そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダーキバ#12「初ライブ・黄金のスピード」

東映http://www.toei.co.jp/tv/kiva/ テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kiva/
『俺が、イクサが負けるなんて、嘘だ、嘘だぁー』


やっぱり話自体は殆ど進んでないじゃん。というか何をもってしたら話が進んでるって言うのかすらよく判らなくなってきた‥‥渡たちはバンドを作り、イクサはキバに負け、22年前でユリは次狼のサポートをすることになった‥‥ってだけな。
渡はバイオリン弾きなのにボーカルでいいのか?それって渡が自分の世界を広げることになるの?まあ健吾くんのボーカルよりはまだ渡ちゃんの方がマシだと思うけどさ。
どうでもいいけど、渡が怪我しててベースが弾けないのに、「やる気なくなったのか」はないんじゃないのかなぁ。せめて渡番の静香ちゃんは気がつけよー。あとバンドやるにしても、意味としては渡が自分を変えたいと思って始めたことなら、そういう風に見せて欲しいと思うんだけどなー。
そんで、イクサとの戦いで怪我をして名護に治療をされたことが名護が渡=キバだと気がつく伏線かと思ったらそっちには行かず、渡が名護への思いを断ちきる方の伏線だったのかと。名護のマフラー変だなぁと思ったらそれに使うためかよ(苦笑)
名護がキバを目の敵にする理由が語られていない以上、名護の気持ちは判らないし、そんな名護について渡がどう思ってるのか、その辺のことはまったく理解出来ないから、単純に名護の過度の「絶対正義」に対する思い入れに危険な臭いを感じたからってことで良いのかしらん。
蜘蛛ファンガイアに対する名護の『貴様、命が惜しかったら俺の言うことを聞きなさい!』はちょっと笑った(笑)何で敵に対して丁寧語尾なんだw 脅してるのか言い聞かせてるのか(笑)
 
で、過去。
『いずれほんとにイクサが完成したとき、それはお前が使えばいい。それまで俺をサポートしてくれ。俺にはお前が必要だ』
とか次狼さんが言っちゃってるけど、それ嘘だろ?だって次狼さん、前にも人襲ってるんだから、明らかに自分の(種族の)利益を考えて行動してるよな。どうせ自分が死なないの判ってるし、たぶんイクサが完成したらそのまま持ち逃げだぜ。決まってらぁ。
まあゆりは上手く丸め込まれたってことだけど、音やんはどうするのかな。
今週の音やんはちょっと良かったよ。女のために恋敵に土下座出来る音やんステキー!
ゆりが音也のことを好きになるのは絶対だと思うんだけど(だって今嫌う理由ないし)、それと次狼への気持ちはたぶん別腹だろうし、どうせゆりって次狼に裏切られるに決まってるよな。そしたら音やんが慰めてやればいいよ。
恵の父親が誰なのか、次狼か音也かどっちかだろうけど恵が普通の人間なら渡と姉弟だし、異種ハーフならそれはそれで幽閉されてる次狼と関係ありってことだし、そのうちモンスターとして覚醒したりするのかも?(妄想予想)
音也はきっとゆりが次狼と出来ちゃっても、気持ち的には関係ないと思うから問題ないと思うし。音也ってそういう人だろ?
それにしても「伝説のライダー」がいたって前に誰か言ったよな?(見返してないからうろ覚えだけど)
それが音也なら面白いのになあ。伝説のライダー=キバだとすれば、それをもたらすのは音やんと出来ちゃうまだ見ぬ女ファンガイアってことになると思うけど‥‥違うかなー?
まあ今回はまだまだそんなこと臭わせもしない状態ですよ。いつまでオレたちを待たせるのか?
 
相変わらずやってることがマヌケて見えるっぽい名護さんにもうちょっと突っ込んで見るけど、イクサが出てきたときにオレがやっぱり白かと思ったのは「ZETMAN」の高雅クンを思い出したからなんだけど、(それに対する主人公が人でないってのもそうだけど)過度の絶対正義って、人間にとっては必ずしも正しいとは限らないよな。だって人間がそもそもグレーゾーンだからさ。
ファンガイアは今のところ人類にとっての天敵ってことしか語られてなく、それもファンガイアを敵とする「素晴らしき青空の会」によってそう言われてるだけね。
当の渡本人は自分がファンガイアだってこともキバだってことも特にどう認識してるかという描写は今のところない‥‥よな。ということはキバがファンガイアを倒す理由は判らんけど、人間のためなのはたぶん間違いないとすれば、その敵である名護のイクサって、最終的には絶対正義の体現として人類粛正とかに走りそうな狂気はあるよな。何だよ、「世界のあり方を管理する」って(苦笑)名護にイクサは、まさに何とかに刃物。
しかもその絶対正義はあくまで自分基準。蜘蛛ファンガイアをいいように使ったり、相手が人間でもファンガイアでも関係ない、彼のワールドの邪魔者はいらねーってだけなんだよなー。お前は神か。
それが途中から歪んでいくってんでなく、最初から間違ってるのが名護であると。
ヘンテコキャラかと思ったら、今回の舞原回での名護さんはシリアスに絶対正義を盲進する狂信者なんだけど、未だ名護さんの立ち位置はハッキリしないんで、一体どうしたいのかなー。まあ今回は可愛げもないので、とりあえず名護さんは敵ってことにしとくけどさ。いいよ、敵で。縁切ってよかったな、渡ちゃん。アンチ名護派の恵が完全にバンドで仲間になっちゃってるから、さて「素晴らしき青空の会」はどうなるんでしょうかねー。
 
しかしこの寒いのにキャスト一同徹底的に水落ちばかり。一体何の恨みがあって‥‥(苦笑)


予告。
とにかく一も二もなく音やんの活躍に期待しるよ!
警官に捕まってたのって、名護だったよなぁ?何やったんだ、無銭飲食?w