そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダー電王#40「チェンジ・イマジン・ワールド」

東映http://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.htm  テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/den-o/
『人の記憶は強く、脆い。そしてまた、残酷であり、優しい』


OPの歌が〜!(爆笑)ひー、キーが低い〜!アレンジ変〜!初っぱなから笑ったよ。元歌も好きなんだけど、これはちょっとどうしたもんか。あの低い声の「イーじゃん」が、全くハジけてないところがイイ!(笑)この歌、ギャグか?というかこのまま最終回まで?いくら何でもそれは有り得ねーだろ!?正気に戻れ!>スタッフ


侑斗が復活して一安心、というか結局元に戻るんじゃん!な感じ(苦笑)
消えないのが判ってたから前回のラスト、侑斗はあんなに落ち着いて「デネブをよろしく」だなんて言ったのかしらん?まあいつ戻ってこれるのか、本当に戻ってこれるのかの保証はなかったのかもしれんけど。
まね、ちょっと落ち着いて考えても、ホントには消えない、あの侑斗の存在しない変わった時間が続くとは思ってはなかったんだけどさ。だって、特異点であるハナと良太郎、それとオーナーは「桜井侑斗」が存在することを覚えてる。オーナーが言う通り記憶こそが時間、時間とは電王において「何かが存在する記憶」ということであるなら、少なくとも特異点であるにしてもその影響を受けないハナと良太郎が侑斗が存在したことを覚えてる、侑斗の記憶を持っているということは、侑斗が本当の意味で存在しなくなったわけじゃないってことだもんね。良太郎たちの記憶にある限り侑斗の存在は保証されるってことでいいんじゃね?だから前回の話は微妙に矛盾してる気がするよ。(許容範囲内)
あとさ、ゼロノスのカードを使いきった時点で、愛理さんは桜井さんが存在した記憶をなくしてるんだから、今更「桜井侑斗」が存在しなくなったからトラウマがなくなって明るくなったってのは変だよな。良太郎、カイに騙されてるって気が付けよなー。桜井侑斗が存在しなくなったことで見た目に変わったのは愛理さんに星の趣味がなくなったってことだけど、その辺時間が変わる前もかなり曖昧だったよな。桜井さんが存在しないんなら、愛理さんが星のお店にする理由ってなんだ?
それより、緑ゼロノスは桜井さんの記憶で、赤ゼロノスは侑斗の記憶ってことか。今回限り?まだカードあるのかな?変身出来るの?


何だか内容がイマイチないというか掴めないというか、面白くなくはなかったけど結局物語の展開のための伏線話みたいな感じで、その割に謎解きはしてくれんわ、余計謎振りまくわで、ハッキリ言ってビミョー・・・感想も書きづらいんですけど。まあこんな時期になぞを解いてくれるとは思っちゃないけどな(苦笑)
どっちかというと侑斗の悲劇性をより知らしめた話ですか。存在自体が消えないにしても侑斗の悲劇性が薄まることはなくて、むしろ余計に酷い話だなあと思ってしまうよ。ホントに回収できるの?このネタ。
今回の話は侑斗の(桜井さんの、でなく)悲劇性のことばかりが強調されたお話だったよな。2番手ライダーが常にそういう宿命を背負ってるといっても、ここまであからさまに主人公より思い枷を背負ってると、本当にどっちが主人公だって話なんだけど、どうしても平成ライダーっていかにも主人公らしいヒロイズムに満ちたタイプを主人公には持ってこないで、普通ならその傍観者であるサブキャラに当たるキャラを主役にするんだろうね。そこが面白いといえばそうなんだけど。
だからといって良太郎がただの傍観者キャラと違うところはそれが「主人公」だということで、主人公だからこそ逆にその悲劇を背負ったキャラを救うことも出来る、というのが平成ライダーの構造なのかなとも思ったり。*1
強さを信じる侑斗と、弱いことを認める強さを持つ良太郎の対照的なキャラクターはそういうことだよね。良太郎は侑斗の悲劇を見てるだけだけど、主人公であるがゆえに侑斗を助けることが出来る・・・と信じたいけど。最弱は最強なんだよw
ってことで、お話的にはイマジンの事情や謎解きよりも、今やそんな悲劇のヒーローの侑斗を、事情も判って友情も感じているだろう良太郎がどうやって救ってくれるのか・・・ということでいいのかな。そこだけでもちゃんとやってくれれば文句ないよ、もう。


で、カイが小細工して時間を変えてしまったんだけど、最初からそれは一時的なものだと知っていた・・・んなら、一体何のためだったのか。結果としてあんま意味ないよな(笑)そりゃカイ本人だって忘れるよw 単に良太郎にイジワルしてヘコませたかっただけか。だってアイツそういう顔してるよな?(笑)
カイの言ったことが全部本当とは限らないから、桜井さんのことについても本当のことを言ってるとは限らんよなーと思ったんだけど、イマジンは桜井さんがいるから過去に飛ぶのかなあ?カイが持ってるダイアリーには桜井さんがいる日付が書かれてて、要はそこにイマジンを送り込んでるってカイは言ってたけど、今までのイマジンは送り込んで破壊行為をしてるだけで桜井さんを見つけようとか倒そうとかしてるわけじゃなかったし。
侑斗は桜井さんの行動を知ってるはずだよね?知ってるから戦ってんだろうし、そうすると桜井さんの役目は何だってことになるけど、いつまで明かされないのかなー。ますます謎が深まるばかり。感想書いててもオレもサッパリ判りません。(というかこれは感想じゃないだろ)

