そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダーディケイド#18「サボる響鬼」

東映http://www.toei.co.jp/tv/decade/ テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/decade/
『少年、本当の戦い方ってやつを見せてやるよ』


さながらディケイドは「写す鬼」ってとこでしょうか。でもって鬼たちの大師匠の証の薄桃色の胴着を着てる士くんは‥‥って、それはひょっとして朱鬼さんからきてるのか?朱色じゃなくて桃色だけど。じゃあ桃鬼か。桃は桃でもモモタロスじゃないけれどw
鬼に変身し続けたヒビキさんが魔化魍に‥‥って、それまんま、アンデッドの力で変身し続けたらアンデッド(ジョーカー)になっちゃった剣崎じゃないですか。
鬼と魔化魍を一緒くたにしちゃうって、白倉さんもずいぶん乱暴だなあ。(>公式)むしろバケモノの一つである鬼を正義だと発想転換した「響鬼」のコンセプトから言えば振り出しに戻るってことじゃないかって気がするけどな。公式の話はまたまたこじつけもいいところですよ(笑)それだと明らかに同族から寝返って人間の味方をする仮面ライダーとは似て非なるコンセプトだと思うけど、その落とし所が「仮面ライダー剣」ってのは、むしろこれって會川さんコンセプトかな?會川さんの考える「改造設定のない平成ライダー」なるものが、魔の力を以て魔を倒すってことか?まあ白倉解釈だとちょっと違うというか、清めの力と魔の力は同じ力じゃないけど。平成ライダーデビルマンじゃあるまいに。
というかそれって、正義を行使する力の考え方の根本が違うと思うの。會川さんと高寺さんは同じ考えだけど、白倉さんの発想のスタート地点で別のところだよね。だって白倉さんは、「異形の者になっちゃった→じゃあその力をどうする?=自分探し=正義?」からの発想じゃん。會川・高寺は「正義を行う→じゃあその力はどうする?=みんなのために異形の者に=自己犠牲?」だもんよ。
 
それはともかく。
脚本が米村さんで監督が柴崎さんか。どうりで話がサクサクと進んでわかりやすかったし、面白かった。必殺技に新しいビジュアルイメージもさすが柴崎監督ね。カッコイー。
響鬼は好きだけど変な思い入れはないんで(後半も好きだし)、全然OK。オリジナルキャストでザンキ・トドロキ、イブキ・アキラの師弟を持ってきて全然違うキャラでも全く動じないオリジナルキャストの良い意味での拘りなさっぷりも楽しかった!
ザンキさんが生きてる世界はともかく、そのザンキさんの胡散くささが松賢だし、トドロキはオリジナルどおりやっぱり恋愛キャラというかロミオとジュリエットか?イブキさんのあの心無いイケメンっぷりもむしろ渋江風味。バラといい、士くんを「美しい顔立ち」だからイブキ流に相応しいとか、何つかオレの思ってるイブキさんさんすぎてワロタw(響鬼で好きな鬼は威吹鬼さんです)確かにこんな話に拘り屋の茂樹さんとか連れて来られたらちょっと困っちゃうかも(^_^;)
ただデビット伊東のヒビキさんは問題ないけど、デビだと鍛えてるって感じがしないのがちょっと難点ってくらいか。あと弟子のアスムくんが子供すぎるってことかな。せめて高校生くらい、どうせ京介変身体ならちゃんなかでもよかったのになあ!w
それにしてもやっぱり米さんのキャラ立ての発想は二次創作的ですよ。変身解除で裸は当然としても、弟子が幕で隠すってシンケンジャーか!(笑)いろいろてんこ盛りすぎ!監督GJ!
話は3つの流派に別れちゃった音撃道の巻物を海東が狙って掻回し、本筋としては響鬼さんの牛鬼魔化魍化が鬼にとしてどうなのかって話かなあ。ヒビキさんの持ってる巻物は車に殳(そんな漢字はねえ)と手かなw
ヒビキさんがいつも花を持ってるのはそれこそ朱鬼のオマージュ?牛鬼になる時の鈴の音は魔よけの鈴か?いろいろ伏線らしきものはちりばめてるみたいなので後編が楽しみだなぁ。

今回の海東くんはいつもより大人っぽいよ。スカしてるのは米さん流だろうけど大人っぽい作りなのは柴崎解釈か?ザンキさんを「どれ?」って、相変わらず失礼なヤツ(笑)
でもって海東はいつの間に電王のカードを?持ってったっけ。まあ鬼に鬼退治はナイス呼び出しですが。電王引っ張るなあw
それにしてもユウスケがアホすぎてワロタw
夏海ちゃんはまた鳴滝と‥‥ホントに夏海ちゃんは何者なんでしょ。むしろ夏海ちゃんが何かを隠してるとか秘密がありそう。それこそ映画連動ネタか?死神博士の孫ですか?

平成世界のあとは昭和の世界らしいですから>TVシリーズ


予告。テッテー的にヒビキテイストw
なんか判んないけどディケイドとディエンドが太鼓叩いてる‥‥旅の終りってなんか寂しいねえ。