http://den-kiva.jp/
ゆっくり月曜辺りに行くつもりだったのに、なぜか初日に行っちゃったよ！面白すぎだよ、電キバ！
というか自分でもすげー楽しみだったことにビックリ。OPのクラジャン聞いてタイトル見たらスゲーワクワクした！
しかしこれ、劇場掛かってホント良かったなぁ。DVDオンリーのつもりだとしたらさすがにそれはもったいなかったかも。電王ファンは買うだろうけど、劇場で見ても全然遜色ない出来だよ。というかもちろん劇場で見てDVDも買いますがな。最初から映画だって判ってたらハイビジョンサイズだったかなー。ちょっともったいないな。
新宿のバルト9で見たけど、都内で電王やってるのここだけらしくて、メチャ混み。東映はバカだなあってことで。（丸の内東映でやってないから）←人の言うことを真に受けちゃいかんな。一応他のところでもやってる。シネコンだけど。どうして東映のお膝元でやらんのかってだけね。
あ、パンフはステキすぎてもう‥‥（笑）買うべし。
以下、さすがに公開日なのでネタバレで。
『我らチームデンライナー！俺たち参上！』
チームデンライナー、超カッコイー！！（爆笑）
初っぱなからもうバカ映画のノリで、そもそも「デンライナー署」ってのが（つかどうしてデンライナーの中が警察仕様なのか‥‥あの部屋が、じゃないんだよな・笑）バカなんだけどさ。
まあそれを疑問に思わせないノリノリの初っぱなのカーチェイスとか、みんな揃っての口上とか、おいおい何のパクリだよって、なんだっけ？ｗ（聞いた覚えは‥‥）なんつか力任せだよなー。すでに刑事物のパロディでもないと思う（笑）
というかノリが良すぎて侑斗とデネブが潜入捜査してることの理由とか状況とかまったく説明されてないし。オーナー、もといデカ長、それくらいは部下に伝えとくべきでは？つかこれってオーナーの私設警軍隊（あえて）だよな（笑）
ネガタロスの凶悪組織「ネガタロス軍団（仮）」もバカなんだけど、あいつら、結局何もしてないぞ？この辺ちょっと全体的に勢いでいいにしたって脚本的にどうかと思うんだけどさ。てっきりネガタロスが22年前に何か布石を打っといて（キバが22年前だからね）、それが完成するのを待ってるのかと思ってたら、ビルの一室で中華料理を食べてるうちに今までにかつてない悪の組織が出来るとでも思ってたのか？おいおい（笑）
ネガタロスってばイマジンの癖に過去に飛ばないし。その辺どうなのよ、靖子たん〜。映画自体は良く出来てるけど、見終わったあとで思うに脚本は大したことないです（苦笑）もうちょっと何とかさー、分量足りなさすぎですよ。
話の終わりも22年前の過去に戻って何となくいい話で締めてるけど、この事件の結末自体はすごくうやむや。そういやネガタロスからパスを取り戻した描写あったっけ？これはお祭り映画にしてもちょっと物足りないかな。
その原因の一部はクライマックスのアクションシーンが長過ぎることなんだけど、 *1 、こっちは話は終わってないと思って見てるから長過ぎてちょっとジレジレしたし、結局鈴木刑事が黒木を捕まえたのが事件の締めになって、話としてはうやむやに終わった印象になるのがちょっともったいないなあ。
もう一つはキバの話も中途半端に絡んでるから、22年前の話は‥‥と思いながら見てて、てっきりそれがネガタロスと絡んでるはず‥‥と思って見てたからね。だって電王フォーマットにしても過去に飛ぶのは当たり前じゃん？それがないなんて思わないよー。
まあオレは見ててその辺がちょっとあれっと思ったくらいで、全体の馬鹿騒ぎに関してはまったく文句ないです。バカ過ぎてオカシイ！デンライナー署の大騒ぎとか、絵面的にも変だってー！リュウタ、話聞こうよ！（笑）
