そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

「あしたの、喜多善男」サントラ

あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 オリジナル・サウンドトラック

あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 オリジナル・サウンドトラック

オレはそんなにジャズは好きってわけじゃないんだけど、それでもこれがすごく良いってのは判る。TVドラマのサントラとは思えません。
小曽根さんの曲ってことじゃなくこの曲がジャズのスタンダードナンバーになってもおかしかないし、なって欲しいなあ。
家で聴くよりは落ち着いた感じの上質なバーとか、高級ホテルのラウンジの生演奏で聴きたいようなアルバム。癒される〜というと、何だか薄っぺらく聞こえるけど、演奏がすごくいいので、それだけで結構くるよ。
 
メインテーマ曲の「My tomorrow」を聴いて飯田譲二が書いたという詩がライナーノートに載ってるんですが、ちょっと抜粋。

いいことも悪いことも、楽しいことも悲しいことも、
美しいことも醜いことも、ぜんぶぜんぶひっくるめて、
ぼくはこの世界を受け止めることができるようになっているはずだから。
 
ぼくはこの世界の全部を愛したいと思う。
ぼくはこの世界の全部を許したいと思う。 (※抜粋)

ドラマ本編を知ってるせいか、「My tomorrow」を聴きながらこの詩を読むと、ちょっと涙出ちゃったよ。
飯田譲二の今までの作品での世界観のありようは詩的じゃないとはいわないけど、こんなにもこっち方向へ詩的な雰囲気を持ってるとは思わなかったんで、ちょっとビックリした。(いや、あのルックスを知ってると余計に‥‥ねぇ)
これはオススメ。ジャズ自体に興味がなくても、ドラマで耳慣れた曲ばかりなので馴染みやすいかもね。かなりいいです。
実はオレが買うって言ってたのに相方が勝手に買ってきちゃったんだけど、どうも演奏してるメンバーが日本のジャズシーンのトップミュージシャンばかりだから‥‥らしいです。(だから音楽良いよって言ったのにー)