そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

レッドクリフ PartI

http://redcliff.jp/index.html
http://www.walkerplus.com/movie/special/redclif/(特設サイト)

先に言っとくと、オレちゃん三国志は全く判りません。横山版三国志も読んでませんよ。基礎知識とキャラの名前とそれに関してのエピソードは多少‥‥くらいか。まあ名前くらい知らなきゃオタク的にはやってけませんですからw
しかもアジアンスターの顔と名前も一致しない、そもそもアジアンスターに興味がない‥‥出てる人で判るのは金城武中村獅童だけという有り様でございます。

そんな状態で見に行ったレッドクリフ。でもたぶんこれって巷で言われてるように三国志の「赤壁の戦い」じゃなくてジョン・ウーの「レッドクリフ」なんだろ?だからきっと大丈夫!ジョン・ウー映画として面白かったからOK!
というか冒頭にそこまでの戦いの経緯の説明が入るけど、何が何だか全く判らない。曹操が悪人って事でいいのかしら?たぶん劉備はいい人のような気がする。(そりゃそーだ)
とにかく見ながらすごく頑張ったんだけど、なかなか顔と名前が一致しなくて、キャラが画面に出るたびに名前を思い出してキャラを思い出して‥‥とものすごい変換を頭の中でしながら鑑賞。でも話は判りやすかったからその辺は大丈夫。とにかくキャラの顔。RPGゲームみたいにみんな頭の上に名前出しといてくれないかなあ。名前さえ判ればキャラは判りやすいから全然平気なんだけどさー。ホント、欧米人がアジア人の顔の区別がつかないって気持ちがすごくよく判った‥‥。あと鎧が色とか似てるから敵味方の区別がつかなくて困ったw
 
話はそんなに簡単にまとめちゃっていいのかなーと思うくらいエンタメよりなアレンジな気がする。何か合間にきっといろいろあったんだよな。まあ判らなくはないからいいや。というより殆ど全て「キャラクターもの」で見ていいくらいキャラがたってるんで、そこだけでも十分楽しめた!
関羽の戦い方がスタイリッシュでカッコいいんですが、趙雲が漢すぎ!つか赤ん坊死んでんじゃないかと思ってハラハラしたけどw
えーと金城のイメージがあるんで孔明はちょっと意外な気がしたんだけど、意外とハマってるのかな?他の人も。小喬の人がくせのない顔立ちなのにすごくエロくて‥‥というかお色気担当?なんだけど、周瑜との絡みシーンはともかくとして、ケガに包帯巻いてるだけでもエロすぎ(笑)そういうシーンはないと思ってたからちょっと意外だったというか、判りやすく絡みシーン一ヶ所と判りにくいエロシーン一ヶ所って感じで‥‥(笑)
劉備がちょっと普通のオッサンぽくて、他の人に交じると判んなくなるのはちょっと困った。2時間半程度の映画見てて無理やりキャラの名前を思い出さないといけないはめになることなんか滅多にないよ‥‥(^_^;)
内容はわりとストレートだけど画面はカッコよくて、初っぱなからものすごい重厚なアクションシーンが延々続いてんだけど、もうさすがジョン・ウーというか、いちいちカッコよすぎというか、画面構成やらスローやハイスピード撮影やらがやたら凝ってるわりに判りやすいしマントあしらいもカッコいいし、それだけでお腹いっぱい。とにかくスケール感が凄かった。ロケ大変だったろーなー。
どうでもいいけど、この映画見てNHK大河の「風林火山」が、合戦シーンでどんだけ頑張ってたか、妙に実感したよ。予算とスタント的なノウハウさえあればこういうことがやりたかったんだねえ‥‥。何がやりたかったかは、ホントよーく判った。あれでもNHK大河の枠の中ではかなり頑張ってたと思う、うん。

中盤の孔明の交渉シーンや周瑜の屋敷で琴の共演をするのとか、一応いろいろ意味あるっぽいし、たぶん映画だけ見てると必要なのかどうかもよく判んない部分は、三国志が判ってたら楽しいんだろうなあ‥‥こういう何かあるのは判るんだけど100%楽しめないのって悔しいなあ。ちぇ。
ドラマ部分はわりと伏線だったり、原作の拘り部分だったりするんだろか。まあ時々眠くなって困ったけど。
曹操の判りやすい「絶世の美女を手に入れるために戦争始めました」も、えーって感じだったよ?いいんだ!(笑)
後半の八卦の陣はちょっとコーフンした!その前の軍義の様子やお互いの読み合いの見せ方とかいろいろ面白かったし。その上で判りやすく曹操軍が連合軍の罠に嵌められて追い詰められていく様をああいうビジュアルで見せてくれてるのはちょっと凄かった!まあただ孔明さんの戦略はどれもなんだか漫画っぽくて、全くリアルでなくて笑っちゃったけどさ(笑)
でもまるきりスーパー人間大集合的な各キャラの活躍があって、それは面白かったし笑った、いや楽しめた!つか、ねーだろよ!あれ(笑)映画冒頭の戦いの時は普通だったのに!(笑)
最後の追い詰められた曹操軍のあれは、思わず「300?(スリーハンドレッド)」と思っちゃたけど(笑)、やっぱり300人の屈強なスパルタ兵じゃないからあっさりあの包囲陣も破られちゃって‥‥って、結局破られるんか!
いやーとにかく、キャラの見せ場連続と思い切りのいいテンポのアクションで話の流れどうこうより、見ててスッキリ。
最後はやっぱり鳩!白い鳩!(笑)まあサッカーにも笑ったけどさ。西暦200年くらいにサッカーはあるのか?あれって蹴鞠じゃないだろよ‥‥ってのはご愛嬌か(笑)
後編も楽しみです。全く三国志知らなくても大丈夫。たぶん。話の展開も結末も知らないけど大丈夫、たぶん。一応曹操の大敗で終るらしいとは相方に聞いたよ。それだけ聞いとけば無問題。川中島とは違うのだねw
あと岩代太郎の音楽が大変よかったんでサントラも買いました。さすがエイベックス、音楽には金掛けてるっぽいw