金田監督は車は苦手なのか、初っぱなのカーアクションはちょいイマイチだったけど、タロスたちはみんな良太郎に憑いて活躍してるし、単体のアクション多くて大活躍だし、キャラの見せ方としては満遍なくて大満足。キンタが憑いた良太郎のアクションて初めてだよね？あんな踏みつぶしアクションだったとは‥‥（笑）しかも硬いって、何で硬いんや！良太郎、生身じゃないのかｗ
侑斗がヤクザ相手にバカ強いのもカッコいい！何だかんだで協力してるしな。そういやデネブ、味見で塩控えめにはないだろ。椎茸チェックしろよー。
アジトを爆破して、次は国会議事堂を爆破して悪の組織を作るって、それどんなギャグだよ！って突っ込みたくなるネガタロスのやってることはアホみたいなんだけど、絵面的には国会議事堂をバックにダブル変身なんて、超カッコイー！まあすぐデンライナーにさらわれちゃうけど。
有形無実の「ネガタロス軍団（仮）」に加担する凶悪犯罪者？黒木は、ちょっとは気がついたらどうかなー？何もしてないじゃんよ？何がしたかったんだヨ。
あとさすが東映と思ったのは、ネガタロス軍団（仮）の下っ端たちが本当にヤクザっぽかったこと。だって恐いんだもん、さすがだよな東映人材は（笑）
電車戦はまたすごいことになってるけどちょっと見せ方的には判りづらくてこれまた残念。こういうの意外と長石監督上手かったよな。ギガンテスって、ありなのか（笑）
あ、いやそれよりも、キャッスルドランだよ！時間の中に逃げたネガタロスを追ってチームデンライナーが追いかけたのはいいけどキバおいてけぼり‥‥と思ってたから、何でそんなまさか！もう爆笑！理由なんかいらん、だっておかしいから！（爆笑）間違いなくこの映画の見せ場のひとつだよな！もうありえねー。バカ極まれり！誰のアイデアだよ！（笑）
そいや言うまでもないんだけど、これの撮影時点ではスタッフの誰もまだキバを見たことないはずなんだよな。でもファンガイア人間体の見せ方は金かけずに‥‥って意味ではうまいし、ファンガイアがいるから何も事情は説明してないけど渡が来るのも当たり前だしね。それ込みでもキバ側がこの時点で設定以上でも以下でもないのはそういうもんだよな。まあどのみちこれ「電王」なんだし、いつ22年前の過去が出るんだろうと楽しみにしてたら最後の締めだったってのは仕方ないか。ただ音也は電王でも音也だったと‥‥音やんステキー！
それよりも森本くん、音也と一緒だったから22年前の刑事だってのは判ってたけど、OPの役名でああ、そうかと。いやでもこの後すぐ殉職しちゃうのかと思うと‥‥（始ちゃんはアンデッドだから死なないとかでなくｗ←始じゃないし）
でもここのシーンはすごくいいシーンだったー。ちょっとホロリ。森本くんの演技も良かったし、おいしい役で良かったよ。うんうん。
鈴木刑事の村井くんは風小次では車田熱血主人公だったのに、電キバでは気弱な刑事にちゃんとなって、それはそれで上手いなぁ。あのキャラでいいかどうかは別として。（オレはちょっとよく判らんかった）まああんなにキャラ立てされてる集団の中に突然入るのも厳しいよな。でもよくやってたかも。
とにかくすごく大満足。待ってた甲斐があったよ。もう一回見るよ、もちろん！前売りあるしな。
↓これ、他の劇場でもあるのかなー、ウラが見当たらなかったのは残念。
どうせなら、最近よくある上映中の注意事項のやつも電王にしちまえばいいのに‥‥と思ったよ。傍若無人なタロスたちを注意する‥‥とかさ（笑）（もちろん作るのは柴崎監督！ｗモモなつワールドか？）
*1:あとで聞いた話だと、最初50分だったんだけど劇場公開決定で20分足したらしい。その分アクションシーンが増えたから‥‥で、増えたのはいいけどバランス的には悪くなったのが残念。
