そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

超・仮面ライダー電王&ディケイド


初日2回目の上映で舞台挨拶は上映後の回だったんだけど、映画ネタバレありなので、先に舞台挨拶の話から。
DVD付き限定パンフは初回で殆ど売り切れで通常版しかなし。別ブースが出来てて並んでんの。売り場で聞いたら並んでも買えないので諦めました。どんだけだよ。(つーことで地方の某さんにソッコーお願いして確保してもらいましたよ)
とにかくユウ役の沢木ルカちゃんがあまりに美少年過ぎてもう。隣の子たちは女の子だって知らなかったみたい。どっからどう見ても美少年。ホントに男の子だったら‥‥!
 

舞台挨拶@新宿バルト9 10:10の回

 田崎竜太監督、戸谷公人、森カンナ、井上正大、中村優一、桜田通、沢木ルカ柳沢慎吾秋山莉奈篠井英介(並び順)
各人のコメントはどうせ公式に来るだろうからパス。たぶんDVDの特典にも入るよね?ちょっと相当アヤシイですが覚えてるとこを何となく。時間は押し気味で30分弱だけど、盛りだくさんのてんこ盛り過ぎて把握出来てないよw メモとっときゃよかったか?まさかここまでハチャメチャだとは‥‥とにかくおかしな舞台挨拶だったのは、全て慎吾ちゃんのせいでした!他の回の挨拶でもこんなんだったんだろか?
ドーリ、まーくん、きみちゃん‥‥って感じで主要メンバーから挨拶してって、最後の締めがちゃんなか。
井上くんがどうも相当緊張してたのか、ちゃんと喋ってはいたけどかなり息が荒かったです。他のメンツはだいぶ挨拶慣れしてるし、ドーリやきみちゃんにしてもイベント自体は慣れてるから、その辺は楽勝っぽかった。
戸谷きみちゃんは客席の反応というかファンが多かったみたいで、挨拶の最後に「海東は泥棒なのに今回は何も盗んでませんでした。でも代わりにみんなのハートを頂きました!」といって投げキッス?みたいなアクションをして大ウケw
あとカンナちゃんも相当緊張してたんだけど、そこでライダーシリーズをよく知ってるいつもの司会のおねーさんが緊張をほぐすツボでもあればいいですよねぇ、と話を振ったら「笑いのツボ!」といってカンナちゃん、両隣の戸谷&井上に同時に笑いのツボ攻撃をしたんだけど、両者無反応。アレッて感じでもう一回やったらまーくんが隣にいたちゃんなかを盾にして躱し、グダグダにw きみちゃん(だったかな)が「笑うとしんどいから」という理由で笑わなかったと言い、他の人にはイマイチ「笑いのツボ」ネタが判ってない感じ?
でもって舞台挨拶なのに慎吾ちゃんが喋る喋る、殆どトークショーの裏話状態。ちなみに野太い声の声援ありw
映画のオファーが来て現場入って、田崎監督いのくまカメラマン照明さん音声さんなどなど‥‥各スタッフさんとの挨拶から始まって(ずっとモノマネ説明状態)ライダー役ってことで変身するから変身ポーズを考えなきゃってメイクさんに言われたから監督に提案してリハの時にやったら却下されたとか、2時間の映画なのに(監督に80分ですと訂正入れられる)片道4時間かけて下田にロケに行ったけど、メイクしたのに雨が降って結局中止で温泉入ってというある日の慎吾ちゃんの一日‥‥を延々と喋るの。ちなみにその話が一番ツボに入ってたのはちゃんなか(笑)
しかも監督から上映時間の訂正が入った時に慎吾ちゃん、笑いのツボに入っちゃって、喋れなくなったら司会のお姉さんが「今ごろさっきの笑いのツボが効いてきたようです」とかいうし!(笑)
あとは映画で「あばよ!」と言えたとか、警視庁24時が出来なかったとか(しなくていいと突っ込まれる)、ミミヒコ‥‥というかシルバラの鬼の金棒が重くて〜(といいつつ子供の頃学校の評価を引き合いに出してきて延々説明)そんな落ち着きのない子供にあの重い金棒を持ってじっとしてろと監督が言うんですよ!とか責めてみたり、フリートーク過ぎ(笑)
その後特別ゲストとしてイマジン連中がやって来て、(たぶん中身本物だろうと思うんだけど)ちゃんなかはデネブに懐くし、ドーリはテディにべったりで「テディ大好き」とか言ってるし。そこでまたまた慎吾ちゃんが「金色と銀色は‥‥?」とか言い出したら、慎吾ちゃんの後ろに立ってたキンタロスが自分を差してみんなで「ああ、キン!」とか言って盛り上がってるところに、慎吾ちゃん、「そういやさっき挨拶したら、お辞儀した拍子にツノが刺さって‥‥」とかトークを始めるし(笑)一応兄貴の篠井さんを気づかったりしてたけど、篠井はもう慎吾ちゃんにおまかせ状態。
だいぶ時間が押してきたので最後にドーリとまーくんにと司会が振ったのに当たり前のように前に出る慎吾ちゃん(笑)何かいろいろあり過ぎて覚えきれないw 各人コメントもそこそこ面白いこと言ってたけど覚えてないので雰囲気だけってことで。とにかくこの舞台挨拶おかしいのでDVDに入れて下さい(笑)
もう記事が上がっとるね。(これはたぶん9:30の回のかな)

