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機動戦士ガンダム00 2nd#25「再生」(終)

http://www.gundam00.net/
あー良かった、誰も死んでなくて。というかコーラサワー、生きてたんか!ビックリ。しかも姐さんと結婚って、これまたビックリ。(←これが見終わって一番の衝撃!w)マネキン准将(昇進おめでとうございます)みたいなキャリアウーマンに、ペットの子犬のコーラサワーってのはそれはそれで納得だけど。やー、いいなー(笑)
ロックオンやアレルヤは死んでなさそうだったからともかく、刹那も生きててよかったよかった。あ、カタギリさんは自決ですね。ザ・サムライ!ブシドーを見たよ。この人がアロウズの責任者ポジションなんだっけ?
リボンズのMSが裏返ったらガンダムっていうか、ガンダムがジム背負ってる感じ?MSの区別が付いてないからイマイチよく判んなかったけど、まあ何となくはわかったよ。刹那のエクシアはスメラギさんが射出指示したやつだよね?違った?(よく判ってない)スメラギさん、最後にいい予測した!でもってリボンズの疑似太陽炉は本物みたいに量子化はしないってことか。どんな科学力だイオリア・シュヘンベルグ
あの二人の戦いはニュータイプ的な感じじゃなく、何となくF1マシンの1位2位争いみたいーと思ったけど、トランザムがあるからF1というよりはサイバーフォーミュラ的?ロボットの戦闘シーンというよりレースみたいなんだよな。もうスゴすぎ。追っかけるのがやっとですが、描いてるアニメーターもスゲーなー ( ゚д゚) 演出も素晴らしいですね。
前半というかもう話の殆どがリボンズVS刹那だったのは、結局この状況の歪みの中心が勘違いイノベーターのリボンズのせい‥‥ってことでいいのかな。これもイオリア計画のうちと言われたらそんな気もするけど。
監視者アレハンドロ・コーナーに付いてたリボンズが結局コーナーと同じくもともとのポジションを逸脱して自分の野望を持ってしまったわけだけど、やっぱり末路は同じっつか、計画通りだったのか逸脱行為だったのかわかんないけど、まあその辺はお話なのでそういうことでいいや。
リボンズは判りあうことを拒否して管理する側になりたがったんだけど、世界が統一されようとしてるあの状況で、なぜそのリボンズがダメなのか、ってことはちゃんと描いてたし。ソレスタルビーイングの存在意義と罪の重さもお話として正しい最後だったしね。
 
00って、「武力による戦争根絶」とか「理想論で語る世界平和」を"物語として"描こうとしてちゃんと描ききれたと思うんだけど、それは矛盾を抱えながら生きていくには、その矛盾と向き合って、どうすれば最善かを"考える"ことだと言い切ってるのは正しいと思うのですよ。そのための刹那とマリナ姫、沙慈だったというのは、1stからの地道なキャラ造形の上手さってのはあると思うし、それがキチンと一つにまとまったのは、大枠は黒田さんだと思うけどホント上手いなぁ。
1stでは一体どこに行きたいんだろうと思ってたけど2ndで格段にその辺の描き方がはっきりクリアになったんで面白くなったと思うんだが。
で、テーマとしては刹那とマリナと沙慈だよね、それを背負ってたのは。まさか1stの時には沙慈がこんな重要ポジションになるとは‥‥
マリナ姫の理想的平和論は、刹那やシーリンと行動して不戦で理想を言うことの裏で誰かが戦ってるのを知ることで言葉以上の信念になったんだし、全くの一般人だった沙慈が否応なく巻き込まれた戦いで、自分の幸せや平和を手に入れるためには時に戦わざるを得ないってことを体験し、刹那がそういう人たちの理想を守るために戦うことが矛盾であると知りながら、でもその「平和のために血を流すこと」を平和実現の矛盾=罪として背負って戦うことを自分の存在意義とする、そこに至るまでの悩みや迷いを最終的にソレスタルビーイングの人々が引き受けて、そういう人類進化のための捨て石みたいな監視者として生きることを選んだというのが、一つの答えとして正しかったと思うのよ。
1stの時の印象だと戦争根絶のための武力介入なんてどうなることやらと思ってたんだけど、話としては最終的に「個人の在りようの物語」だからか、2ndでキャラ寄りの話になったのは成程って感じ。マクロからミクロ、世界から個人へ‥‥で、個人が「考える」ことで戦争根絶=世界平和は実現するってことだもんな。
平和は与えられるものではなく自らの意思で勝ち取るもの、もしくはそうやって誰かが戦ってることを知ること、沙慈が言ってたのはそれをひっくるめて「考える」ってことだし。沙慈萌えで見てたオレとしては大満足です。ああ良かったなぁ、沙慈‥‥(´Д⊂ヽ
世界連邦が新しくなってもソレスタルビーイングが武力放棄しない限り敵には違いないけど、まあマネキン准将が軍の上にいるんだし、結局"監視する者"ってのは力を持ってないと‥‥というやっぱりこれも矛盾なんだけど、世界は白か黒かじゃないってことなんだよな。
連邦議会にいたのって、カタロンの人はともかく、あれ、リヴァイブ‥‥だよねぇ。生きてたんだっけ?ロックオンはソレビーでガンダムマイスター続けるし、ティエリアヴェーダの中。アレルヤとマリーは何だろ、巡礼?罪を償ったら戻ってくるのかなあ。平和のために戦うことが罪なんだとしたら、プトレマイオスのクルーたちがその後の世界をずっと見続けるのはある意味罰じゃないかと思うのは、マリナがそういう刹那の生き方を「悲しい」って言ってるからだけど。
グラハムくんも戻ってきて、いろいろどうなるのかな‥‥ってとこで続きは映画ですか。そういや木星の話って回収してなかったっけ。もちろん続きは楽しみです。ああ面白かった!
2ndのEDはよかったので、早く借りてくるなり買うなりしよう。

trust you(期間生産限定)

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