そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ポール・ギルバート「咆哮!!」

咆哮! (Silence Followed by a Deafening Roar)

咆哮! (Silence Followed by a Deafening Roar)

MR.BIGが好きですた。なのでポールも好きですが、まあいつものごとくチェックは緩いんで、なんとなくソロ活動してる〜くらいに見てましたよ。堂本兄弟とかに出てたのも何となく知ってたし見てたよ。ポールは日本びいきだからね!*1
ということでこないだ新聞にインストアルバムの2枚目が出たって記事があったんで、久し振りに買ってみた次第です。(前置き長っ)まだ40なのにギタリスト生活30周年記念(笑)
ポールの曲はポップで好きなんだけど、どちらかというとMR.BIG初期のいかにもなハードロックっぽい曲の方が好みだったんで、そんなにチェックしてなかっただけね。(そういやレーサーXもそんなにチェックしてないや。妹が持ってるはずだけど)
で、今回のアルバムは初っぱなからなんだか物凄いギターテクを披露されてまして、気が遠くなりそうだったヨ。演奏として若干音が軽い印象なんだけど、どうしてもMR.BIGの時とと比べちゃうのは仕方ないか。オレ的にはドラムが軽いのがイマイチだけど(好みの問題として)、そもそもギターインストのアルバムなんだからこういうもんだよな。
ポールはギターテクだけじゃなく、音というかメロディに関してもこういうポップさは好きなのでこれはこれで好きです。ホントいうとMR.BIGが演奏してくれればなあと思うんだけど、(オレの中ではベスト版から止まってるんで・・・)ヘビィにしようと思えば出来ないはずはないと思うんで、これが彼のイメージなんだろな。
というかこんなポップな音楽でこんなギターってのはないよなあ(笑)ライナーノートで彼がやっとテクが追っついたみたいなことを言ってたけど、技術ってのは何かを表現するためにあるためのものなので、技術が優れてるっていうのはスゴイことではあるけどその表現の中身が付いていってないと「だからそれで?」ってことになりかねないんだよね。やっぱり基礎がきっちりあって、イメージがしっかりある人は違うよなあ。凄すぎですよ、ポール!

*1:知ってる人は知ってるけど豆知識的なこと:アメリカのヤツらはアホなのでMR.BIGの上手さにしばらーく気が付かず(「Green-tinted Sixties Mind」がヒットするまでな)、本国よりも日本での評価の方が早かった・・・かららしい。