そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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侍戦隊シンケンジャー#12「史上初超侍合体」

http://www.toei.co.jp/tv/shinken/http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/
『流ノ介、茉子、千明、ことは‥‥お前たちの命、改めて預かった!』『俺の命、お前たちに預ける!』


リアル「迷子」の殿(萌えキャラ?)よりも流ノ介はおいしすぎますよ!殿が『初めてお前に感心したぞ!』って!(爆笑)良かったなぁ流ノ介(笑)
十臓の出生の秘密がたかがゲスト外道衆のウシロブシにさらっとバラされちゃったり、殿の家出が特に何も学ぶことなくあっさり戻ってきちゃったりとかしてる間に、「流ノ介の”超侍合体解説”」なるものを作って披露というだけで、何もかも流ノ介が面白かった!という印象になっちゃうもんな(笑)あ、そこまで言うといいすぎか?一応話はおもしろかったですけどね。
まあただ面白かったんだけどー、殿が家臣一同の命を改めて預かるって宣言に「もとより!」、自分の命を預けるということに「まかせろ!」とは答えてますが、結局それって殿の覚悟の気持ちの問題でよかった話‥‥ってことですね?他の家臣はあそこに来た時点でどういう「覚悟」か判ってないだけで覚悟は出来てたんだから、なんだかんだ言いつつ一番覚悟が出来てなかったのは殿っつー話だったもんな。今回やっぱり「逃げた」って言ってるしw 逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ‥‥殿、逃げ出した後。(笑)
うーんまあ、戻ってきて改めて家臣たちとの絆を確かめあうのはお約束というか水戸黄門のごとき予定調和ではあるけど、水戸黄門でももうちょっとマシな殿の翻身に対する根拠くらいは入れてくれると思いますよ?(シリーズにもよるけどあれの脚本は相当上手いですから)まあ父親の教えの紙飛行機のごとく、殿は志葉家十八代目当主の重責に耐え、落ちることなく志葉家を支えて行かねばならぬ、殿はやっとその覚悟を持ったって‥‥ってことですかね。
話としては判るんだけど、カタルシスをくださいよ、靖子たん。
 
しっかしホントにドウコク様はダメダメだなあ!(笑)
十臓がちゃんと筋を通して断りを入れにきたのを適当にあしらっておいて、それでいて邪魔されたって怒るなんて。肝っ玉小さいなぁ!昼間っから酒かっくらってゴロゴロしてるし、ダメ人間、いや外道衆としては正しいのか?(笑)
それにしても十臓が半人半妖なのをあっさり出しちゃって、いいんだけどそこからまた何かドラマを膨らませすんじゃないの?まあ面白くはなってきたけど、ボウケンジャーの高丘映士じゃないんだからさー(笑)今度はどっちですか?お父さんが外道衆なのかしらん?でもそれだと人間の女を手込めにした‥‥って話になりそうよ?靖子たんのことだからどんな血なまぐさい悲惨なドラマがあるのか。映ちゃんはお母さんがアシュだったから結構ロマンチックだったけどさ。
なんかとにかく今流ノ介でもってる気はするなぁ。相葉ちゃんはさすがに生身の殺陣も身のこなしが良いし、変身後のおっしーの芝居もステキなので、見てて一番楽しいよ。あの解説書見ながらの合体変形は誰アイデアだろか。脚本指定かそれとも諸田監督か。なんつか、もうニノ目のウシロブシのことなんかどうでもよくなるくらいに面白い絵面ではあった。
つか、外道衆のみなさんは等身大で負けたから巨大化してるのに、巨大化した外道衆よりもデカいテンクウシンケンオーって、もう外道衆はどうやったって勝てません。巨大化してスペック上がるわけじゃないよなあ、外道衆って。


予告。
一応一区切り付いたってことでガールズ話ですね。どうもイマイチ好きになれないキャラ造形なので、面白い話ならいいんですが。