そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ケータイ捜査官7#2

http://ani.tv/k-tai7/http://www.tv-tokyo.co.jp/k-tai7/
えー、それで終わり?つか傷、かすり傷じゃねーだろ?
相変わらず話も演出もぬるす‥‥お子様向けで、オレにはまったく面白いとは思えなかったんですが、とりあえずセブンがおバカキャラだったんで、ちょっとだけ視聴モチベーションは保てるかも。
『さぁ、声高らかに命じてくれたまえ』と認証を求めるところと、シーカーを自分で装着して(しかも適当!)『チャクシン完了!』でケイタに『それ、カッコいいと思ってやってるよね』と突っ込まれるとこ以外、まったく面白くなかった。セブンってキレイな日本語を喋れといいながらも変なソフト入ってんじゃね?(笑)
しかしどうしてケータイ捜査官はバディの認証なしに何かをしたり、自分で起動・変型出来ないんだ?自力で動くことは出来るのに。オモチャの都合だってのは言いっこなしだぜ。
そして未だに高校生がアンカーの一員にならなきゃいけない理由が判らない。
ネットワークに詳しい今どきの子供を味方にする‥‥って、ケイタがそんなことに詳しい描写なんかなかったぞ?今どきの子供が詳しいのはネットワークの使い方であって、ネットワークの構築に詳しいわけじゃなかろうに。子供のネット接続を規制する方向に進んでる世の中で、子供に進んでネットを使わせようとするって、あり?その場合、ケイタに特殊な能力があるとかじゃなきゃダメだろ。
しかもこれって、電脳犯罪じゃないんだ。サーバーに直接侵入って、何か一昔前のネットワーク犯罪のイメージなんだけど‥‥しかも今回は何やってんだか判らないゼロワンを捕まえようとする話なんで、余計に何やってるか判んなかった。具体的に犯罪描写じゃないぞ?しかも同じケータイ捜査官の造反→犯罪加担って、ゼロワンのスケールが今のところとても小さいんで、全然イメージできん。
話があまりに詰まらないんでそんな細かいところばかりが目に付くよ。まあセブンがおバカだってことが今んとこ多少のモチではあるけど、どうにもなぁ。
30分の間に大人がまったく外に出てない(アンカーの司令室だけ)ってのも、どうかと思うよ。(ちなみにあの司令室、「24」のパクリじゃないよね)
 
ところでこれのスポンサーってソフトバンクバンダイなんだけど、バンダイはオモチャ出すから子供向けに作って欲しいんだろうなーってのは判る。そのわりにオモチャがえらい高いんだけど。
ソフトバンクはというと、聞いた話だと、キッズケータイを売るための番組のつもりらしい。マニアな特撮好きの大人ではなく、子供ね。子供に携帯を身近な物として持つようにしたいという狙い。
だけどそれだとセブンのデザインって、カワイクなさ過ぎるんだよね。大人のためならあれくらい普通の方が逆に良いんだけど、子供に欲しいと思わせるんならもっと子供(もちろん小〜中高生ってこと)が欲しがるようなオモチャっぽい、もしくはカッコいいデザインにすべきじゃん?要はカシオのG'z系統のデザインか、今出てるキッズケータイ路線のね。(ソフバンだと"コドモバイル"。←AUドコモウィルコムに比べると可愛くねーなー)そこからして、番組の狙いとスポンサーの意向って噛み合ってないと思うんだけど。まあソフバンがいいってんならいんだろうが。途中打ち切りってまずないみたいだし。
重ねて、子供向けに作ってるんなら1話の感想でも言ったけど、夜7時台でリアルに人が死ぬような番組はどうかと思うんだよ。人死にを否定してるわけではなく、シチュエーションとしてツダカンは死ぬ必要ないってことね。今回ゼロワンがセブンに「バディ殺し」云々言ってたけど、そういうのって必要なのかなあ?
というか、てっきりツダカンが復帰するまでの間の繋ぎとして、ケイタがセブンのバディになって活躍する話だと思ってたんだけど、そういうとこでこのドラマにおけるボーダーラインの引き方はどうなのかな。特撮ファンがどう見ようと構わんが、これは2008年に放送されてる子供向けの番組のはずだよな?三池がそういうとこに目配せが出来てないってのは最初から判っちゃいたけど。
監督的なラインナップでいうとこのネタで作家性考えると湯山監督にはちょっと期待したいんで、一応一回りするまでは見るけど‥‥