http://kageki.hankyu.co.jp/special/ukihashi/index.html
■出演：瀬奈じゅん・霧矢大夢・羽桜しずく
今年も行って来ました。お正月だからｗ ２階のS席だけど、わりと真ん中近くの見やすい席でラッキー。
今回のはワシら姉妹、源氏物語については全く疎いもので、話自体はそんなムヅカシイ話じゃなかったけど、なんかそんなには楽しめなかったです。だって結局二人の男が一人の女を取り合いする？話だしなぁ。源氏物語自体を知ってたら周辺事情とか面白いのかも？あとオレちょっと寝不足だったんでウトウトしたかも。スンマセン。
歌と踊りはさすがに華やかで、衣装が和服だからそんなにキラキラとはしてないんだけど、補色で色味の派手な柄が多くて、それで群舞とかするから目には楽しかったです。音楽といい衣装といい派手さ加減が平安調というよりはちょっと中国風っぽい気もしたけど、それはそれで面白かったよ。
それよりも、今回はレビューの方が楽しめた！今回はサイコーです。メインが時代物の時はレビューが派手なのかなあ。バランス？去年の「蘭の星」はそんなに好みではなかったけど、今回みたいなのは好きです。まさにザ・宝塚！「ファナティック・ショー」って、なんだ？つかショーとレビューって違うの？
あと音楽がショーの時は指揮者が替わって女性になってたけど、こっちの方がよかった気がする。生オケピはいいねぇ。
初っぱなから大階段が出て早変わり＆大人数の群舞が超派手で、物語というよりはほぼ歌と踊り。オレの好みとしては語りの入る小芝居がない、こういうスタイルの方が好みなんだけど、いかんせん年一鑑賞の人間なので好みの時に当たればラッキーなのかな。その辺は全体のバランスなんでしょうかね。見てる人は全公演見てるような物だろうし、宝塚って。一昨年見た宙組のグランドレビューもすごくよかったけどね。
公式の解説には「"Apasionado"はスペイン語で「熱い」「情熱の男」という意味。「熱」をテーマに、熱いリズム、熱い血潮、燃え上がる恋、嫉妬の炎、命を賭けた情熱など、様々な「熱」の形を具現化した、情熱的でエネルギーに満ちたダンシング・レビュー。」とありますが、まさにスパニッシュ・異次元・ファンタジー！
シーンごとにお話的な物はあるけど、それがちょっと脈絡なかったか？歌と踊りだからそんなに違和感はなかったけど、何を表したいのか判らないとこがあったくらい。プログラム買ってなかったから余計に。
いやーでも衣装は色味もキレイだしカッコいいし、派手で大掛かりで、何となくメインの公演もそうだけどたくさんの人数で踊るところをキレイに見せてる感じがあって面白かった！月組がそういう感じなの？
毎回レビューの最後の大階段は、たたみかけるような「キラキラ」と「羽」のインフレ化を楽しみにしてるんですが、なんかもうわけ判んないね！キラキラしてるってだけでハイになるよ！やっぱりキラキラしてないとねえ、宝塚は。
衣装は全部良かった。定番的な白×金のレビュー衣装はもとより、途中の黒とピンクの衣装もいいし、羽もスバラシイ！（羽しか言わんのか）数人の群舞の時の薄紫のグラデの衣装がすごくキレイだったー。
あとは最後の群舞の衣装のくすんだオレンジと白ってのも超キレイ。でも手持ちの物は光る扇子よりはリボンと花束？の方が好きかなー。
それにしても男役のキラキラスーツに腰ミノのようなフリフリレースって、よく考えたら（考えなくても）ミスマッチすぎてすごいよｗ スカートなのかパンツなのか。
群舞といっても乱舞する感じじゃなくてキチンと並んでる感じの振りだったせいか、揃って踊るところもキレイでよかったですよ。
最後はメインのスターが出てくるたびにどんどん白のキラキラ度が増してってって（妹が言うにホワイトイリュージョン）、最後はレインボーのキラキラ！レインボーイリュージョン！（笑）レインボーのキラキラの衣装が眩しくて何が何だか。キラキラというかビカビカ。しかも羽、羽スゴすぎ！レインボーのキラキラスーツの後ろに真っ白なクラゲがくっついてるような巨大な羽が！カッコよすぎる！！やっぱ羽だよなあ、見た目で判るスター性！大階段はスバラシイ！
ああ今回も大満足でした。やっぱり大きな羽と極限までのビカビカキラキラを見ないとねえ。
あ、これこれ→ http://www.nileport.com/products/details/1625/1.html
なんだかんだで毎年お正月に宝塚を見始めてもう3回目ですが、それでもウチら姉妹は特にヅカにハマるわけでもないんですけどね。スターの名前も覚えないし。
でも来月の「太王四神記」はB席でいいから見に行こうかと思ってます。ちょっと面白そう。（ドラマ見てないけど）
