って・・・?虐めの首謀者が兼良だってことは関係あるのかないのかどっちだ?それと息子の音也が刑務所にいることは関係あるのかないのか。
副校長が目の前の現実を見ない、目を瞑ってやり過ごす人間だってのは、単に人間性でのことか、それとも事態への対処としての方策なのか(損得があるってこと)この辺はちとまだ判らんなあ。
どこまで本気だったのかは判らんけど、さり気なく戸板先生の保険金自殺を止める珠子とそれに感謝する戸板はちょっとよかった。戸板先生、学校に戻っても珠子と通じてるって判ったら立場的に困ると思うんだけどー?少なくとも三澤先生の話を聞いて、明日香のために協力しようと思ったんなら、養育費を送らなきゃいけない娘さんのためにも、明日香のために動く珠子のためにも、あんまり板挟みになって裏切り者になるようなのは嫌だなあ。
八幡先生、なんか授業中にアヤシゲなメールを打ってたけど、なんかの布石?来週の予告で加地に殴られたり、妙なことを口走ってるのはどゆことかしら?ドキドキ。
珠子の訴訟製作で今までの経緯をざっとお浚いして、来週は1年後ですか。話はどうなってるんだろう。
ああそだ、直之が副校長に聞いた話って何だろう?どの道こういうパターンは学校側が勝つって決まってるって、劇中で何度も繰り返し言われてるんだけど、逆に副校長の言ったことが学校側が負ける材料になるとかってことはないのかなー?直之が勝ったも同然って言ってるんだけど、この脚本って変なとこで捻くれてるから、むしろそれ故に何度も「珠子の側は勝てない」って言ってるように見えなくもないんだよなあ・・・。


公式の相関図、毎回ちょっとづづ変わってんだな、今回初めて気がついたよ。
八幡日記のヒロたんはカワイかった!前から思ってたけど、ヒロたんはサッカーやってたのにどうしてインドア派なんだろう・・・?

*1:普通、ドラマや物語でキャラクターを作るときって話をある程度判り易くするために一面的なキャラにすることが多いと思うけど(裏がある場合はそれが裏切りとか、意外な事実とか、そういう物語上必要な場合がい多い)このドラマって最初の触れ込みの「秘密がある」とか、「二面性がある」って言うのはどうも単なるセールストークで、実際のところは単順にTPOによって人柄を使い分けてるというレベルみたいなんだよね。これは現実でも当たり前のことだけど、だから秘密や裏というよりは単なる別の一面でしかないという意味で、ドラマ的には珍しいキャラ造形なんじゃないかと思うんだ。だってそのキャラが本当にいい人なのかどうなのかっていうのは、見てる視聴者の方に判断を委ねるってことだよね?普通そんなこと言われたら、流してみてる人は混乱すんじゃん。いちいち考えなきゃいけないし。まあそこがこのドラマは面白いんだけど。