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ジョージ秋山でリアルタイムにちゃんと読んでたのって「浮浪雲」とか「花のよたろう」辺りだと思うんで、たぶん銭ゲバとかアシュラはコミックスで読んだのかなあ。（それにしても小学生だから記憶があいまい‥‥）
で、今日の番宣番組はあえて見ませんでした。いやあえてって言うほどじゃないけど、基本そゆの見ないし。（それなのに直前にアレを流す日テレよ、明るくやってるって言っときたいのか？それとも大事なのは視聴率ズラか？ｗ）
ぐだぐだ言ってますがそういうことで、ジョージ秋山は判ってるけど原作あんまり覚えてないので何とも言えないのですが、松ケンは凄すぎですよ。つか、なんか見ててほんとに風太郎が可哀想なやつ過ぎてたまらんですよ。アバンだけで泣きそう。
あの派遣社員のトモロヲも凄すぎ。人んちに押し入って金を盗もう、見つかったらぶん殴るってな具合に追い詰められた感じが何の説明もなくても伝わるというか、何の借金かっていうのを一言も言ってないのが潔すぎるというか。そりゃ、ギャンブルだろーけどさ、そこまで落ちる人間の借金ってさ。説明しない方が凄みが出るってまさにこれ。風太郎もだけど、演技で全てを語りすぎ。
唯一ホッと出来るのは伊豆屋食堂の場面だけだったけど、あれは今後救いになるんだろうか。風太郎が救われなくてもいいけど、オレたち視聴者的な救いね。いいけど漁師町で捨てられてる魚の定食とか出す定食屋ってー？おいおい自分で言うなよ。
クラスメートには貧乏だと虐められててもキチンと正しく善悪を教えられて、親からも他人からも愛情をもって見守られててもああいう風になってしまうのは一体何がいけなかったんだろうとしか‥‥
緑の正論っぷりも風太郎を傷つけるんだよな。なんかムカツクよって言ったらオレも風太郎側なのか？ｗ 現代設定で造船所経営で大金持ちってないんじゃないか？って気がするけど、まあそれはそれで。いかにもなキツイ3Kの工場仕事っていうと、やっぱりそんなとこかなあ。
今回は風太郎の現状と過去描写がメインみたいな感じだったから本題は次回からかなー。この不況の世の中にあえてこんな話をやる意味をこの目で見たいです。（エライ大層な）
美しいものが好きだという風太郎の心の叫びは本当だと思うから、だからこそ一番大事なのは「金」だという風太郎は単に本心を隠して露悪的なのか、それとも真実の探究者なのか。
一応公式確認ついでに松ケンの「あいさつ」読んだけど、なんか意気込みもすごすぎて、この人ホントに23歳？って気になるよ。
今月の日経エンタの囲みインタで風太郎は模索しているキャラだとか、問い掛けに対し答えじゃなく説明をしていこうとする作品だとかそんなことを言ってたんですが、それ見て一体全体、松ケンとこの作品はどこに行こうとしてるんだろうと非常に興味を持ったんで、どんな話になっても先が楽しみです。
どうでもいいけど、間のDoCoMoのCM（松ケンバージョン）やめてくれんだろか？
あ、ズッキーはどこに‥‥と思ったけど今回は背中しか出てないんじゃないか？
