そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

侍戦隊シンケンジャー#14「異国侍」

http://www.toei.co.jp/tv/shinken/http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/
『レッツ武士道!』


相当子供向けの話だなあ‥‥とボンヤリ。ブラウンが外国人だとかいうことより、大人として、人としてあまりに馬鹿すぎて、マトモに相手をしてる流ノ介までアホに見える。そんな輩に侍の心得を説かれても‥‥って気に。なんかいろいろ間違ってる。
大体そもそも、浮かれて侍志願してきたニッポンかぶれの外国人観光客(だよな)を追い返すという名目で稽古を付けてその厳しさを思い知らせようってはずなのに、本気で相手しちゃイカンだろう、流ノ介。というか、流ノ介は「師匠」といわれて調子に乗るキャラだっけ?いや、そういうキャラってことでいいんですか?大和屋さん?
シンケンジャーの使命を深く知らしめたいという覚悟の元で流ノ介がブラウンに何かを伝えようって言うのならともかく、当のブラウンさんの方は、何一つ学んじゃいませんよ。学ぶ気もないですよ?むしろ反省してないのは外道衆ではなくブラウンさんです。彼は明らかに侍に憧れてるだけですよ。
それならまだ侍に憧れて日本にやって来た、そこで運良くシンケンジャーと遭遇したっていう設定くらいは付けて欲しいものです。彼のトンチンカンな修業風景にそういう含みを持たせることくらいは出来るはずよ?ちょこっと彼が日本に来た理由くらい語らせてもいいじゃん。それで流ノ介がいつものごとく感銘を受けて感激して本気で稽古を付ける気になったって話なら、千明たちがどう言ってようと流ノ介としてはブラウンを信じるって話でいいと思うんだけどさ。そういうの何もなしで修業から学ぶこともなかったのに、受け売りの「侍とは諦めないものだ」なんて言われてもなぁ。免許皆伝もたぶんそういう勘違いだと思ったし。
なんかねー、今回の大和屋さんが悪いってワケじゃないけどこの話ではっきり判ったのは、スタッフみんながこんなもんでいいだろうって、手を抜いてるのが判るのがイヤなんだよな。詰められるところを詰めないでお子様ランチもどきになってるのが見てて不愉快なんだよなー。お子様ランチでももっと真面目に作って下さいよ。流ノ介のキャラは立ってるし、今回も流ノ介はとても良かったんですが、だから余計にこれでいいのかなぁって気になるよ。
そういうとこ以外は『参る!』という決め口上を取られた殿の『俺のセリフ‥‥』ってヘコむのはちょっとカワイかったし、千明の突っ込みがいちいち良かった。千明って意外とブレがないなあ。
ドウコク様は相変わらずダメ外道衆ですが、他の外道衆も別にドウコク様に報告なんかせんでもいいから勝手に暴れればいいんじゃないかなあ?今回相当三途の川の水位メーターは上がったと思うけど、被害はどうだったんだろね。外道衆を倒して済みって話か?むしろ外道衆が暴れることの被害はどうなんだろ。
反省してない外道衆はちょっとオカシかったです。お前は遅れてきた2ちゃんねらーか(笑)


予告。千明の話なのでちょい期待‥‥してみる。