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『なんっか変だなあー。うん、変って気がする』
書いたのは考察が先だけど、長くなったのでまず本編の話を。
OP、キンタキター！（笑）予想通りの「エエやんエエやん、かまへんやん」！これ来週はリュウタだよね。あれか、「イイよねイイよね、聞いてないよね」とか言うんだろうか。
今回は待ちに待ってた柴崎監督。画面構成がいつもと違うー。やっぱカッコイイな、話も判りやすいし、オレ好み。やっぱ一回見ただけで話の内容が頭に入るってスバらしい！（というか話の内容たいしてないし）
それはともかく前回の意味あり気ななさ気な引きが、意味の判らない駅長さんの「神のスプーンフルセット」のお披露目とは･･･口あんぐり（苦笑）良太郎、それ分岐点とはたぶん関係ないから！（笑）『くだらねぇ』のモモに一票。
モモはカイに言われるまでもなく自分たちが消えるってことは判ってるけど、良太郎がそれに思い至らなかった･･･ってのは、正直どうかなあ。以前のやり取りでそういう話になった時に確認しなかったにしても、イマジンを倒して時の運行を守るってのはそういうことでしょ。どっちもは無理、なんだよな、たぶん。
だからといって一人でやるのは無茶なんだけど、それでも良太郎はやろうとした。モモや侑斗になじられるのは当り前だけど、それが判らない良太郎じゃないよね？だとしたらラストの良太郎の望みって、何だろう。
オーナーに桜井さんが分岐点の鍵じゃないとすると、ゼロノスに矛盾がなくなる、と示唆されてますが、これは今回のお話的には良太郎とモモたちタロスがやってることと、侑斗がゼロノスでやってることは同じだということにもなるんだよね。
理屈は違うけどゼロノスで変身して戦うということは、誰かの桜井侑斗の記憶を使うわけだから存在そのものが揺らぐ、というのはこの間までの話。良太郎が電王でイマジンを倒すということは、モモたちの存在を消すことに繋がるということである。そういう意味で「同じ」だよね。
じゃあ桜井さんはどうして逃げるのか？
相変わらず野宿なゼロ組ですが、今回は疑問払拭。ゼロライナーを停めといてその側で野宿！いや些細なことですが、これなら判らんでもない･･･というか、ゼロライナーはいわばキャンピングカー？よさげなところがあったら外で生活でいいんか。
見知らぬ子供に声を掛けられて「デネブ〜」と言いながらもちゃんと挨拶する侑斗･･･（激カワ！）
子供たちよ、侑斗をよろしく。
さて、見終わって相方に「全く意味が判らない」と聞かれ、一応現時点でオレはそうでもないので説明してあげましたが、その流れで今判ってることを。（「キミ今"得意点"って顔してる」と言われましたが、オレ、そういう顔してるだろ？←見えねーって）
で、徒然なるままの考察。
良太郎がモモたちと一緒に戦いたくないって言ったのは、前々からモモたちイマジン全員が判ってること、つまり「電王で戦うということはイマジンの存在を消滅させることである」から。それに対する説明は良太郎にはまだされてないようですが･･･イマジンが何者なのか、ということも、「願いを叶える」ということの意味も。（これは意味ないのかも知れない･･･）
だからたぶん良太郎はモモたちに「自分で自分を消すようなことはさせたくない」ってことだと思うのね。
イマジンのやってる過去の破壊活動とモモたちとの楽しいひととき（デンライナーでワイワイやってるということ）、どっちがより重要かというと、当然イマジンたちを倒して時の運行を守らなければいけない。今まで体験したいろんな思いからも、イマジンを倒すというのは完全に納得はしていないけど、やらなきゃいけないことだという認識はある、と思うのが良太郎なんだと。
良太郎はそのためには戦う覚悟は出来てるけど、やはりそのためにモモたち自身がそれをするのは嫌だなあってことだよね。
相方に話したときに「それはパラドックスだろ」と言われたんだけど、そもそもがパラドックスから出発してるから今の時点で理由が説明出来ない、どうしてそうなるのかは現状から想像してそうだろうから、という非常に歯切れの悪い話ではあるんだけどさ。
まあひとまず今判っていることや、今回のカイの言動とオーナーの話で多少確信持てたこと。
つまりイマジンがいる未来というのはまだ確定していない、いくつかある未来候補の中のひとつであって、必ずしもそうなるとは限っていない。しかもオーナーやハナの以前の言葉からはそれは本来正しい未来ではないと言うことになる。
鍵になるのはイマジンがやって来てる2007年。ここから本来の未来か、もしくはイマジンのいる未来に分岐するということ。
それゆえ、理由は判らないけどイマジンの未来にしたいカイが、2007年を変えるためにそこからイマジンを過去に飛ばして破壊活動＝過去改変をして、2007年をまず変える。そのことにより未来はイマジン未来になる･･･と思ってる。（もしくはその結果は確定）
これ自体がパラドックスなんだけど、そもそもデンライナーは時の外を走っているのだから、時間構造としては過去現在未来のどの時間も等しく存在するということで、可能性としてはどの未来も選ばれる可能性はあるんだよね。