あ、今回のこれも。
  
 

電ディケ本編

全く前情報入れずに鬼退治ネタ‥‥ってことしか知らずに(公式ムック本は買ったけどPインタとDCDキャストの分しか読んでないし)見に行ったけど、もー全然電王だった!面白かったー!
監督が田崎さんだったんでちょっと心配してたんだけど、いつもの田崎演出でなく控えめというか普通だったんでホッとしたよ(笑)前半のユウを追っかける鬼の手下たちのシーンがちょっとテンポ悪いなぁと思ったくらいで、あとは全く問題なし。話も面白かったし、お遊びも健在。
ストーリーはいろいろ誤魔化されてるような気はするけどキニシナイ!(笑)つかちょっとあちこちカットされてる気もするし。巻物の話、一回しか出てないぞw
DCDの電王編後半をまだ見てないから士くんたちと電王キャラの絡み部分は何がどうなってるのかって話だけど、映画自体のストーリーは「電王」として独立してるんで全く問題ないです。
でもって、オレがさら電以降のこの電王シリーズに全く抵抗ないのかっていうと、基本的に”佐藤健の良太郎”ってことに拘りがないからで、サトタケが出てようが出てまいが琢也くんだろうが、それが「野上良太郎」であればまったく気にならないからなんだよね。だからこのまま幸太郎と琢也くんの良太郎で(&コハナも)イマジン引き連れてデンライナーで旅してて全然OK。問題なし。つかすでに今回のデンライナーチームの時間軸って、全く判らないよな?(笑)良太郎が小さくなってて、その姪のはずのハナが小さいままで、オマケに幸太郎がいるとさ。一応良太郎が19歳だから2009年の話ってことか?w
とにかく「電王」という物語、作品として楽しくて面白ければそれでいいのだ。
つまりそんな映画でした。
一応まだ初日につきネタバレなので以下隠します。もう一回は見に行くよ!
 
 
ということで良太郎たちは脇で、ユウを主役にしたかなり真っ当なジュブナイル。亡くなった母親の面影をいつまでも引きずってて、東京から田舎に越してきてその田舎に馴染めずにいたところを鬼一族に狙われて、デンライナーに逃げるように乗り込むけど、そこで冒険して戻ってきて、自分の居場所を確かめるところでちゃんと成長してるという、いいジュブナイルでした。
確かに監督が言うようにジュブナイルって言うのは少年少女の大人になるための通過儀礼の冒険物語で、非日常の体験をすることで自分の日常を見つめ直すものだから、そういう点ではこれまでのお祭り映画ではなく、ちゃんとした映画だったと思う。つか構想からどれくらいの期間で仕上がったのか知らないけど、よくこのレベルで作品として成立してるなぁ‥‥と感心。(ユウの素性に関してはオマケ的なファンサービス設定だと思うんで、出来自体とは関係ないと思うんだ)
全体にはいつものイマジン劇場ではあっても、主人公のユウの寂しさや田舎に馴染めない気持ちや疎外感(こういとこ、ガメラもそうだけど田崎監督は妙に上手いとは思う。ただそれが全体だとまとまらないだけで)からどこかに逃げ出したいけど逃げられない気持ちが、良太郎や幸太郎たちに出会うことによって別の世界があることを知る。トキに母親の面影を見たのは偶然(必然?)かも知れないけど、そこで自発的に自分が変わらなければ状況は変わらないんだとうことを知り、些細なことでも(この場合虫か)自分から克服することで成長を実感出来るというのは判りやすいと思うしね。
でもって、このユウの成長に、イマジンたちは全く関係ないんだよね(笑)良太郎や幸太郎、デネブですらユウの内面には関わってなかったように思うけど‥‥(あんま自信ないからもう一回見返してみないと)
オーナーの意向で母親に会いに行ってもいいと言われたのに、そうしないで自分の時代に戻るというのもそれがすでに昔の自分の願いなわけで、今のユウには必要ないんだよね。ここは一番いいシーンだと思いましたよ。
そのユウが実は桜井侑斗だった‥‥ってのは、意外なところで侑斗の過去の話、TVシリーズとつじつま合うのか合わないのかって言ったら、合わないんだけど(笑)、そんなの関係ないよな。デネブとの願いは約束だった‥‥ってことで、最後に侑斗にちゃんと繋がってはいるけどさ。デネブは別の人に付いたつもりだったんだけど、結局子供の頃から侑斗のイマジンだったってことなんだよなー(笑)
あとそうなると、なんで桜井さんだったのか‥‥という理由にはなるよね(笑)そういう過去があったとすればって話で。そりゃ、イマジンだの時間の列車だのいう荒唐無稽な話をいい大人でも受け入れるよなあw
それをTVシリーズの侑斗が知らないのはしょうがないけど、最初からそういう設定だったらすごいっつか、そう考えると、電王って良太郎の話でもあるけど桜井一族の話でもあるってことだよな。トキの子孫は江戸時代の愛理さんとくっついた桜井さん似のお侍か?w
映画でユウのいる時代がいつだって明言されてなかったのはそういうことで、パンフ見たらちゃんと80年代ってありましたよ。
設定的には音也たちの時代だから、東京に行けばきっと音也たちがいるはずなんだよなーなんて、まあそんなお遊び的なことも考えられたり。つかコレってほとんどスピンアウトの桜井侑斗物語だもんな。
 
