そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ケータイ捜査官7#19・20「圏外の女(前・後編)」

http://ani.tv/k-tai7/http://www.tv-tokyo.co.jp/k-tai7/
最初に言っておく!オレは押井がキーラーイーだー。 *1
監督・脚本押井守回ってことでー、うーむ、これが「ケータイ7」出なければ、ケイタの初恋→失恋話として(初体験含む‥‥と言いたいけど押井だから関係性としては寸止めのような気がする)これはこれでって感じかなぁ。と言ってもかったるくて途中倍速で見ましたが。
旅館の仲居さんは真実の関係が見抜けるらしいですが(笑)どー見ても奔放な母親とそれに振り回される高校生の息子って感じじゃないかと。(ざる10枚って、た、立食い師?←見てないけど)
つか微妙にはすっぱな感じがエロティックじゃないんだよな、三本爪痕のヤクザさんが指南に出てこなけりゃ。だから日活ロマンポルノ的なねっとりベッタリした感じでもない、中途半端に邦画テイストなお話っぽいように思うんだけど。
だからそもそも、ケータイ7の話なのにセブンが最初から必要ない話を作るってのはどうなのかとか、せめてお七さんが連れてる看板犬がソフトバンクの白いお父さん犬じゃダメなのかとか、なんか根本的なところでさすが押井監督の履き違えっぷりがスバらしいですよ。(讃めてない)
そういや、「ドラマの中で最も美しいのは登場人物が名乗りをあげるシーン」ってお七さんが言ってましたが、それはいわゆる「天の道を往き、総てを司る。俺の名は天道総司」的なことですね、判ります。
ケイタ主演のロードムービーのワンシーンとしてはいいような気がするけど、最初に言ったようにこれはケータイ7ではないな。誰対象なんだケータイ7?まさに「圏外」な話。
あ、ちょっと思ったけど、初島に行けなかったケイタは、楽園に連れていってもらえなくて現実を生きろって言われたのかなー?(初島ってリゾートパラダイスだし)楽園に行こうってお七さんに言われてたのにその晩何かあったのかなかったのか、ケイタは楽園には連れてってもらえなくて逆に別れの現実を知るとか‥‥そんな話、だったの?まあつまり成長する話ってことですが。(だって押井の話って楽園で毎日同じ日常を繰り返すってのが多いじゃん>成長しない)

*1:そもそもはうる星の原作が好きだったからあんなアニメにしたこと自体が許せない。でもBDとパト1は映画として面白いのでOK。他のものはそこそこ見てるけど受け付けないので、パト2以降の作品は見てない。