その中でイマジン未来をカイが選びたいという意志を持っているために、過去改変と未来改変が行われようとしている。というか実際ある未来においては「それが行われた結果が存在する」、ということ。だからイマジンは存在するわけです。
ここで2007年にイマジンがすでに現れているということは未来は確定していると思われがちだけど、それはあくまでも電王の存在がなかったと仮定した場合でしかない。（つまり2007年1月、良太郎が電王になる前にイマジンたちは2007年に飛来してるから）だから今イマジンが存在するのはたぶん暫定的に、ということでしかないような。
今現在の状況でいうと、電王に変身出来る良太郎という存在がたまたま？ハナたちと出会ったことで、イマジン未来は確定されなくなった。だからカイは電王を倒したい、そしてイマジンが過去を変えることで、2007年からイマジン未来に繋げたいということ、かな。最近は描写されてないけど過去を変えるとリアルタイムで2007年も変わる、カイが幸せそうな夫婦の一戸建てを燃やしたのは過去の世界をいじったから･･･という念押しですね。（たぶん2006年12月17日にあの奥さんのマフラーに纏る何かエピソードがあって、その結果が今の家の火事だということ）
もし電王がイマジンたちを倒すことが出来ていればそもそもイマジンは2007年に飛来もしてこれないと思うんだけど、そこはパラドックスというより、まだ明かされていないいくつかのこと、桜井侑斗の存在の理由と意味、ゼロノスのやってること･･･あたりが絡んでて「2007年自体が確定されていない」からだと想像できるわけです。
そもそもゼロノスに変身するほうの桜井侑斗の存在は2007年においてはイレギュラーな存在。2007年では桜井さんは30過ぎなのだから、特異点ではない侑斗は本来2007年に干渉すべき人間ではないんだよね。この辺は桜井さんの秘密とともに保留。
桜井さんに関しては、今回カイが言わなければ単に萌えシチュとして片づけてしまっただろうゼロノスが電王を助けたこと。
カイは、ゼロノスが過去の時間にいた「桜井さん」よりも電王を助けたことに驚いてたけど、これは深読みすると、すでに過去の改変とイマジンの未来を確定させる要素として電王やゼロノスのやっている「イマジンたちの行動を阻止して本来の時の運行を守る」と言うことに関しては、「桜井さん」よりも電王の方が重要な鍵になっているから･･･と言うことが考えられるんだけどさ。
電王を助けたゼロノスを確認して去っていく桜井さんの動きと、そのあとのゼロノスのカットをシンクロさせてるのは（ゼロノスの方は動けないのでカメラを動かしてるけど）、柴崎監督、わざとだと思うんだけど。桜井さんとゼロノス＝侑斗の意志が同じであるという演出だ･･･とオレは解釈しましたが、深読みかなあ？
つまりオレの結論ですが、分岐点の鍵は最初は確かに桜井さん＝侑斗＝ゼロノスだったんだけど、いつの間にか良太郎＝電王になってるんでは？
そこが、オーナーの言った「桜井さんの失踪に関しての証言は良太郎の記憶だけしかない、本当にそれは確かなことなのか？」ってことなのかなとも思うんだけど、まさに「人の記憶は脆い」ってことでは。
その時本当は何があったのか、桜井さんが逃げるのは分岐点の鍵が良太郎になったということを隠すためのカモフラージュかも･･･と思ったり。
あとカイの理由として、イマジンの未来になることがカイにとって楽しいからか、得になるからか？
『この時間が手に入らないなら、消えるしかないだろ』って言ってるんだけど、特異点のカイにとっての未来がカイの望むものではなかった、そこへたまたまイマジンの未来に出来るかも知れない可能性があった、もしくは何もかも無くしてしまえる力（イマジン）を得た･･･ってことだったり。
まあ今日のところの考察はこんなとこで。
納得出来ない相方は今日の話でそんなこと説明されてなかった、子供には判らない、と言ってましたが、オレは大人なので今までの積み重ねで判らなくはないですよ（笑）合ってるかどうかは判りませんが。考察と言っても思考実験だし。
まあこの状況って、例えて言えば死体のない室内に人殺しの証拠物件がたくさんバラまかれてて、その上で誰がどうやって殺されたの？それとも殺人自体あったのかなかったのか？を調べたり議論したりしてるんだけど、その同じ室内で楽しげなパーティがやってるから、そんな殺人事件どうでもイイじゃんと言われればそうだしパーティは楽しいんだけど、だからといって事件を放っとくわけにも･･･な状態だよな。と言ったら「お前今上手いこと言ったと思ってるだろ、そんな顔してる」と言われたよ。うん、だって得意点だから、オレ（笑）
予告。タロスたちはみんな良太郎のやることには文句ないじゃないか。それだけ信頼してるてことだろ。モモみたいに楽しかったからそれでいい、なんじゃないのかなー。悲しいけどさ。
ミニコント。担当の柴崎監督、ひとことで言ったら今日の内容はこれだけですむよ〜すんじゃうよ（笑）
『それもヤだ〜』（笑）
東映公式。
Climax Jump DEN-Liner form＞当然DVD付きCDだよね？答えは聞いてない！楽しみー
ちゃんなかはカワイイです（*´∀｀*）