あとはもう、イマジンたちは相変わらずというか、関係ないよな何もかもw DCDの電王編の続きって言うけど本筋には関係ないし、まあ何かあって時間が歪んで鬼退治されない鬼が‥‥って話だもんね。いつもの電王フォーマット。
たぶん脚本には書かれてたんだろうけどカットされたのか、イマイチ話が分かりにくくなってるとこあった気がしたけど、要するに鬼がトキたちの村を滅ぼして、トキが死んでしまったからその子孫であるところの侑斗が消えてしまったって話であって、そのかわりのユウなんだよね。何でユウは消えないのかとは思うけどw
でもってジークが憑いた士があまりにもカッコよすぎるとか(まさに王子!)、士に連れられてくるジークおかしすぎとか、次狼・力・ラモンに憑いたあの3匹があまりにもハマりすぎ(爆笑)とか、いいけど次狼ってば最後のウルフェンの生き残りって言ってたけど、最後の一匹になったののつい22年くらい前じゃなかったっけとか(笑)
そういや光写真館もどうかって話だけど、ユウスケいたっけ?いなかったよな。留守か?
モモは拗ねてるというか鬼に間違われるってお前オニだろとか、むしろクチヒコ・ミミヒコ兄弟が何で鬼なのか教えて欲しいくらいだし、そんなことでそもそもオニが鬼退治ってオカシイよな?
おまけにディケイドに取りつくモモが俺参上って、何が何やらこの辺でもう判らなくなったのに、デネブまでNew電王に‥‥ストライクフォームのデザインが好きなので胸の飾りは余分ですよ!(笑)
何しに来たのか海東くんはなんでG3-X、コーカサス、王蛇なのかと思ったら色か!とか(笑)ところでG3-Xってよく考えたら召喚出来ないだろよ(笑)何かもうハチャメチャすぎて、オマケにてんこ盛りフォーム最終形態、羽根付き!(爆笑)
そういやデンライナーチームの騙し作戦もハチャメチャすぎ!
あれに騙されるクチヒコ哀れ‥‥と思わざるを得ないようなバカ展開!つか流れ完全にぶった切っててバカすぎ!リピート映像もっとバカすぎ!爆笑!
しかもミミヒコの最後、泣きの場面のはずなのに「アバヨ!」のアドリブひとことのせいで爆笑シーンに!w いや、バックボーンは全く判んないんだけど、普通になんとなくクチヒコ・ミミヒコの兄弟は可哀想だなーとまで思ってたのに!何もかも台無しかよ(笑)
突っ込みどころはもうイマジンネタについては突っ込みようのないストーリーの一部過ぎてどうにもおかしすぎるんですが、まあ一番意味が判らないのは、現代の鬼ケ島がどうして時を駆ける巨大戦艦なのか?ってことですか。(笑)
過去の鬼ケ島もそうだったってことなのかな、その辺すっ飛ばしてたけど。なんで鬼ケ島が戦艦なのかというより、クチヒコとミミヒコがどうしてそれを操れるのかってことだよなー(笑)まあそんなこと言ってもって話ではあるけど。その時間を航海する戦艦はどっから来たんだよ‥‥(笑)
 
あ、キャスティングはもういつも東映ライダーチームは言うことありません。
琢也くんが良太郎でも全く文句ないっていうか、ものすごくサトタケに似せてるよな。特に森でユウに話しかけるところなんか、イントネーションといい健の言い方そっくり。ちゃんと中身は19歳の良太郎なんだもん。環季ちゃんのコハナはもう元が何だったのか判らないくらいだし、アッキーナも意外と声が良くて演技もできるんで全く問題なかったしな。
でもってルカちゃんはホントに男の子みたいで、目力の強さといい雰囲気といい、今パーフェクト!本当に東映は外さないなあ!w
いつも本気だけど、今回は相当本気度高いよね。もうさすがとしか言いようがありません。このまま超電王シリーズ、続けて欲しいです。(電王公式ムックの白倉インタビューで言いたいことがあるんだけど、今時間ないから忘れないそのうちに)白倉さんは当分超電王担当でいいですよ。東映の第3のラインでねw