  • 未来が分岐する鍵は桜井さん。(でも桜井さんは特異点じゃない)
  • 桜井さんは過去に現れてる。(これにどういう意味が在るのか?桜井さんが現れるからイマジンが来るのか、イマジンが来るから桜井さんが現れるのか?)
  • 桜井さんの婚約者が愛理さんで、その弟が良太郎なのは偶然なのか?
  • カイの望む未来(イマジンがいる未来?)は本当に確定していない?だったらその原因は電王なのか、桜井さんなのか?
  • このまま電王とゼロノスがイマジンを倒してしまったら、一体どういう未来になるの?イマジンがいない状態があるべき未来で、イマジン、及びそれを操るカイが自分たちに都合のいい未来にしたいからイマジンを過去に送って未来を変えたんだよね。だからそれを修復して正しい未来にするためにオーナーとハナは電王に変身出来る人間を探してたんじゃなかったっけ。

結局どっちが卵でどっちが鶏?判らないから今週も放置。
桜井さんの懐中時計は急に錆びてしまったけど、動き始めた。どういう意味なのか。少なくとも今回、何か変わったんだよなあ?

錆びて落としてしまったことに気が付かない?侑斗の胸にあった指輪は、意味からすると桜井さんが愛理さんからもらった、もしくは愛理さんにあげようとした指輪って気がするけど、懐中時計が錆びたのと同じか?思いが朽ち果ててくってことなんかな。でも時計は動き出したっていうことは、別の時を刻み始めたってことも言えるわけで、今回何かが変わって、今までとは違う時間、違う未来に分岐したってこともあるのか。だとすると、侑斗の指輪が錆びて捨てられてしまったってことは、ひょっとして侑斗(桜井さん?)と愛理さんの線はなくなったってことなのかなあ。それとも桜井さんとの繋がりはなくなって、これから侑斗自身が愛理さんと繋がりを作るってこと?何回も出会うわけ?判らん。
少なくともゼロノスのゼロフォームは錆びてるわけだから、指輪や時計と同じだよね。侑斗が侑斗自身の時間(=記憶)を使ってるということと無関係じゃないよなあ?よく判らん。


ということでデンライナーの面々+1なデネブ。
デネブは一体なぜ良太郎に憑いたことになったのか?そして食堂車はすでにイマジン部屋なんだけど。他の乗客に迷惑じゃないか(笑)
D良太郎は一体何がいけないんだろう?カワイクない・・・というか、D侑斗がカワイすぎるだけか。タケちんのルックスにあのキャラが似合わないんだなあ・・・侑斗が戻ってきてくれて本当によかった。デンライナーの中のデネブってのもそれはそれでオカシイけど。それにしてもアイツら素朴な遊びばっかしてるなあ。無邪気すぎ。本当に未来から来たのか?
つか、アイツらを仕切るのはデネブ?オカンだから?(笑)心の中でコノヤロウって・・・君、前からいたようなこと言ってるよ?
あとはクライマックスフォーム、まだ使うんかと。一瞬こないだまで出てたのはなんだっけ?と頭を巡らせたよ。こないだ出てたのはライナーフォームだ。イマジンなしだよな。子供じゃないから覚えが悪いよ(苦笑)ああそれにしても、ホント高岩さんの動きは神だ。神の路線だ(笑)
タツムリイマジンはちょっと変だよ?w
デネブにカードをかざされて鬱陶しそうにするカイがなんかオカシかった(笑)
どうでもいいんですが、先々週からずっとカイの石黒くんが誰かに似てるなあと思ってたのに思い出せなくて悶々としてたんですが、やっと名前が出てきたよ。彼は名取裕子に似てないですか?(笑)
P電王のあの状態を見てここは任せるって言う侑斗も侑斗だ。まあでもそれよりもてんこ盛りに「アタシはぁ〜!」なナオミちゃん・・・アンタ一体(笑)そしててんこ盛りは気持ち悪いとイマジンたちに噂されてる電王って・・・
今回のアクションもカッコよかった!
でもそれより「勢いでやっちゃった」デネブの姿が・・・(笑)とりあえず、あれでよかったのか、ゼロノス組?


予告。
もうどこに行きたいのか!(笑)良太郎と侑斗、観覧車でデート?えええっ?オレの妄想じゃないよな?(笑)タケちん、確か彼女とは遊園地デートがしたいとか、観覧車に乗りたいとか言ってたような・・・いいですよ、そんなサービスしてくれなくても・・・もごもご・・・

*1:それが一番判りやすく顕著だったのが「剣」だけど。視聴者目線である主人公がそもそも物語のカヤの外にいるっていう構造は面白いんだけどね。そして番組開始当初は力を持っていないからこそ、その主人公が最後に全てを救うことになるというカタルシスを感じるってことかな。そういう意味では「カブト」はその逆をやってみて上手くいかなかった番組ではあるな。それも中途半端に。加賀美をもっと判りやすく悲劇の2番手ライダーにしてればなぁ・・・