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『だ、誰ぇ !? 』
やっぱ今回はそこそこ面白かった。単体の話としては結構面白かったと思う。巨匠石田監督はどんなつまんない脚本でもちゃんと感情的な筋を通してくれるから、見終わったあとにちゃんとそれなり満足感があるんだなぁ‥‥って讃めてるんだか貶してるんだかよく判んない感想ですが。いや別に今回はつまんなくはなかったな。オレ的に、初見だけで見返さなくても感想書ける時は面白かったってことで。
お話とは別に（ってのもヘンだけど）新しい展開と新しいフォームが。タツロットって誰ですかー？
引っ込み思案で人見知りな深央ちゃんはクイーンだったのです。伸二さん、騙されてたって思うのは無理ないけど、当の渡ちゃんが自分がファンガイアハーフだって未だ気がついてないんだからしょうがないよな。あの状況で話聞けってのも無理な話だし。
そもそも考えたら誰のせいでもなく涼子は病気で亡くなってるんだし、そのやるせなさを含めても22年間も一緒にいられたんだからいいじゃないかって話だし。むしろ、同じタイミングで死ねて良かったんじゃないかなぁ。涼子を失った哀しみでこれから永遠に生きていくよりは。名護さん、知らずいいことしたよ？そんな気がする。
意地悪なこと言っちゃうと愛を捧げるファンガイアはどうか知らないけど（勝手に設定）、普通に生活してたらただの人間の涼子が年を取らない恋人に耐えられるかとか心変わりしないかとかいろいろあるわけだし、いつから病気になったのかは判らないけどお互いしか頼るものがない状況でずっと過ごしてこれたのは良かったと思うよ。そういう話は好きさ。というかファンガイアと番った人間はもれなく不治の病とかだったら、それはそれですごく納得するけどさ。そう言うのがファンガイアの業でもいいんじゃね？永遠の愛の代償は必要でしょ。
合歓木の下で永遠に眠る二人ってのも美しいけど、合歓木の花言葉って「夢想」「歓喜」「安らぎ」‥‥敏樹さんはロマンチックだなぁｗ
で、タイミング的に新たなるクイーンが生まれたってことで、これって深央と渡が実は兄妹だった‥‥とか？双子は無理があるよな。さて目覚めちゃった深央クイーンはどうなるんでしょうか。あ、というか、22年前の真夜は居場所が判ってる伸二を結局見逃したってこと？それとも22年くらいどってことないの？真夜に何かあった？
まあちょっと引っかかるのはさ、こういうゲストの話をメインに持ってくるべきかどうかってことなんだけど。
意味は判るし美しいいい話だし、この話にそって深央のクイーンの話があるのは判るけど、そもそもメインキャラで話を展開させないってとこで何か微妙な気分。物語の構造的にしょうがないのかさえよく判らないよ。
でもまあエンペラーフォームへのパワーアップが自覚してない渡の怒りってとこは良かった。本当ならもっと盛り上がっても?ってとこだけど、時期としてはまあブレイド的に言えば「人を愛してるから戦うんだ」くらいのジャックフォームな感じで？あとでもっとパワーアップするんだよね？皇帝の次は何だろ、皇帝がトップだよな。つか何故エンペラー？神聖ファンガイア帝国？モテモテ？ファーザー‥‥やはり音也か！（笑）しかしキバット、タツロットのこと知らなかったんだー？アイツ何喋ってんだか全然判んなかったけど。
過去の話はまあなんだかゆりが安っぽ過ぎて‥‥あれならさっさと次狼に食われちゃってもよかったよ。今さら音也ってなあ。でもゆりが振り向いたらそれはそれで興味なくなっちゃえば面白いのにな。で、ゆりはリキとくっついてめでたしめでたし（笑）リキの口説き文句がそのまんま音也ってのはオカシかった。さすが音やん、ゆり相手だと完全にフラれるパターンを熟知してらっしゃる（笑）
そんなことより、本性あらわした次狼はどうなっちゃうのかなー。次狼さんはまさに送り狼？散々気を持たせたあげく化け物だからふるってそりゃないよ。ごめんねジロウ。（それは今週のシャンゼリオンのサブタイ＞東映チャンネル）
ゆりへの思いが叶って良かったねとはとても思えない。真夜たんでいいじゃん、音やんはー。
予告。
真夜たんと音やんがもっと仲良くなればいいなあ！
