そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

めざまし・広人苑

http://wwwz.fujitv.co.jp/meza/koujinen/index.html
「悩めるイケメン・水嶋ヒロってことで突っ込んでんだか突っ込んでないんだかよく判らない内容ですが‥‥(苦笑)
日記では素の自分が見られるって言ってたんだけどさ。
うーむ、こういう話をすることの是非はともかく、この内容を公に出してもいいと思った(しかもTVで)事務所&本人の意向の政治的意図(という大げさだけど)はともかくとして。
「自分のことが好きじゃない」「コンプレックスがある」のと「お芝居をすることの楽しみを見つけることが出来なくて‥‥」ってのは全く違うことだよね?それを判ったうえでこれ流してるのかなぁ?
中野アナの恋バナインタビューはどうでもいいんでスルー。
あえて佐々木蔵之介と対談をセッティングしてあれだけしか喋ってないのかな。いきなり「自分のこと好きですか?」って言われても蔵之介も困るよな(笑)蔵之介センセイの芝居に対する姿勢に「乗っかりたい」ってのも俳優としてすごく不思議発言だし。
うーん、オレはさ、ヒロたんのそのときどきによって発言が変わるとか、自分に自信がないまま俳優としての仕事をしてるって言うのは、気持ちとしては判るんだよね。オレもそうだから。
それは確かに今のヒロたんの思ってる通りの内面なんだろうけど、俳優という職業でそれを表立って言うことの良し悪しってことは考えた方がいいと思うんだよ。誰だって「今回の仕事は自信がないです」っていって出された作品には、内心「えーっ」っと思うんじゃね?自信がなくても「頑張りました」って言う方がとりあえずはいいに決まってるじゃん。頑張ってこれかよ‥‥って言うのはまた別の話なんだけどさ。(演技はヘタじゃないと思うよ?)
 
だから今回の話の内容自体は全然否定しないんだけど、めざましのコーナーインタビューで言う話かっていうと微妙。
「ファンのために仕事してる」「スタッフにまた呼んでもらえるように頑張ってる」ってのはいつも言ってることだから今更だし、それよりもなかなかそこから脱却出来ないヒロたんの精神性を思うとちょっと気の毒に。本当にどうしてそこまで自分に自信が持てないんだろう?(これについては、「ファンが支持してくれる自分」を受け入れて自信に出来るかというと、人によっては意外と出来ないし、他人に言われてもどうにもならんことだからそこを責める気にもならんけど)
たぶん、自分の理想とするところがかなり高いんだろうね。サッカーは確かに他のサッカー好き芸能人の話聞いてても、相当レベル高かったのは事実だろうし。
でもその延長線上で成功目標を描いてるんだと、理想と現実のギャップ、特に評価に関して自分が納得出来るかどうかで満足度が違ってくる、そこでどうしても自信が持てないと他人の評価を基準にするしかない‥‥ってことになるのかな。
サッカーがダメだからルックスを生かして俳優に転向したけど、自分がやりたいことではないってことで「好きだから」がモチベーションでないからやってることに自信がない、他の俳優の演技に対する気持ちやモチベーションを聞いて、それほどでもない自分はダメなんじゃないかと思うことで余計に引け目を感じてしまうってとこでしょうか。その辺でどうしても「自分なんかが俳優やってて良いのかな」になるんだろな。
それに加えて現状の人気がルックス重視で、自分がそのルックスに興味がない、もしくは理想が高すぎて自信がないから、そこを評価されることに苦痛を感じるとかかなあ。早くそういうものだと割り切れば楽になると思うのに。(だからと言って自分大好きなのもオレはちょっとヤだけど)
"ルックスの良さ"を持って生まれた才能として使うくらいに気持ちとして切り替えればって話だよね。例えばサッカーやる人の"背が高い"とか"足が速い"ってことと同じレベルでプラス材料に捉えればいいだけだと思うんだけど。
考え方としても言ってることも根は真面目なんだろうけど、他の人とそこに至る思考回路が違うせいか、喋ると少々微妙な発言になる感じ。
 
「芝居をすることの楽しみ」を見つけられないのは、そもそもオレはいつも言ってるけど、彼が「お話」を好まないからだと思うんだ。マンガや小説はもとよりドラマも殆ど興味ない、映画は役者目当てって、想像力が育つ環境じゃないよね?せいぜいティーンが好むケータイ小説程度(あえてそう言うけど)の想像力?
そういう「作り事の話」を好きじゃなくても、「人が好きだ」とか言うんであれば、いわゆる妄想とかで勝手に物語を作ったりするんだろうけどそうでもない。想像力がないから役作りも突っ込めない見た目優先のキャラ作りしか出来ない、だから演技することを楽しいと思えない‥‥っていう結論じゃないかな。
演技をするってことは違う人間になるってことだから、その人間がどういう人か想像出来なきゃ楽しくないのは当たり前、それを想像して演じることが楽しいって言う人が「役者」なんだもの。
今やりたい役も作品も、目標にする俳優、好きな俳優もいないんじゃ演じることが楽しくなることはないんじゃないかなぁ。(いなくてもいいんだけど、その代わりになるモチベーションはなきゃダメでしょ)
まあ雑誌はともかくTVでここまでぶっちゃけたんだからそれなりの心積もりはあると思うんだけど、心配といえば心配。今日の日記で撮影済みの仕事や次の仕事もあるって言ってるだけに、楽しみにはしたいんだけど不安の種も尽きません。早く「何かのきっかけ」が来てくれることを心から望むよ!頑張ってくれよ、ヒロたん!
でも不思議なことに、意外とこの広人苑でオレのヒロたん熱はちょっとだけ持ち直した(笑)当分もつような気はするよ?たぶん‥‥
 
注。先に言っときますが、「俳優なんだから我慢すべき」とか「好きで俳優やってるんだから自信を持って仕事をするのは当然」という意見のコメントはスルーします。よく読んでくれれば判るはずですが、オレがそう思ってないんで。そういう「俳優たるもの○○であるべし」的な意見はウチには言ってこないでくださいね。言いたい人は余所でドゾ。今忙しくてそういう意見にはコメント返せないんだ。(6/9夜現在)